2019年3月19日火曜日

茨城県つくば市 豊里ゆかりの森にキャンプしに行ってきました⛺ その1【1日目~夕暮】

2019年3月12日(火)にキャンプしに茨城県つくば市 豊里ゆかりの森 キャンプ場へ行ってきました。
前日夜にキャンプへ行く事だけを決定し、場所の候補をいくつか出しました。
第1候補は諸事情で中止。第2候補だったこちらのキャンプ場に電話連絡すると予約出来たので今回はこちらにお邪魔する事にしました。

出発

今回はソロキャンプ⛺でバイク🚲での移動です。
荷物を詰めて自宅を出発。最初に立ち寄ったのはガソリンスタンド⛽️
半分以上は入っていたのですが、私の気まぐれで予定外の場所へ移動する事も多いので満タン給油で出発しました。

走ること約40km。最初の目的地WILD-1 イオンモールつくば店に着きました。
目的はWILD-1各店で販売しているご当地シェラカップを買うため。

入店し色々見ながらシェラカップコーナーにたどり着くも、お目当てのご当地シェラカップが見当たりません。
嫌な予感がして店員さんに聞いたら売り切れとの。ただ、ここで意外な話が聞けました。
私はてっきり企画当初の1ロット生産のみで売り切れたら終わりかと思っていたのですが、1~2ヶ月の間に再入荷するとのことでした。
これは、またキャンプしに来いという天からのお告げと受け止めました。

次はお隣イオンモールつくば100円ショップ セリアでキャンプ道具を購入。
就寝時に思いつきで予定を変更したため、欲しい道具が出てきたので買いました。

212キッチンストアで以前から欲しかったキャンプ用の割れにくいお皿も買いました。
店頭に飾られていて一目惚れで購入。中身は後ほどお見せします。

店内をプラプラ散策。
ポポンデッタにレンタルレイアウトがあったので見学したのですが、下段にはイオンモールつくば、上段にはスカイツリーがありました。
うちにも鉄道模型の車両がいくつかありますが、最近動かしてないですね。
この後、スーパーに行って小さい植物油とお土産を購入。油は水物の容器に入れると漏れる事があるので専用のものを買いました。

イオンモールで買い物を終えて、いざキャンプ場へ向かおうと思った矢先に探していた物産店を発見。
別棟になっているとは思いもよりませんでした。

木のペレットを見つけました。ペレットストーブの燃料ですが、これをアウトドア用のウッドストーブの燃料にする試みもされているので気になりました。
薪と違って割ったり切ったりする必要が無く細かいので沢山入れられるメリットがある半面、燃焼時に必要な空気や可燃ガスの通り道が塞がれるのでデメリットもあります。
そのデメリットをクリアするのが面白いのかもしれませんね。

巨大な松ぼっくりが売られてました。
BE-PAL 2019年4月号の付録がステンレスミニ焚き火台だったのですが、そのデモ写真の燃料が松ぼっくりでした。
そのためか、ちょっとした松ぼっくりブームも起きていてタイムリーのネタでした。
もちろん、このサイズを入れるのは無理なので砕くか折るかして使う事になると思いますが。

時間はまだ14時。予約時に伝えた来訪時間は15時でした。
イオンモールつくばから県道244号/国道408号を直進していた所、筑波ハムの看板を発見。
気になって書かれていた矢印の方へ向かうも不安になるような細い道路。そこを抜けたら今度は新興住宅地。こんな所にあるの?と思って走ったら信号越えてS字カーブを抜けた先にありました。
なにか寂しい雰囲気だったので入り口に向かってみると定休日の文字。
シェラカップ売り切れに続いてこの日2度目のハズレでした。

到着

茨城県つくば市 豊里ゆかりの森に着きました。
敷地は広大で建物もいくつかあり、園内の移動ルートもわかりません。
森の中からクルマが1台走ってくるのが見えたので道があると思い向かってみると、途中で案内地図を見つけました。
そして、キャンプ場受付の昆虫館に到着。入り口には入らず、左側にガラス窓があるのでそこが受付です。

電話で予約した旨を伝え、料金を支払って受付完了。
キャンプサイトまでの案内地図を受け取ったのですが、手書きのこちらのほうがわかりやすかったので、メモがてら写真を撮らせていただきました📷
昆虫館からぐるっと回って向かうのですが、クルマはサイト内に入れないので荷物の積み下ろしをしたら駐車場へ移動しなくてはなりません。しかし、自転車バイクはサイト内を手押しで移動させれば横付けOKなので楽ちんです。

昆虫館に入る直前に筑波山が見えたので、歩いて行ってパシャリ📷
来る時も綺麗に見えてて、受付したら登りに行っちゃおうかなと一瞬悪い虫が騒ぎかけましたが、ぐっと我慢してキャンプに集中する事にしました。

戻ってバイクにまたがりサイトへ向かおうと移動しはじめた時、お姉さんがやってきて何やら相手をしている様子が見えました。
よく見ると猫がいたので、引き返して私も近づいて見ました😽
ヘルメットを被ったままだったので警戒されてる感じでしたが、こちらからニャーと挨拶すると返してくれました。

様子を見ながら写真が撮れそうな距離まで少しずつ近づきパシャリ📷
真ん中のがボスですかね?なんだニャー😾と睨みを効かせてましたが、餌を期待してる感じに見えたので人馴れしてるっぽいですね。他の2匹はボスの様子見て判断保留にしていました。

設営

先客はテント1張り⛺
お邪魔にならない距離感を考えながらどこに張ろうかと、入り口にバイクを止めて散策。
テントサイトがどこからどこまでなのかがよくわからなかったのですが、とりあえず地面の状態を見てなるべく水平で根が地面から出ていなさそうな場所を探し、道から適度に離れつつ夕日が眺められそうな場所を選んでみました。
ダメと言われたらその時に移動させればいいかと気楽な気持ちで😅

荷をほどき設営開始・・・と思ったらここでアクシデント発生。
リアボックスに入れていた卵のタッパーが落ちて蓋が開いて割ってしまい、リアボックスの蓋の裏に白身が流れ出す事態🐣
クッション代わりに入れていたキッチンペーパーですぐに拭き取り、大部分はまだ食べられそうだったので夕食が減らずに済みました🍳

テントを張ります⛺
グランドシートを敷き、その上にLanshan 2を広げて四隅をペグダウン。前日の雨の影響で地面は柔らかく、持ってきたハンマーを使わなくても足で踏んづけて刺す事ができました。
次にトレッキングポールを123cmにし、テント入り口のジッパーを開けて中に1本入れたらパラコードを引いてペグダウン。そして反対側も同じように立ち上げます。
微調整しながら以前からわからない出入り口のパラコードとペグの留め方を四苦八苦やってたのですが、やっぱりわからず今回も先送りでした。

テントを張り終えたらテント内にエアマットダウンシュラフを持ち込み、エアマットを付属の袋を使って膨らませました。
家でやるのと違って狭いテント内で広げて膨らますのは大変でした。特にLanshan 2は頭と足の部分が天井低いので、足元にあるエアマットの空気口から膨らますのに難儀しました。

今回から使い始める新アイテムがいくつかあるのですが、まずはコレ。
三才ムック fam Autumn Issue 2018付録の吊り下げ式ロールポーチと100円ショップセリア フッククリップです。
一つ上の設営時の写真見てもわかる通り、置き場にしているレジャーシートの上に何もない状態でスッキリ。少ない荷物でちょっとした収納スペース作れる便利アイテムです。

設備

受付で説明はざっと受けてはいますが、明るいうちに周囲の設備確認をしました。
まず、すぐ隣にあるキノコ型バンガロー(スペースキャビン)から。
上部が居住スペース、下部がテーブルスペースになっていて非常にコンパクトにまとまっています。
電線が接続されていたので照明は付いてるみたいでした。

続いて炊事場。水まわりとカマドがありました。
コンクリートのシンク見ると学校の水道思い出しますね。最近のキッチンってステンレス以外に人工大理石のような新素材も多いので、こういう古ぼけたコンクリート造りだと衛生面で神経質な人には敬遠されるかもしれません。
こういうのダメだわぁって人はコンビニ弁当やテイクアウト料理で済ましてもいいんじゃないかって思います。水はペットボトルがありますしね。
キャンプは自由に自分のスタイルでいいと思います。

シャワーもあって17時~翌朝8時まで利用可能になってました。
年季感が半端ないですが、なにかの緊急事態の時にあるだけで便利かと思います。
料金の話とかは聞かなかったので、こちらも無料で使えると思います。

すぐ隣にどんぐり池がありました。釣り禁止と書かれていましたが、浅い池の割りに大きな鯉がいました。
水もどこからか流れ込んで循環していたので綺麗でした。

キャンプファイヤーをやるスペースです。
椅子があるのは珍しいですね。

バーベキュー場。
屋根があるところと無いところがありました。
覗いた時は利用者はいませんでした。

バーベキュー場のカマド。
石とコンクリートで作られたものでした。
薪と炭の使用を想定してるっぽいです。

夕食

設備確認をしにいった次いでに水を汲んできて、夕食の準備をはじめました。
この日のメニューは、普段食べている壺ニラと目玉焼き、それと塩ダレ豚バラ焼き肉です🐔🐷
キャンプで初めて使うグリルパンです。今回持ってきたクッカーはこれだけ。鍋類も一切なし。取り皿としてシェラカップを3つ持ってきてました。
普段なら目玉焼きから焼き始めるのですが、今回はアルミホイルを使う関係で逆の手順にしました。

今回使ってるアルミホイルは普通のものではなく、シリコンコーティングされたくっつきにくいものを使っています。
隣の水筒は水汲み用の大きい容器が欲しかったので一緒に買ったもの。
イオンモールつくばのセリアで買った品です。

夕食完成🍽️
キャンプの日は特別にお酒を飲みます。この日は、自宅にあった菊正宗ピンをスキットルに入れて持ってきて直のみ。呑口が小さいので出てくる量が丁度いいですね。
食事は家で食べてるものと一緒。味付けは一味唐辛子と塩です。

食事で使った皿は、イオンモールつくばの212キッチンストアで買ったkellogg’s バンブープレートで一目惚れして買ったものです。このお店限定商品みたいで、皿の裏に店名が書かれてました。
他にもカップやボウルがあって揃えたくなりまいたが、荷物が増えるので今回は以前からキャンプ用に欲しかったプレートだけにしました。

夕暮

食後のコーヒータイムのため、シェラカップでお湯を沸かします。
荷物とゴミを減らすためにインスタントコーヒーです。

沈む夕日を眺めながら飲むコーヒー☕
今回のキャンプでは当初BBQで焼き肉をする予定でしたが、一転して荷物を減らして全て施錠可能な収納とザックに詰めて移動する事にしました。
昨年のキャンプの時にどうしても入り切らない荷物があって括り付けていたのですが、盗難リスクが付きまとい落ち着かなかったんですよね。

洗い物を済ませて戻ると真っ赤で綺麗な夕日が木々の間から見えました。
林間キャンプならではの光景です。

キャンプのお話1日目 夕暮までの話はこれで終わり。
次回は1日目夜中~2日目撤収の話を書きたいと思います。
お楽しみに!

2019年3月11日月曜日

3月第2週(3/3~3/9)ダイエットサマリー 体重64kg台に 
中野ランニング再び 
今週のITツール

梅満開🌸

ランニングコース途中に助産院があるのですが、そこの梅が満開だったので1枚撮らせていただきました📸
気温も春らしくなってきましたが、天気も雨が増えてきて季節の変わり目らしい気候になっています。
ダウンシュラフも買ったのでキャンプへ行きたいのですが、雨が止んでも地面の状態が良くないので適当な日が無いんですよね⛺

体重64kg台に

1週間しか経ってないのに体重64kg台に突入しました。
とはいえ、かなりギリギリの数字でしたし、案の定再び65kg台に戻ったのでしばらくはそこでの攻防になるかと思います。
ところで、火曜日にいつものように自転車を漕いで買い物しに外出すると、家を出た直後に腰痛に気が付きました。
痛みは日を追う毎に酷くなりましたが、様子を見ながらトレーニング負荷を調整し、週後半には痛みが引きはじめたので特別何か処置する事なく様子を見ています。
何事もなく治ってくれると良いのですが。

雨でランニング1日お休みも取り戻す

月曜日に雨が1日中降り続きランニングはお休み。1日しっかり休息を取り、翌火曜日に朝晩2回ランニングをして取り戻しました。
その結果、先週と変わらず筋トレ3日先行、ランニング2日先行のまま今週も終えました。
前述でも書きましたが、火曜日の朝ラン直後から腰痛を患い痛みとの戦いだった1週間でした。

中野ランニング再び

今月も中野を走る機会を得られました。
今回もアンダーアーマー ランナーズハウス中野をお借りしました。

試着も楽しみの1つなのでいつものようにシューズをお借りしたのですが、3月になってから現行モデルに入れ替えたそうで気になっていたコレをお借りました。

UAホバーインフィニット

前回お借りしたソニック同様、着地したときにブレないしっかりした感覚はこちらも健在。そして、なぜか前へ前へと足が進む不思議。おかげで普段より1kmあたり1分以上早いペースで走っていました。
機会があったら欲しい1足でした。

今回のランニングコースは野方配水塔を往復する約5kmのコースです。
野方配水塔は1929年昭和4年に作られた貯水タンクで、十分な水圧を得るための施設です。現在は中野区の災害用給水槽として利用されてるみたいです。

この配水塔には、太平洋戦争の空襲時の弾丸跡が残っているそうですが、ちょうど塔の真裏なので公園があるこちら側からは確認できませんでした。
作られたキッカケは、関東大震災後の焼け野原からの再開発で都市が発展。そのため水需要も増えたからのようです。

事前の天気予報ではまだ雨は降り出さないはずだったのですが、ランナーズハウスに入店する直前にポツリポツリと降り始め、野方配水塔に到着したときは本降りになっていました。
幸いシューズが浸水するほど濡れる事なく、また見た目も汚れる事なく返却できたのでホッとしました。
マラソンは雨でもやる競技なので濡れるのもトレーニングのうちですが、それもここにシャワーがありリフレッシュできると知ってるからこそ耐えられる事。
こういう施設があることはとてもありがたい事です。

今回も、お隣DNSパワーカフェMRSモロヘイヤMサイズをいただきました。
ここにはコンセントがあるのでお借りしてスマホやモバイルバッテリーを充電させてもらうのですが、ここでまさかのUSB充電アダプタを忘れた事に気が付きました。
ランニングでスマホを使うと結構バッテリーが減るので、この後の予定を考えると1日持つか微妙でした。そこで、この後の中野プラプラ散歩で探す事にしました。

中野ブロードウェイ地下1階にあるデイリーチコでソフトクリーム特大を再びいただきました。
8種類のフレーバーを1度に食べられる贅沢なメニューですよね。見た目は凄いのですが、相変わらずペロリといっちゃいました。
ここに来る前に同じ階にあるダイソーで、300円USB充電アダプターをゲット。すでに自宅で1つ使っている商品なので勝手知ったるモノでしたし、最近USB電源を使う機器が増えて買い増ししたかったのでまぁいいかと思って買いました。

中野ブロードウェイを後にし、中野駅へ向かう途中のお寿司屋さん店頭にお寿司で出来た雛飾りが飾ってありました。
手前のコハダのお寿司が美味しそうでしたね🍣

今週のITツール

今週のアイテムは、前述で書いたUSB充電アダプタを忘れたので買った商品です。

FRONTIER USB-AC アダプター UACA5480P4-B 4ポート 4.8A

物撮りする前に中身を出して使い始めてしまったので、とりあえずパッケージだけ撮影しました。
実際に使ってる光景はというと・・・

もうケーブルでぐっちゃぐちゃ。繋がってるのは
  • iPhone 5(写真撮ってるスマホ)
  • Nexus 5
  • ダンボーバッテリー(旧製品)
普段使っているのも同じ4ポートなのですが最大3.1Aしかなく、今回のほうが大容量の4.8Aです。
おかげですぐに充電完了したので何とか1日乗り切ることが出来ました。
しかもコレ、アウトレット特価品で理由はUSB端子の取り付けが若干曲がっているというものでしたが、使用には問題ないとのことで買ってみたらその通りでした。
ダイソーのをすでに買っていたのですが、仕様も価格も気に入って即買いし問題なく使えたので大満足でした。

今週のダイエットサマリーはこれで終わり。
花が散ってもまた別の花が咲く、そんな春らしい光景が続いています。冒頭の梅から数日後、それが散り始めてるなぁと横目で見ながらランニングしていると、今度は河津桜を見つけました🌸何度かここのベンチでコーヒータイム☕しているのですが、あった事に気が付きませんでした。今年もお花見できたらいいな🍡

今週もお読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!

2019年3月10日日曜日

羽毛寝袋ダウンシュラフ AEGISMAX G3 Mサイズ ブルーをゲット🦆

AEGISMAX(イージスマックス) G3をゲット

私が初めて寝袋を買ったのが2016年12月。普通の布団だと隙間が少しでもあると冷気が入ってきて寒いので、試しに特価の化繊寝袋を買いました。
それがいつの間にかキャンプで使う事になり、2018年3月にはキャンプデビュー。ソロキャンプでした⛺
その約2年間で得た経験と知識を元に、また情勢・物価の変化が後押ししてくれ、満を持して買った寝袋がこちらです!

AEGISMAX G3 Mサイズ ブルー

AEGISMAXとは

AEGISMAX(イージスマックス)とは、中国のブランドです。
中国語では翼马AEGISMAXというブランド名で、翼马は翼のある馬の意味。さながらペガサスでしょうか?🐎
メーカー企業名は南京翼马户外运动装备有限公司。所在地は江苏省南京市高淳县桠溪镇观溪村观北组006号だそうです。Googleマップで確認するとのどかな場所のようで、三国志でいうと呉の都ですね。

AEGISMAX Gシリーズのラインナップ

AEGISMAX Gシリーズはダウンの充填量によってG1~G5の5種類があります。そして大きさがMサイズとLサイズの2種類、カラーが青と黒の2種類があります。
画像はネットでたまたま見つけたもので、G1~G3のスペックの一部が書かれています。数字が大きいほどダウン充填量が増え快適温度が下がる、つまり寒い所でも暖かく寝られるという事になります。
記載のないG4とG5は快適温度がそれぞれ-12℃と-23℃と、極地向けのスペックなので省略されているのではないかと思います。

AEGISMAX各寝袋の使用限界温度

こちらもネットで見つけたもので、各寝袋の使用限界温度を比較した画像です。幅広い商品をラインナップしてるのがよくわかります。
マミー型シュラフは主にGシリーズとDシリーズがありますが、Gはグース、Dはダックかと思います。グースとダックのダウンの違いは検索するとお布団屋さんの解説が数多く出てくるのでそちらを御覧ください。
シュラフ選びは、以前は安価だけど重い化繊か、高価だけど軽い羽毛(ダウン)かで選ばれるケースが多かったようですが、 AEGISMAXは羽毛がメインなのでその中で細分化されています。

G3にするかD4にするかで悩みましたが、約300gほど軽いG3にしました。

AEGISMAX G3 Mサイズの商品スペック

最初は商品に取り付けてあった紙タグ。

寝袋寸法196x78(cm) ※身長目安176cm
収納寸法直径 20 x 34 (cm)
充填物95% ホワイトグースダウン
総重量1350g
使用限界温度-15℃

なお、画像の下にある定価表記は日本円ではなく人民元なのでご注意ください💰

次に寝袋本体に縫い付けてある布タグ。

モデル名イージス G3
サイズM
形状ミイラ
表地iFlex®15Dナイロン ※耐久性撥水生地
裏地iFlex®15Dナイロン ※ソフトタッチ生地
充填100%ホワイトグースダウン(95%ダウン含有)
フィルパワー800
充填量952g
快適温度-8℃

一番下に書かれてる-15℃の所は、その温度以下の環境での使用はお勧めできませんと書かれています。
また表の※印はお店独自の情報から抜粋しました。

寝袋を買う時に一番気になるのは暖かさだと思います。それを想像する指標は生地充填物です。
ウルトラライトUL商品は生地の厚さが10~20デニールが主流なので、それに準じています。
また、充填物のホワイトグース 800フィルパワーも一般商品の上級グレードで主に使われています。
充填量952gは、使用想定温度が近い同質のダウンを使った製品と比べほぼ同じ量です。

小難しい話を抜きにして選ぼうとすると、真っ先に快適温度を見るかと思います。
この温度はその外気温でその場に座っていても寒さを感じない格好で寝た時の温度と思ってください。ブランドやメーカー企業国籍に限らない寝袋全般の話で、就寝時に下がる体温を補うのが目的なので重ね着するイメージで考えると理解しやすいです。
もし、軽装で寝たい場合や疲労・病気・怪我・体質で体温が低めな場合は+αの温度で選んだほうが良いです。迷った時は暖かい方を選びましょう。予算や在庫で妥協すると休息できず、その後の行動に悪影響があります。
目安身長ですが、167cmの私が使ってピッタリな感じでした。もし、それ以上身長ある方や小顔な方、靴のサイズが大きめな方はLサイズ選んだほうが良いかと思います。

商品到着✈️

注文したお店は中国のAEGISMAXオフィシャルショップです。2019年2月16日に注文し2月26日には届きました。
個人輸入の特例で関税が無税となる16,666円を越える金額だったのでどうなるか心配でしたが、2019年3月31日まで特恵関税制度が有効なのでかかりませんでした。冒頭で情勢変化と書いたのはこのためです。
届いた時の状態は、このように目隠しビニール袋でそのまま包んだだけとわかる形。破れや目立った汚れも見当たらず無事に届きました。

布モノなので、開封時に刃物を使う場合は慎重に。透明の粘着テープを剥がし丁寧に外装ビニールを剥ぎ取ると、中からプチプチでクルマれた寝袋が見えました。
衝撃には強そうな商品ですが、万が一のためのプロテクターのような役割でこのような梱包なのでしょう。

念の為、再度全体をチェックして傷や破れはなし。
透明のプチプチごしにブランド名AEGISMAXの文字が見えました。
プチプチの中に直接寝袋が入れられてるように見えたので、プチプチに文字が印刷されてるのかと思ったのですがそうではありませんでした。

プチプチを取ると普通のビニール袋に入った寝袋本体が出てきて、文字はそこに印刷されていました。
寝袋本体の他に白い収納袋が入っていて、長期保管時はこちらに入れて羽毛へのダメージを抑えます。

開封

寝袋をビニール袋から出しました。
収納袋が圧縮機能を持っていて、頑丈な平紐が使われています。
紙タグが付けられていて、商品スペックや検品証、本物と証明する別途プリンター印刷されたタグが付けられています。

圧縮紐は全部で3箇所あり、1箇所だけ脱着式の樹脂留め具が使われています。
こちらにもi-FLEXのロゴがエンボスで付いていたので、生地ブランドの系列商品と思われます。

残り2箇所の留め具はこのようなものです。
脱着式と比べても形状が単純なので軽量に見えます。

脱着式留め具をはずし、収納袋の口の部分を取るとこんな感じ。
反対側は縫い付けてあって袋の底になっています。

収納袋の口は巾着になっていて、紐の留め具は透明色。
出っ張らないように中に入れ込まれています。

ダウンシュラフは丁寧に丸めて入れようとしてもどんどん膨らむので、膨張収縮性を活かして何も考えずに突っ込むほうが仕舞いやすいと言われています。
出荷時の状態ってどうなってるのか気になったので丁寧に出してみたのですが、シワこそあれどちゃんと丸めて入れられてました。
工場では作業効率アップとかもあるでしょうし、どうやって綺麗に丸めて入れているのか気になります。

収納袋の底にはAEGISMAXのロゴが細い糸で綺麗に刺繍されていて、それが持ち手になっているようです。

寝袋を広げるとぺしゃんこのままですが、だんだんと膨らんできます。
ジッパーは左側で閉める金具スライダーは上下2箇所に付いてます。
Lサイズは右側らしく2つ繋げる事も可能らしいのですが、大小2つの連結を想定してる不思議な仕様です。

ジッパーの上側スライダーには紐が付いていて、金属の引手は片面のみ。
もし内側から開閉したい場合は、開いてる側からグルッと引手を回して内側に移動させられます。
スライダーが寝ている間に移動しないようにするマジックテープも付いています。

下側のスライダーは、引手が片面のみ内側への移動不可の普通のモノが付けられています。
頻度や使い方考えると上と同じ物を付ける必要がないので、よく考えられた設計です。

ハンガーループが付いています。
干したりするために吊るす時に使うものです。

ジッパーを開けて開くと黒い裏地が出てきます。
表地は撥水生地でツルツルしていて触るとヒンヤリするのですが、裏地は黒で触れてもヒンヤリ感は表地ほどありません。
今回選んだ青色タイプはこんな配色ですが、黒色にすると逆に裏地が青くなります。

試用

実際に寝てみる事にしました。
以前購入したシュラフ用エアーマットを膨らまし、そこに乗せれば気分はキャンプです。
部屋の窓を全て開けて外気に近い室温にし、北岳登山を想定して湯たんぽは無し。服装は、いつも布団で寝ているスウェットにフリースの部屋着のまま寝てみる事にしました。

寝袋に潜り込み、私の視点でiPadで写真撮ってみました。
驚きのフカフカ感と暖かさ。
マミー型だとたまに聞く窮屈感はまったく無く、むしろ無駄な空間が無いので体温で温まるのがとても早いです。

そして起床。
快適すぎてとても良い目覚めの朝でした。もう少し潜っていたいぐらいポカポカだったのですが、撮りたい写真があったので早々に仕舞いました。
起きてすぐに気がついたのですが、寝た時に比べて寝袋が明らかに膨張していてパンパンになってました。足元付近を比較するとわかりやすいです。
ダウンシュラフのレビューだと広げてほっとけば膨らむって良く言われるのですが、体温でさらに大きく膨らむのはダウン特有だと思います。

比較

これからセットで持ち歩くことになるAEGISMAX G3Mサイズとシュラフ用エアーマットを並べてみました。
ダウンシュラフのほうは未圧縮なので今度はこれをギュッと小さくしてみます。

ダウンシュラフを圧縮するとエアーマットより短くなりました。
圧縮すると袋にそうとう負荷がかかるので破けないか心配しましたが、全然大丈夫そうです。
もし、破損してしまった場合でも袋だけの販売もあるようなので買い替えも可能です。

もってる化繊寝袋と並べてみました。
条件を同じにするためどちらも未圧縮の状態です。
スペック上の下限温度はどちらも-15℃なのですが、サイズはダウンシュラフのほうが小さいく実測もスペック通りだったので軽く、快適温度は化繊寝袋は未記載なので不明ですが明らかにダウンシュラフのほうが暖かかったです。

ダウンシュラフのほうだけ圧縮すると直径も長さもかなり小さくなることがわかりました。
化繊寝袋も圧縮すればそこそこ小さくはなるのですが、ここまでは縮められません。
ザックに入れたくなるサイズ感です。

最後は私の愛用テント 3F UL GEAR LANSHAN 2と並べてみました。
長さはほぼ同じ。直径が1.5倍ほど差があるでしょうか。

総括

重さのハンデは筋力体力勝負でどうにかなりますが、ザックに入れる時の容積は銭勝負なのでビンボー暇なし金もなしの小生には歯がたちません。
ダウンシュラフを手に入れた事で、今年目標にしてる北岳登山で山頂キャンプの道が開けたと写真を撮りながら感慨無量でした。
この後キャンプで使い勝手やテント内での取り回しなどをトレーニングしながら本番に備えたいです。

お読みいただきありがとうございました。この後もいろいろ掲載していきますので、引き続きよろしくお願いします。