2016年11月19日土曜日

11月第2週ダイエットサマリー 微増傾向
献血プレミアムクラブ加入
メスティン使用開始

体重体脂肪、微妙に増加中

秋から冬へ。
季節の変わり目で体調もパッとしない今日このごろですが、体重・体脂肪もパッとせず微増中。
筋トレと食事のバランスがまだ取りきれてなくて、不安定な日が続いています。
減量ダイエットってほんと難しいです。

筋トレは1日先行のまま継続中

第1週から引き続き、1日先行を維持したまま今週もせっせと行っています。
このペースだと2日3日と先行できそうなペースなのですが、筋肉痛や筋肉疲労もそれなりに溜まるので休息もしっかり取らないと効率が落ちます。
筋トレしないと1日がシックリこないぐらい習慣化しているのですが、そんな自分を抑えながら続ける日々です。

献血 埼玉編 第2章越谷レイクタウン献血ルーム

11月14日に成分献血解禁。ただ、今回は所用に絡めてやりたかったため翌日15日に行ってきました。

今回やって来たのは越谷レイクタウン献血ルーム。広大な敷地を誇るイオンレイクタウン内にある献血ルームです。
私が育った地元で、出来る前は田んぼだった場所。よくザリガニ釣りしに遊びに着てました。
そんな面影も無くなってしまい、訪れる度に寂しさも感じるのですが。

この日も朝5時の食事。今回も栄養補助食品バランスパワーをいただきました。
ドーナツと比べると炭水化物量が半分前後。それでいて他の栄養素はホボ一緒です。
ありがたや~。モグモグ。

事前検査も無事通過。そして血小板の数値が高いのでこの日も血小板成分献血になりました。
ところで、前回川越献血ルームでも頂いた骨にカルシウムプラス ウエハース バニラ味をいただきました。
これには意味があって、成分献血をする時に抗凝固剤としてクエン酸とクエン酸ナトリウムを投薬しながらします。このクエン酸がカルシウムイオンと結合して一時的に血中カルシウム不足が起きて副作用の諸症状が出ることがあるのです。それを防ぐ狙いがあって渡されます。
他の献血ルームで貰えない場合や、自主的に予防したい場合は朝食時にカルシウムを意識して摂取すると良いようです。

血小板成分献血も無事終了。
越谷レイクタウン献血ルームは、献血者特典として、イオンレイクタンmoriフードコート内のマクドナルドで献血カードを見せるとマックフライポテトSが頂けます。
久々に食べたくなったので、お言葉に甘えて頂きました。

今回頂いた品物はこちら。
けんけつちゃんスポンジとブルボン ぷちうす焼き。
それと、平日3回成分献血するといただける成分1・2・3キャンペーン 日本赤十字社とBE@RBRICKのコラボポーチをいただきました。

2種類あって選ばせては貰えなかったのですが、幸いにも持ってなかったもう1つのポーチを頂くことができました。
これで2種類コンプリートです♪

日本赤十字社 埼玉県赤十字血液センターが独自に運営しているプレミアムクラブへの加入依頼されたので登録してきました。高単位血小板成分献血可能な献血者に呼びかけているそうです。従来は1患者1献血者だった血小板を、高単位可能な献血者から2人の患者へ輸血可能にする制度だそうです。
回数ではなく量で貢献する制度がプレミアムクラブのようです。

4日後の18日(金)に血液検査結果がネット閲覧可能になりました。
前回範囲外だった総蛋白も改善。辛うじて範囲内に収まりました。
だからといって油断は禁物。引き続き食生活に気をつけていきたいです。

折り畳み式ストーブが届きメスティン使用開始

別のお店に注文していたSODIAL 折り畳み式ストーブが届いたため、ESEE ラージメスティンを使った加熱調理をし始めました。
コンパクトになってアルコールストーブや固形燃料を使うこと以外は、普段の調理とまったく変わりません。
色々調べて熟慮して手に入れた品々だけに、使い勝手も悪くありません。
今週はその記事をこのブログでも書かせていただきましたが、これからも何かネタがあったらやってみて書いていきたいと思います。

今週のサマリー記事はコレで終わりです。
地元埼玉県でインフルエンザ流行による警戒警報が出されました。
健康管理に気をつけて、引き続き節制とトレーニングを続けていきたいです。

2016年11月17日木曜日

番外編 ステンレスクッカー ハック モンタナ アウトドアクッカー4点セットとSODIAL 折り畳み式ストーブと固形燃料でインスタント袋麺作り

ステンレスクッカーでインスタントラーメン作り

ヒョンな事から予定外に手に入れたアウトドア向けステンレスクッカー ハック モンタナ アウトドアクッカー4点セット
すでに使い始めていてTwitterでは触れていたのですが、ブログではまだ紹介していませんでした。
そこで、今回は番外編ということで再びサッポロ一番 東京ラーメン これだね しょうゆ味を作った話を書きたいと思います。

最初に作ったのは湯豆腐でした

ハック モンタナ アウトドアクッカー4点セットに入ってる直径14cmの鍋大を使って湯豆腐を2回ほど作って食べました。
シンプルながら体が温まって美味しいですね。
今まではダイソー ステンレス食器 大を使っていたのですが、直径12cmで小さく300g木綿豆腐一丁が1度に入りきりませんでした。
ハック モンタナ アウトドアクッカー4点セットを購入した理由の1つはこのためでした。
狙い通り、1度に全ての食材が入れられて落ち着いて味わえるようになりました。

SODIAL 折り畳み式ストーブと固形燃料で初調理

前回のESEE ラージメスティンに続き、今回もSODIAL 折り畳み式ストーブ固形燃料を使って調理する事にしました。
この組み合わせで使った事が無かったため、慣れておく意味も込めて使ってみる事にしました。

鍋と袋麺をフィッティングしてみたのですが、予想に反して入りませんでした。
直径14cmなのでギリギリ入るかと思っていたのですが、角が当たって入りません。

斜めにすると入ります。つまり、袋麺の長いほうは14cmあれば入るのですが、円形だとそれより狭くなるのでギリギリ入らないみたいです。
丸型の袋麺なら入る可能性もありますが、四角は厳しいですね。
入らないものは仕方ないので、割ってはならないセオリー通りにほぐしながら調理したいと思います。

今回も水からモヤシを入れて茹で始めます。
鍋も気持ち大きいので多めに入れました。

固形燃料に着火。
前回残った少量の固形燃料の上に新たに1個追加し、20g+αで加熱を開始しました。

フライパンにもなる蓋を乗せて保温調理です。取っ手もついていて素手でも開け閉め出来ます。
裏側にせずとも良かったのですが、今後、何か乗せて同時に温めながら調理したい時とかだとこの使い方のほうが都合が良さそうだったのでこうしました。
ハック モンタナ アウトドアクッカー4点セットを買ったもう一つの目的はこの蓋でした。
ダイソー ステンレス食器は安いのですが、直径 大12cm/小10cmに適合する蓋って、代用品探しも含めてなかなか無いんですよね。

沸騰し始めまで10分弱。やはり固形燃料だと時間がかかります。
湯量は指定通り500mlです。

割ってはならないセオリー通り、お湯に浸せる部分だけを浸し、少しずつほぐしながら沈めていきます。

僅かなサイズ差で入らなかっただけなので、今回はほぐれはじめてすぐに沈める事ができました。
モヤシの量も多かったのですが問題なかったです。

規定通り3分茹でて出来上がり。ほぐす時間を考えるともう少し茹でても良いかもしれません。麺の硬さは好みで調整すると良いでしょう。
火を吹き消し、スープの元を入れて混ぜれば出来上がりです。

今回は燃焼時間13分ほどでしたが、固形燃料は前回分も含めてこれだけ残りました。
目測だと半分ぐらいは残っているでしょうか。
とっておいて次回また使いたいと思います。

ハック モンタナ アウトドアクッカー4点セットの紹介でしたが、実のところ鍋大以外の残り3点はまだ1度も使っていません。
商品写真のように品数増えればフル活用し始めそうですが、今のところその予定がないので。
追々思いついたらやってみたいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。また次回もお楽しみに!

2016年11月16日水曜日

ESEEラージメスティンとSODIAL 折り畳み式ストーブと固形燃料とインスタント袋麺で作る焼きそば

インスタントラーメンから焼きそばを作ろう!

前回は、ESEE ラージメスティンSODIAL 折り畳み式ストーブと自作空き缶アルコールストーブを使ってサッポロ一番 東京ラーメン これだね しょうゆ味を基本レシピ通り作りました。

今回は応用編としてこの材料で焼きそばを作りたいと思います。
また、実験的に固形燃料を使ってみたいと思います。

セリアで買った株式会社友栄の固形着火剤

川越へ献血しにいった時に献血ルームのある川越モディで、何か買うとくじ引きがさらにもう1回できる券を献血ルームで頂いたので、その次いでで買ったのが株式会社友栄の固形着火剤でした。
同社にはもう1つ、固形燃料として販売商品もあります。
しかし、この時にお店にあったのは固形着火剤のみでした。

株式会社友栄 固形着火剤は1個20gです。このような形で固形燃料がビニールで包まれたモノになっています。
本来の用途が炭の火おこしなので、一般的な固形燃料のようにアルミホイルで包まれてると燃えカスが残って邪魔になります。ですから、こちらの商品はそのアルミホイルが無いようです。 一方、固形燃料として売られてるほうはというと、調べてみるとちゃんとアルミホイルで包まれていて1個30gあるそうです。一般的な固形燃料ですね。

SODIAL 折り畳み式ストーブにそのまま乗せても下にトレイを敷いているためちゃんと使えると思うのですが、アルミホイルで包むだけなので念のためやっときました。

着火すると赤火が出ますが概ね良好。
アルミホイルで包む時にあえて上部だけを露出するようにして火力を抑え気味にして、-10gのハンデを燃焼時間重視にしてみました。

調理開始

前回同様、今回も水の状態からモヤシを茹でます。
保温のため蓋をひっくり返して乗せておいたのですが、空き缶アルコールストーブの時ならすでに沸騰し始めた時間が過ぎても沸騰する気配がありません。
やはり、燃焼時間重視にして火力を抑えているからでしょう。
一般的に茹でるというのは沸騰した100度のお湯でなくてはならないと思われガチです。しかし、実際はそこまでの温度は必要なて80度前後あれば十分だったりします。
固形燃料を最大限に活かすべく、今回はギリギリの温度で調理していこうと思います。

前回書いた通り、インスタント袋麺を折るのは好ましくないため、今回も半々茹ででほぐして沈める事にします。

沸騰する前に麺もモヤシも茹で上がりました。
ここまでは先日のラーメン作りと同じ。

焼きそばの場合はこの次から変わります

メスティンを火から下ろし、一旦固形燃料の火を吹き消します。消火ブタも市販されてるので、もし肺活量に自信がなくて吹き消せないって方は1つ持っていると便利かとお見ます。
火から下ろしたメスティンをザルに開けて湯切りをします。この時、ノブの構造上ひっくり返すとヘニョと反対側折れてしまうので、そうならない90度近くまで横に倒したらあとは箸か何かで掻き出したほうが良いでしょう。

湯切り出来たらメスティンに戻します。
そして、そこに小さじ1杯前後の油をかけてまぶします。この時はまだ着火しないでください。
あと、使う油は好みで選ぶと良いでしょう。
私はクセの無いサラダ油を使っていますが、多少あってもコスト優先するならキャノーラ油(菜種油)でも良いです。
オリーブオイルやひまわりオイル、ごま油なんかも良いですね。
油1つとっても風味が変わってきますし、必ずその油じゃないとダメという事はないので、色々試して自分好み探しをすると面白いと思います。

麺とモヤシに油をまぶし終えたら、ここで着火します
油をまぶしたのには狙いがあって、炒めてる最中に麺が調理器具にこびり付くのを防いだり、熱のまわりを良くしたり、麺がパサつかないようにしたり、ソースが麺に染み込みすぎないようにしたり。
軽く炒めて水気が適当な量になった頃合いを見計らってソースを加えて再び炒めます。
ソースもアブラ同様好みですし、ここでソースじゃなくトマトケチャップにしてみたり、クリームソースにしてみたり、色々冒険すると別の料理になっていきます。

ソースが全体に馴染んできたら好みで香辛料を加えるのも良いでしょう。
私はちょっとピリ辛にしたいので粗挽き胡椒と一味唐辛子を加えてさらに軽く炒めます。
そして完成。あとは美味しく召し上がれ♪

油を予めまぶしたり、20g固形燃料をアルミホイルで包んで火力を弱めて燃焼時間重視にした結果、メスティンに焦げ付く事もなく綺麗に調理することができました。
調理器具から直接料理を頂くのもメスティン料理の醍醐味。
無骨な調理器具の形をしたモノからダイレクトに食すより、元々の用途である配給食を受け取る食器としてのモノですから違和感が無いのかもしれませんね。

食べ終わったら後片付け。普段使っている柔らかいネットスポンジと安い食器洗剤で軽くこするだけで綺麗になりました。
まぁ、3回目の使用早々真っ黒焦げってのも嫌ですからね。綺麗に使いたいです。

今回使った固形燃料は20gタイプでしたが、結果を見るとご覧の通り残りました。
焼きそばという炒め物料理だったにも関わらず、最低限の熱量だけで調理した結果の勝利でしょうか。

今回の焼きそばレシピは、中華生麺で作る場合と同じです。
インスタント袋焼きそばと調理方法が違うので、3食焼きそばに近い味わいになります。

メスティン料理3回目は初めての炒め物料理。こびり付きやすい中華麺からの焼きそばでした。
7割の成功確信と3割の不安要因。無事完遂できたのでホッとしています。

調理前、メスティンのフチのさわり心地が気に入らなかったので、再び紙ヤスリがけして丸みを付けました。使いながら手に馴染むよう試行錯誤になるんでしょうね。

ここまでお読み頂きありがとうございました。また次回記事もお楽しみに!

2016年11月15日火曜日

ESEE ラージメスティンとSODIAL 折りたたみ式ストーブでインスタント袋麺調理

役者が揃いました

空き缶アルコールストーブの製作から端を発したマイアウトドアグッズブーム。
今まではDIYが中心だったのですが、市販品にも興味を持ちはじめてついに揃えちゃいました。

ESEE ラージメスティンと同時期に他のお店に注文していたSODIAL 折り畳み式ストーブが届いたので、今回はコレを使った調理のお話を書きたいと思います。

どこかで見たような形のSODIAL 折り畳み式ストーブ

SODIAL 折り畳み式ストーブが届いたのは日曜日。注文先は中国 深センのお店です。
国際郵便で届くのはわかっていたものの、追跡番号が無かったためいつ届くのかわかりませんでした。発送通知だけは着ていたのですが。
国際普通郵便だと思っていたので休日の配達は無いと踏んでノーチェック。夜出かける時に郵便受けを見たら投函されていたのでビックリでした。

国際郵便用の軽いエアーキャップにそのまま箱が入れられて届きました。
箱から取り出すと、鉄板の保護フィルムが貼られたままの本体が出てきて、説明書などは一切ありません。
箱も何か不要になった厚紙の裏紙を利用したかのようなモノでした。

過去の商品レビューを読むと成形が甘くシッカリ止まらないとの指摘があったのですが、うちに届いたものはシッカリしていてむしろ硬すぎるぐらいでした。
リベットもお世辞にも綺麗な打ち込みとはいえず止まってればいいや程度。亜鉛メッキシート製というのは合ってるようですが、切断面のバリがそのまま残っていたため紙やすりで削って落としました。

それにしても、このSODIAL 折り畳み式ストーブ、どこかで見覚えのある形状の商品なのですがそこは大人の事情もあるのであえて触れないでおきましょう。
購入時の価格は290円。出品されていた類似商品の中では最安値で送料無料。他の類似商品ではポーチが付属していたとの情報もありましたが、付属してなかったという報告も混在していて不確定要素が多かったので安いほうを選択しました。

SODIAL 折り畳み式ストーブとのフィッティング

まずはESEE ラージメスティンを乗せてみました。
トランギア メスティントランギア ラージメスティンの中間的なサイズ感のESEE ラージメスティンなのでどうかな?と思いましたが、900ml弱という大容量ながら安定感抜群で相性良さそうです。

続いて350mlアルミ缶アルコールストーブ1号機を乗せていました。
これは残念ながらNG。高さがありすぎて合いません。
もう少し低く作らないとダメみたいです。

次に100mlアルミ缶アルコールストーブ1号機。
こちらは先程の350ml缶と同じ高さて作ったので、やはり高すぎでNG。
サイズ感は良いのですが。

最後はネジ山を切り飛ばして低く作った100mlアルミ缶アルコールストーブ2号機。
さすが、高さを抑えて固形燃料の形状を意識して作ったアルコールストーブ。フィット感抜群です。

ESEE ラージメスティンSODIAL 折り畳み式ストーブや他のモノを色々詰めてみるとこんな感じ。
SODIAL 折り畳み式ストーブはこの方向でなくては入りませんでした。
まだ余力があるので他にも色々入れられそうです。

必要な道具が全て揃ったのでさっそく調理開始です。
今回はインスタント袋麺を調理します。2016年11月に発売されたばかりのインスタントラーメン サッポロ一番 東京ラーメン これだね しょうゆ味にしました。
サッポロ一番シリーズが発売されて50周年を記念して、昭和61年発売の同商品が復刻されたそうです。
楽しみ!

お湯の量は500ml。ちょうどペットボトル1本分ですね。茹で時間3分です。
商品によって湯量や茹で時間、場合によっては調理手順も異なるので必ず調理方法の説明はチェックしましょう。

今回は具材にモヤシを入れます。
茹でるタイミングは調理方法に記載されていないので、別茹でするかラーメンスープで茹でるか、別で炒めて適宜味付けするのが本当は理想です。
しかし、アウトドアでは1滴の水1滴の燃料も無駄にしたくないのが常。
沸騰してから野菜を入れるとお湯の温度が下がってしまうため、加熱前に洗浄済みのモヤシを入れておきます。

加熱時間を短縮するため蓋をします。
裏側にして乗せるのは取りやすくするため。調理器具の蓋と違いとても熱くなります。すぐだからと侮って素手では扱わないようにしましょう。

加熱開始直後、こんな感じで外側に水滴が付きます。これが消えて少しするとお湯が沸騰してきます。
私の作った100ml空き缶アルコールストーブは、副室の穴を外側と内側に貫通させる事によって自動着火できるようにしています。
内側だけに開けるとたしかに自動着火するものの、炎が中心に集まりすぎて分散加熱に難があり、また直乗せすると消える欠点があります。
また、外側だけだと主室の予熱用炎で着火しにくく、アルコールの気化はじめの頃合い見計らって再び着火し直さないとならない場合がありますし、気化が始まってから気がつくまでの微量ながらも燃料ロスもあります。
それを改善するのに試作1号機に穴開けまくって収集したノウハウが2号機に活かされてます。

残念ながら、ESEE ラージメスティンはサイズ的に袋麺を丸ごとお湯に沈める事が出来ません。
ただ、だからといってここで割って入れてしまうと麺が短くなって食感が変わってしまいます。また、麺の推奨茹で時間も形状が前提なので変わってしまいます。
ですから、割らずにお湯に入れられる部分だけを入れて柔らかくします。

ある程度柔らかくなってほぐれたら、今度は反対側を沈めます。
コレで麺の長さを維持しつつ、全体を小さいメスティンの中に入れられて茹でる事が出来ます。
この調理方法はメーカーも推奨してる方法で、以前はテレビ番組でも紹介されていました。
最近は調理器具環境も良くなったので見かける機会がなくなりましたが、アウトドアではまだまだ小さい調理器具も多いので覚えておきたい調理法です。
どうやっても入らない円筒形の調理器具では折るしか方法なさそうですが。

麺が茹で上がったらメスティンを火から下ろし、最後に付属のスープの素を加えます。
このタイミングや手順もメーカーが計算したレシピ。茹で汁に予めスープを加えてしまったり、茹で上がり後に火から降ろさず加えてしまうと麺がスープを吸ってしまい味が変わります。
二郎系のような太麺で吸わせて味わうラーメンってのもあるので良し悪しというわけではないのですが、ラーメンの基本はスープを油で麺の表面に絡ませる事なのでこの手順はとても重要です。
本当なら、調理手順通りラーメンどんぶりにスープの素を入れて茹で汁だけを先に注いで溶き、最後に麺を入れて表面の油を潜らせてスープに着湯させるのが理想です。やはりここでもアウトドアの制限ということで変更しました。

ESEE ラージメスティンSODIAL 折り畳み式ストーブを使って作ったサッポロ一番 東京ラーメン これだね しょうゆ味の完成です。
調理にまつわる細かい話を書きましたが、実際の調理中はラーメンの特性上時間との戦いです。知識と長年の経験から体が覚えているので、初めての調理器具でも自然と動きます。
僅かな違いを掴みながら、経験として蓄積していって上達してくのもまた料理の面白さ。もちろん、主目的は美味しいものが食べたいという一心で打ち込むのですが。

サッポロ一番 東京ラーメン これだね しょうゆ味、いいですね。インスタントラーメンという味、昭和の味です。
アウトドア用の機能的に限られた調理器具の環境で作ったわけですが、これなら外で作って食べても遜色ない味が出せると思います。
今回は手軽に調達出来て安いモヤシを使いましたが、食べられそうな野草を具材に調理したらアウトドア感がさら増して良いかもしれませんね。

最後に、今回のインスタントラーメン調理で使ったアルコールの量は約40ml。アルコールストーブの制限で最大30mlしか入らないため、消火したあとに追加して再着火し調理しました。
アルコールは非常に燃えやすいため、燃料追加する時は周りに可燃物が無いかを確認し、万が一着火したアルコールがこぼれても問題ない環境で行ってください。最悪の場合火事になって大惨事になります。

インスタントラーメンって、初めて作るときは難しく、慣れると簡単に感じ、さらに極めると奥深さに気がつく調理課題の1つです。

初めてのメスティンとストーブでの加熱調理編の話はコレでおしまい。
今回は自作アルコールストーブを使いましたが、固形燃料も買ってあってそれも試してみたかったりします。
サッポロ一番 東京ラーメン これだね しょうゆ味を使ったアレンジレシピが引き出しに仕舞ってあるので、そのうち料理作ったらまた書きたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。また次回もお楽しみに!