人生初の成分献血から2週間になる8月22日(月)。
再びakiba:F献血ルームにやってきました。
前回に引き続き、今回も予約での成分献血です。
日本近郊に台風9号10号11号の3つ同時発生という異例な状況の中での献血予定。
献血者自身の安全も重要なのですが、その前にスタッフがそもそも来れるのか?という心配もあり、台風9号の進路・上陸がほぼ確定な予想が出た前日に電話で問い合わせました。
- 台風上陸が予想されますが献血は出来ますか?
- 365日開所しています。献血者様の安全第一ですので無理はせずお越しください。
- 受付は何時からやっていますか?
- 9:30から受付開始。10:00から医師の診察(献血前チェック)開始です。
スタッフの方々のご苦労に本当、頭が下がります。
献血日当日。天気予報通り早朝から雨が降り出しました。
天候が心配だったので予定より30分繰り上げて出発。現地に着いたのが開所前でした。
どこかお店に入って時間を待つにも中途半端な時間だし、かといって外は風雨で公園のベンチで待つのも無理。
仕方ないので雨に濡れなさそうなakiba:F献血ルームの入口で待つことにしました。
しばらくするとスタッフの方がやってきて、受付前ですが椅子に座ってお待ち下さいとのご配慮くださいました。
助かります。
受付しますとの事で声をかけていただき、早速カウンターへ。
献血カードを手渡し本日予約している旨を伝えたところ、
「電話していなかったのですが、病院からの依頼でHLA適合患者様への血小板提供が必要なので血小板献血にご協力いただけないでしょうか?」とのこと。
断る理由が無かったので即OKしました。
血圧測定をしてタッチパネル式の端末で定形問診に回答。
心電図検査したか?の項目が出てきて前回成分献血でした旨を伝えたところその日を入れればOKと教えていただき入力完了。
医師の問診を受けて問題ない事が確認されたら、今度は血液を少量採血して検査。
ここで献血条件をクリア出来てるか確認され、OKが出ると献血準備が終わるのを待って採血ベッドへ向かいます。
初回血漿成分献血の時は血液の出し入れサイクルが3回だったのですが、血小板成分献血の場合は通常4回程度。
ただ、私の場合は血小板の量が少ないので5回サイクルになるので少し時間がかかるとの事でした。
ヒジ置きにホットバッグが置かれるものの、それでも温度が上がらないとの事で両肩にもホットバッグ装備したら無事上昇。
テレビで台風情報を集めつつ、採血機を眺めながらどんな具合か見ていたら約1時間30分ほどで終了。
今までと違い、今回ここまでホットバッグ3つも出されて重装備になるのは初めてだったのですが、その意味があとでわかりました。
akiba:F献血ルームでは2016年8月22日(月)〜26(金)の期間納涼献血祭り~夏のご予約イベント2016~をやっていて、この期間に予約献血するとプレゼントが頂けるとの事。
たまたま期間中で何が貰えるのか興味もありました。
そして頂いたのがこのお菓子セットでした。
もちろん、献血ルームには無料のドリンクやお菓子サービスがあるのですが、これらはあくまで献血前の水分補給や献血後の回復が目的です。
今回のようにお持ち帰り用でお菓子が提供されるのはキャンペーンでしかない事なので貴重な機会だったりします。
ありがたや〜♪
この他に、前回同様使い捨てマスクと絆創膏も頂けるとのことでしたが、前回頂いた絆創膏は手付かずのママだし、マスクも相変わらず使う機会がないので辞退しました。
あと、前回はなぜか頂けなかった成分1・2・3キャンペーンのスタンプカードを今回は頂けました。
頑張って貯めるぞ!
それと、複数回献血クラブで付くポイントでのプレゼント引き換え方法がわからなかったので伺った所、展示されてるモノで欲しいものがあったら声をかけてくださいとのことでした。
以前は20ポイント以上貯まると貰っても貰わなくても勝手に20ポイント消滅していたそうなのですが、今はそういう事はないそうです。
こんな日に誰が散歩しようと思うのでしょう?ハイ、私です♪
所々のお店で台風による臨時休業や営業時間変更の張り紙を見かけました。
何年か前から秋葉原では従業員や顧客の安全を配慮しつつも、客足が遠のく現実重視の商売でこういう流れがあり予想できました。
こういう普段と違った街を見て回るのも楽しかったりします。
もちろん安全第一です。ダメと思ったら無理せず屋内避難なり帰宅なりすべきです。
この日は秋葉原でLED電球を買おうと思っていました。
今まで100円ショップで売られていた蛍光灯電球を使っていたのですが、地元にあるすべての系列店舗をくまなく見て回ったもののどこにもありません。
なぜか白熱電球は売られてるんですけどね。
蛍光灯電球は普通にまだ買えるのですが、一般販売品は価格が下がってなくて下手するとLED電球なみ。
それならと秋葉原に来た機会で買いました。安いので。
あきばお~弐號店で処分特価520円(税別)でした。
この後、雨脚も風もさほど強くならなさそうだったのであきばお~零(ぜろ)1階へ行くと、これより安い茶箱に入ったほぼ同スペックで小型のLED電球を発見。しかも40円ほど安い!
秋葉原あるあるですね。あきばお〜は店舗毎に価格差があるので天気が良ければ必ず1周して見てから買うのですが、こういう天気じゃやむを得ずです。
毎回悩むお昼ごはん。
この日は上野イアコッペで枝豆とハムとコーンのポテサラコッペパン食べました。280円。
店頭ポップにかかれていた通り、枝豆とコーンのつぶつぶ食感がアクセントが柔らかいコッペパンのアクセントになってとても美味しかったです。
台風の目に合わせ、その中に入るように家路へ。
途中、北千住で寄り道散歩して帰りました。
地元春日部に着いたら風雨が強まり台風らしい天気に。
持っていた傘をさすも、風が強くて縦には持てず完全横向きで両手で押さえながら、風に向けるようにして壊さないように細心の注意を払いながら。
やっとの思いで家のそばまで来たら、さすがにもう傘させないってぐらいの強風になっていたので、諦めて傘を閉じて雨に濡れながら帰宅。
ズボンはぐっしょり。普段付けてるBluetoothヘッドセットや最近流行りのポケモンGOやるために手に持ってるスマホも、この日ばかりは壊したくないからとカバンにしまって濡れないようにしていました。
私は、てっきり血小板成分献血はHLAを適合させる事が通常だと思ってました、現地では。
そして、今日はたまたま台風で来所者が少ない事が予想されるから血小板成分献血になったのだろうと思い込んでいました。
帰宅して早速ブログ執筆に着手し、HLA型について調べていくにつれ、今回のHLA適合血小板献血が通常の血小板成分献血とは異なる事がわかりました。
患者さんが血小板輸血を行うケースは色々あるようですが、その中でも型が合いにくいHLAが適合した血小板を輸血する治療は特別な意味があるようなのです。
それは、通常の血液型を合致させた血小板輸血をしても治療効果が出ない場合、HLA型を適合させた血小板を輸血する事で治療効果を上げるというもの。
特に、何度か血小板輸血を行った患者さんに出てしまう症状のようです。
HLAの適合は簡単ではありません。なぜなら、血液型のそれと違って種類がとても多いから。
臓器移植ほどの適合性は血小板には求められていないそうですが、それでも数百万分の1という小さい確率なんだとか。
そのため、献血にも血小板ドナー登録制度があり、通常は病院の要請で適合ドナーに電話連絡して要請するそうです。
そんな確率の低いHLA適合血小板献血で、たまたま献血予約していた私が来所したわけですから偶然が重なった奇跡だったのかもしれません。
もしかしたら、献血ルームと依頼病院とで調整した可能性もあるかもしれませんけどね。
通常なら血小板が基準値内でも少なければ無理に採血せず血漿成分献血で依頼されていたかもしれません。
私が献血ルームに来所時、私用のHLA適合血小板献血のための個別の用紙が作られていて、私の血小板は某日某所で使われるというのがすでに決められているようでした。
血小板成分献血そのものが初めてだったため、HLA適合血小板献血がそれほど重大な事だったとは知りませんでした。
今回で通算5回目、成分献血2回目です。
次回は9月5日(月)以降で献血が可能になります。
早速、次回献血の予約を申し込みました。
今回のようにHLA適合が必要な血液を必要とする患者さんがいて、しかも生きるか死ぬかを迫られている厳しい現実。
そして、治療が実るかどうかは神のみぞ知るところ。
人事を尽くして天命を待つ
私の好きな言葉です。
通常の献血ももちろん必要です。必要だからこそ、常に呼びかけられています。
無償提供とボランティア、そして運営に最低限必要な実費を国と患者で負担されている制度です。
次回も献血出来るようにコンディションを整えたいです。