インスタントラーメンから焼きそばを作ろう!
前回は、ESEE ラージメスティンとSODIAL 折り畳み式ストーブと自作空き缶アルコールストーブを使ってサッポロ一番 東京ラーメン これだね しょうゆ味を基本レシピ通り作りました。
今回は応用編としてこの材料で焼きそばを作りたいと思います。
また、実験的に固形燃料を使ってみたいと思います。
セリアで買った株式会社友栄の固形着火剤
川越へ献血しにいった時に献血ルームのある川越モディで、何か買うとくじ引きがさらにもう1回できる券を献血ルームで頂いたので、その次いでで買ったのが株式会社友栄の固形着火剤でした。
同社にはもう1つ、固形燃料として販売商品もあります。
しかし、この時にお店にあったのは固形着火剤のみでした。
株式会社友栄 固形着火剤は1個20gです。このような形で固形燃料がビニールで包まれたモノになっています。
本来の用途が炭の火おこしなので、一般的な固形燃料のようにアルミホイルで包まれてると燃えカスが残って邪魔になります。ですから、こちらの商品はそのアルミホイルが無いようです。 一方、固形燃料として売られてるほうはというと、調べてみるとちゃんとアルミホイルで包まれていて1個30gあるそうです。一般的な固形燃料ですね。
SODIAL 折り畳み式ストーブにそのまま乗せても下にトレイを敷いているためちゃんと使えると思うのですが、アルミホイルで包むだけなので念のためやっときました。
着火すると赤火が出ますが概ね良好。
アルミホイルで包む時にあえて上部だけを露出するようにして火力を抑え気味にして、-10gのハンデを燃焼時間重視にしてみました。
調理開始
前回同様、今回も水の状態からモヤシを茹でます。
保温のため蓋をひっくり返して乗せておいたのですが、空き缶アルコールストーブの時ならすでに沸騰し始めた時間が過ぎても沸騰する気配がありません。
やはり、燃焼時間重視にして火力を抑えているからでしょう。
一般的に茹でるというのは沸騰した100度のお湯でなくてはならないと思われガチです。しかし、実際はそこまでの温度は必要なて80度前後あれば十分だったりします。
固形燃料を最大限に活かすべく、今回はギリギリの温度で調理していこうと思います。
前回書いた通り、インスタント袋麺を折るのは好ましくないため、今回も半々茹ででほぐして沈める事にします。
沸騰する前に麺もモヤシも茹で上がりました。
ここまでは先日のラーメン作りと同じ。
焼きそばの場合はこの次から変わります。
メスティンを火から下ろし、一旦固形燃料の火を吹き消します。消火ブタも市販されてるので、もし肺活量に自信がなくて吹き消せないって方は1つ持っていると便利かとお見ます。
火から下ろしたメスティンをザルに開けて湯切りをします。この時、ノブの構造上ひっくり返すとヘニョと反対側折れてしまうので、そうならない90度近くまで横に倒したらあとは箸か何かで掻き出したほうが良いでしょう。
湯切り出来たらメスティンに戻します。
そして、そこに小さじ1杯前後の油をかけてまぶします。この時はまだ着火しないでください。
あと、使う油は好みで選ぶと良いでしょう。
私はクセの無いサラダ油を使っていますが、多少あってもコスト優先するならキャノーラ油(菜種油)でも良いです。
オリーブオイルやひまわりオイル、ごま油なんかも良いですね。
油1つとっても風味が変わってきますし、必ずその油じゃないとダメという事はないので、色々試して自分好み探しをすると面白いと思います。
麺とモヤシに油をまぶし終えたら、ここで着火します。
油をまぶしたのには狙いがあって、炒めてる最中に麺が調理器具にこびり付くのを防いだり、熱のまわりを良くしたり、麺がパサつかないようにしたり、ソースが麺に染み込みすぎないようにしたり。
軽く炒めて水気が適当な量になった頃合いを見計らってソースを加えて再び炒めます。
ソースもアブラ同様好みですし、ここでソースじゃなくトマトケチャップにしてみたり、クリームソースにしてみたり、色々冒険すると別の料理になっていきます。
ソースが全体に馴染んできたら好みで香辛料を加えるのも良いでしょう。
私はちょっとピリ辛にしたいので粗挽き胡椒と一味唐辛子を加えてさらに軽く炒めます。
そして完成。あとは美味しく召し上がれ♪
油を予めまぶしたり、20g固形燃料をアルミホイルで包んで火力を弱めて燃焼時間重視にした結果、メスティンに焦げ付く事もなく綺麗に調理することができました。
調理器具から直接料理を頂くのもメスティン料理の醍醐味。
無骨な調理器具の形をしたモノからダイレクトに食すより、元々の用途である配給食を受け取る食器としてのモノですから違和感が無いのかもしれませんね。
食べ終わったら後片付け。普段使っている柔らかいネットスポンジと安い食器洗剤で軽くこするだけで綺麗になりました。
まぁ、3回目の使用早々真っ黒焦げってのも嫌ですからね。綺麗に使いたいです。
今回使った固形燃料は20gタイプでしたが、結果を見るとご覧の通り残りました。
焼きそばという炒め物料理だったにも関わらず、最低限の熱量だけで調理した結果の勝利でしょうか。
今回の焼きそばレシピは、中華生麺で作る場合と同じです。
インスタント袋焼きそばと調理方法が違うので、3食焼きそばに近い味わいになります。
メスティン料理3回目は初めての炒め物料理。こびり付きやすい中華麺からの焼きそばでした。
7割の成功確信と3割の不安要因。無事完遂できたのでホッとしています。
調理前、メスティンのフチのさわり心地が気に入らなかったので、再び紙ヤスリがけして丸みを付けました。使いながら手に馴染むよう試行錯誤になるんでしょうね。
ここまでお読み頂きありがとうございました。また次回記事もお楽しみに!
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