1度は諦めた岩手山登山計画をついに実行しました。
新型コロナウイルスの影響で富士山も北岳も登山できず。ふと思い出した田舎の山を調べたら登れそうだったので計画を立てたのが7月の事でした。
それが当時の情勢で御破算になったのが8月のことでした。
岩手山登山計画が再び持ち上がったのは9月初旬。きっかけは夜行バス料金をネットで見た事でした。
シルバーウィークまでは高値だったのですがそれがすぎると最安値の日が出てきました。
ただ、登山はお天気もあるので直前にならないとわかりません。そのため腹案に留めていました。
具体的に行くことが決まったのは中旬頃。ちょうど現地八幡平市の10日間天気予報が出た頃でした。
人生初の山小屋泊をするために寝袋をAEGISMAX NANO2にするかG3にするかで迷いましたが、岩手山八合目避難小屋の情報を調べると薪ストーブがあるとの事だったので軽量コンパクトなNANO2を持っていくことにしました。
ザックは大きい80Lザック。買ってから1度も使わず保管してました。
登山以外の予定で荷物が増え15kgにもなってしまいました。
最後まで悩んだのがクッカーでした。寒い所では体を温める必須アイテムで食事の幅も広がります。
丸形ポットのMサイズ一式とSサイズの蓋をスタッキングして持っていくことにしました。これでちょうど250サイズOD缶とバーナーが収まったので。
食料は、アサヒプロテインヨーグルト 5本と丸善 タンドリーチキン味3本とマルハニチロ どぐろお魚ソーセージ3本。それとサッポロ一番竹岡式ラーメンに業務スーパーのトリュフリゾットにインスタントコーヒーと粉末茶と山口製菓店 アンドーナツとヤマザキ 薄皮つぶあんパンを持っていきました。
出発日当日。Twitterでは普段通りトレーニングやサイクリングをしてる模様を投稿していたため、まさかその夜に出かけるとは思われてなかったかもしれません。
春日部から電車に乗り北千住で千代田線に乗り換えて皇居の前の二重橋駅に到着。バス出発まで時間があったので地下道を通って東京駅へ向かいました。
以前東京駅丸の内側に来た時はiPhone5で撮影したのですが、今回は昨年12月に購入したLenovo Z6 Pro。とても綺麗でスゴイの一言でした。この時もまだ具体的に岩手山登山へ行くとはツイートしておらずスットボケ続けてました。なんとなくですけどね。
21時過ぎに警備員さんが回ってきて閉鎖されるとの事だったので、バスが発着する東京駅鍛冶橋駐車場 へ移動しました。コロナ対策で駐車場内への立ち入りは発車20分前から。ザックを置いてバス受付案内を待ちます。
初めて来たのですがバスタ新宿と違って平地の敷地。一応待合室や自販機があるのですが狭く、夜行バス到着ラッシュ時間になるとすぐに人で一杯になりました。
私が乗るバスが到着したので受付を済ませて荷物を預けて乗車。そしたら充電コンセントがUSB-Aタイプのみでそのケーブルをザックに仕舞ったままで充電出来ずピンチ。大容量モバイルバッテリーは持ってきていたので最悪下車後にそれで充電しようと思いました。
高速道路のサービスエリアの休憩は3回。佐野SA、安達太良SA、長者原SAに停車しました。運転手交代のタイミングで停車するらしく決まってはいないようでした。
予定どおり6時前に盛岡駅西口に到着しました。 バスに乗ってるうちから寒くて、ザックを受け取ってすぐ上着を取り出して羽織りました。
数年ぶりで西口は初めてなのですが真新しいビルが立ち並び変貌っぷりにビックリ。デッキ通路から岩手山が見えました。
盛岡駅構内を通り過ぎて乗車予定の路線バスの乗り場を確認。
東口3番乗り場6:45発A12松川温泉行きに乗ります🚌
1時間ほど待ち時間があるので駅を散策。
定番の東口広場の駅名の写真をパシャリ📷
東口の光景は以前と変わらないビル街ですね。
盛岡冷麺や矢沢永吉さんやかもめの玉子の看板がありました。
駅構内に入りました。早朝ということもあって人もまばら。イベントの撮影スポットがありました。
南改札口そばの待合室に入ると奇跡が起こりました。充電スポットがあったんです。
スマホをバスで充電できず60%を切っていたので、そのまま登山となると厳しかったんです。
ヤマザキ 薄皮つぶあんパンで朝食を頂きながらスマホも朝食タイムしました🔋
バス到着10分前になったのでバス停に向かいました。
東口広場に出てるとInazo Nitobeの像がありました。5千円札の新渡戸稲造さんです。
名前に稲が付いてたからかはわからないのですが農大卒なんですよね🌾
バスは観光バスのような前扉1箇所のみの座席がたくさんあるタイプでした。
国道4号線の新幹線&いわて銀河鉄道を越えた先で岩手山が再び見えたのでパシャリ📷
国道4号線をしばらく進むと分レ交差点付近に鳥居が見えます⛩️
ここが岩手山 馬返しコースの入り口でバス停もありこのバスも停車します。ただココから登山口まで9kmあるのでマイカーやタクシー使うか余程の健脚じゃないと厳しいと思います。
お盆の春日まんじゅうを買いに来たことがある丹内菓子店の前を通過しました。
洋菓子和菓子どちらも取り扱っているのですが、国道282号線から少し奥に入った場所にあるので長らく売られてることに気が付かず人ヅテで祖母が聞いて知ったお店です。
松尾鉱山資料館に着きました。盛岡駅で一緒に乗車した登山者らしい方がココで乗り継ぎ券を受け取って下車したのですが、どうも八幡平へ向かうようでした。
目的地の県民の森バス停に到着しました。
降りたのは私一人だけで乗り継ぎ券が必要か聞かれましたが当日のみ有効の券でこの後岩手山の山小屋でボッチ泊(笑)だから不要の旨を伝えました。
バス停から登山口まで650mほど歩きます。
岩手県県民の森が見えたのですが、ここでキャンプするにしては誰もいないと思ったら多目的広場だったようです。
みずばしょう園が見えました。
サイトによると3月ぐらいが開花時期のようです。
しばらく進むと公衆トイレらしき建物が見えてきました。
事前に調べた情報だと登山路に入ってしまうと山頂の避難小屋までしばらくトイレが無いようだったので、ここで済ませようと思ったのですが・・・
戸に手をかけるも押しても引いても開かず、おかしいと思って隣を見たら閉鎖の張り紙を見つけました。
急を要してなかったので諦めました。
岩手山 七滝コース登山口前の駐車場に到着しました。
事前調査では水場の確認が出来なかったのですが、公園でよく見かける水道らしきものが駐車場から少し下った場所にポツンとありました。
降りて蛇口をひねると水が出ました。
そばには元栓があって水道水と書かれていたので飲用可能のようです。
下山後に靴を洗ったりも出来るので便利です。
登山路に入る前に腹ごしらえと入山準備。
靴紐上まで締め、トレッキングポールを伸ばして手に持ちました。
ここで一旦一区切り。次回は登山開始の話を書きたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。つづきをお楽しみに!
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