M5Stack ATOM GPSキットのプログラム例がGitHubに公開されているのでダウンロードしてArduino IDEでコンパイルして書き込み・・・と思ったらエラーが出て出来ません。
悪戦苦闘の末動くようにプログラムを直しましたのでそれを公開します。
GitHubの私のリポジトリにAtomicGPSを掲載しました。
オリジナルをフォーク(コピーする事)し、原型を残しながら必要最低限の修正をしました。3ファイル全てに修正が加わっています。
M5AtomとFastLEDのライブラリが必要なのでライブラリマネージャからインストールしてください。
- コンパイルエラーが出るLED点灯箇所を訂正 [AtomicGPS.ino 60行目]
- UARTの受信バッファをデフォルト16バイトから1024バイトに増やした[AtomicGPS.ino 63行目]
- NMEA 0183センテンス解析時のトーカーIDを除外[GPSAnalyse.cpp 247行目ほか多数]
プログラムを作る過程で高度も欲しくなりGPSAnalyseに作りかけになっているセンテンスを追加しようと試みましたが、それならすでにある解析ライブラリをお借りして必要ならそちらに注力したほうがプラスだろうと判断。あくまでプログラム例としてのAtomicGPSにとどめ、本格開発はTinyGPS++をお借りする事にしました。
今回公開した修正版AtomicGPSは最低限動かす事を目的に手を加えました。
まだ認識してる問題点が2つあって、1つは同時に2つ以上のセンテンスを受信した場合に先の1つしか解析されず他は破棄されてしまう事と、もう1つは緯度経度それぞれの北南東西が考慮されていないことが残っています。
特に後者の問題点は大きくて、10進法表記に変換してるもののGoogle Mapsのように±で表現してる部分が欠落してるのでそのまま使うと地球の真裏になってしまいます。もちろんセンテンスにはその情報も含んでいるので考慮することは可能です。
令和2年 2020年も残すところあと数日となりました。新型コロナウイルス感染症の蔓延で静かな激動の年となってしまいました。亡くなられた方もたくさんいました。今もなお感染し治療されてる患者さんも大勢います。そしてそれに対処してる方々もたくさんいらっしゃいます。
令和3年 2021年も厳しい年明けとなることが予想されます。Twitterでは口悪く小うるさくツイートさせて頂いてますが、皆様が平穏無事に過ごせる事を心よりお祈りして年末の挨拶に代えさせて頂きます。
良い年を迎えられますように。
以上で2020年のブログ記事掲載は最後となります。
お読み頂きありがとうございました。来年もよろしくお願いします。