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2016年10月25日火曜日

アルコールストーブの燃料用アルコールを入れる容器にはご注意を

燃料用アルコールを入れる容器

空き缶アルコールストーブを作ってから燃料用アルコールを扱う機会が増えました。
燃焼試験で燃料用アルコールの量を計るために計量カップを購入したのですが、そこであることに気が付きました。

今後、アルコールストーブを携帯するときにセットで持ち歩く事になる容器選びに必要な大切な事なので、今回はその事について書きたいと思います。

計量カップに亀裂が

冒頭に2つの計量カップを掲載しましたが、片方だけ異変が起きています。
元々は右側の計量カップのように透明だったのですが、使用して数日後に再び見たらこのように真っ白になっていました。
変色したのではなく、無数の亀裂が入り白く見えているのです。亀裂はアルコールに触れた内側のみ。外側には入っていません。

この計量カップの素材はアクリル樹脂です。
透明度のある素材でガラスのような質感があり、落としても割れにくい素材です。
以前、訳あって我が家にも多数のアクリル樹脂コップがありました。ただ、食洗機や冬場に熱湯で洗うとひび割れが起きてしまうのが難点。それでも使い続けたのは、ガラスコップのように落としても割れず怪我や破片の片付けをしなくて済むからでした。

その時の経験則から、今回のひび割れ原因は、アルコールの気化熱によって温度変化が生じて膨張収縮が起き、硬質なアクリル樹脂がそれに耐えきれずひび割れを起こしたのではないかと思われます。
日本プラスチック工業連盟によると、アクリル樹脂(PMMA)はアルコール耐性があるように書かれています。
確かに、アルコールを入れておいても樹脂そのものが溶けたり腐食したりするわけではないため、この見解は正しいのでしょう。
しかし、私の経験則のような熱による膨張収縮に対するアクリル樹脂の強度までは考慮されていないのかもしれません。

やっと見つけたガラス製計量カップ

冒頭写真右側の計量カップにはひび割れが起きていません。なぜなら、素材がガラスだから。
どちらも100円ショップで購入したのですが、ガラス製計量カップは中々売られてなくてアチコチ見て探し出したものです。
アルコールの気化熱を考えて耐熱ガラス製が理想だったのですが、素材はただガラスとしか書かれていなかったため普通のガラスだと思います。
今のところひび割れを起こしていないので使い続けてみようと思っています。

燃料用アルコールに使えそうな容器素材

市販されてる燃料用アルコールの容器は何で出来ているのでしょう?
うちで使ってる燃料用アルコール(メタノール95%エタノール5%)2種類のうち、1つに素材が明記されていました。
キャップはポリプロピレン(PP)、容器本体はポリエチレン(PE)でした。
この2種類の素材はアクリル樹脂に比べて柔らかく柔軟性があります。また、日本プラスチック工業連盟の表を見てもアルコール耐性があると書かれています。
ただ入れている分には耐熱温度を上回る事はありませんし、熱の膨張収縮にも柔軟性があるため耐えられるのでしょう。
この2種類の素材なら携帯容器として使えそうです。

燃料用アルコール用の小分け容器

市販されてる燃料用アルコールは500ml単位で売られているのですが、外でアルコールストーブを使う場合そんな大容量は必要ありません。せいぜい50〜100mlもあれば十分です。使わない燃料は邪魔なだけですからね。
そこで、小分けするための小さな容器が必要になるのですが、100円ショップで真っ先に小さな液体容器として候補に上がるのが化粧品コーナーに並んでいるものです。
あちこち見て回りましたが、残念ながらお目にかなった容器は1つもありませんでした。
揮発して容器の内圧が上がりやすいアルコール。簡単な開閉キャップはNGですし、普通のネジフタと思ってもアクリル樹脂製だったのでNGでした。

次に探したのがお弁当用調味料入れ。たまたまガラス製計量カップを買ったお店で、他店では見かけなかった30mlがあったのでそれを購入しました。
素材はフタも本体もポリエチレン製。まだテストはしていないのですが、多分大丈夫でしょう。心配なのはフタからの液漏れぐらいでしょうか。
これでダメなら、もうお酒用の小瓶やスキットル探すしかないかも。燃料専用ボトル買えば済む話ではあるのですが大きいものが多いので。

料理によって燃料用アルコールは使い分けましょう

燃料用アルコールにはいくつか種類があります。
うちで使っているのはメタノール95%エタノール5%という安いモノです。
また、固形燃料も安いモノはメタノールが主成分のモノが大半です。
燃料用アルコールは、メタノールとエタノールの配合比率の違いがあり、メタノール比率が高いと安く、エタノール比率が高いと高い傾向にあります。

メタノールの原料はメタンで、天然ガスや液化石油ガスやナフサから作られます。安価な反面、人体に有害です。
エタノールと見た目や味の違いがわからないため、お酒のカサ増しに使われては健康被害が出る事件が跡を絶ちません。
直接口にしたり体内に取り込まれなければ問題ないため、そういう用途で一般に流通しています。

エタノールの原料は天然素材。具体的には米や麦やイモ類など。つまり、普通のお酒です。
出来たお酒を焼酎とは異なる三成分共沸蒸留という手法で精製し、不純物や水分を取り除いて作られます。
無水エタノールとして売られてるものはホボ100%に近いエタノールです。消毒用エタノールは、エタノール濃度80%になるよう精製水で薄めたモノになります。
燃料用アルコールとして売られているモノは、エタノール比率が高いものの、メタノールを加えて価格を抑えているようです。

アルコールストーブや固形燃料を料理で使う場合、口にする素材に直接火が当たらないのなら安いメタノール比率の高い燃料で問題ないです。
しかし、火で直接炙るような使い方の場合は無水エタノールが理想ですが高価なので、エタノールがメインになってる燃料用アルコールで妥協し、安全に配慮したほうが良いでしょう。
私が自作アルコールストーブで燃焼試験を繰り返した所、気化した燃料が燃えきらず、冷えた素材の場合に付着し再び液体燃料に戻るケースを確認しました。
そのまま炙り続け再び気化し着火すれば燃えてくれるのですが、食品の場合は素材の中に入ってしまって燃え切らない可能性もあります。
少量なら口にしても直ちに健康に問題ないため、商売人たちは問題ないと回答してるようです。しかし、有害物質は累積なので、出来だけ口にしないほうがベストです。

余談ですが、メタノールは有害なのですが、その原料となるメタンは無害なんですよね。
だから、一般的に使われている都市ガスやプロパンガス、ガス缶のブタン系ガスは平気みたいです。
無理して燃料用アルコールで頑張るなって事なのかもしれませんね。

2016年10月20日木曜日

自作350mlアルミ缶アルコールストーブで1人芋煮会

芋煮会再び

酒に対しては当に歌うべし 人生幾何ぞ

有名な中国三国時代の君主 曹操の短歌行「対酒当歌」です。お酒を飲むとつい思い出してしまいます。
さて、前回に引き続き今回も芋煮を作って1人芋煮会です。お酒はサントリー デリカメゾン白。コスパがとても高い日本産ワインです。美味しい。

前回は自作2次燃焼ウッドストーブ1号機の燃焼試験も兼ねてやりましたが、今回はアルコールストーブで作ってみる事にしました。

食材カットに五徳ナイフを使ってみる

以前100円ショップダイソーで購入した五徳ナイフをこの日も調理で使ってみました。
特に手を加えずそのまま使ったのですが、良く切れますね。もし、切れ味に不満があるなら砥石で研ぐと良いと思います。

カットしたのは長ねぎだけ。後はそのまま鍋に入れました。
先日のウッドストーブの時は、外で調理した関係でタッパーにすべて入れていたのですが、今回は室内のキッチンで調理したので省略です。
この時、必要な食材はすべて入れていたつもりだったのですが、1品だけ忘れていました。
さて、何でしょう?

自作350mlアルミ缶アルコールストーブに鍋をかける

自作350mlアルミ缶アルコールストーブの準備をします。
燃料がどれぐらい必要かわからないので、とりあえず30ml入れました。
足りなかったら追加すれば良いので。
五徳は18cmアルミ鍋を使う関係で以前使っていた小型のモノではなく、ウッドストーブで使っていたものをそのまま使いました。

着火後すぐに鍋を置くとその冷気で消火してしまう可能性があったため、2次燃焼が始まって周りに火がついたタイミングで鍋を乗せました。

消火せず順調に燃焼しています。
今までは大きくても10cm程度の鍋だったので気が付かなかったのですが、18cmの普通の鍋を置くといささか火力が心もとないですね。ガスレンジなら弱火からとろ火相当ではないでしょうか。

加熱から10分経過。
牛肉の薄切りに火が通り始めていたので加熱は進んでいるようですが、グツグツ沸騰しだす気配はまるでなし。
調理器具のサイズによってアルコールストーブの火力にもバリエーションが必要みたいですね。

加熱から17分経過したところでアルコールストーブの燃料が無くなって消火。
沸騰しなかったのでもう少し加熱が必要みたいでした。念のためフタを開けて中を見たところ、もう少し加熱したいですね。
燃料用アルコールをさらに20ml追加し、燃料トータル50ml、加熱時間想定30分を見て調理再開してみました。

アルコールストーブの便利な所は、フタを開けなくても鍋の中の温度がある程度わかるところ。
加熱初期段階では水滴が多数付き、鍋の温度が上がるに連れ炎も強く広まっていきます。これはアルコールの気化具合が関係しているから。
加熱後27分で燃料が無くなり消火。そこから10分予熱調理しました。

ウッカリ入れ忘れた食材

予熱が完了し、木製スプーンで里芋の煮え具合を確認したら丁度よい硬さでした。
でも、鍋を見わたすと何かが足りない・・・なんだろ?

正解はコンニャクでした。
冷蔵庫から取出してドボンし、予熱で温めれば良いかとも思いました。
しかし、それだとせっかくの出汁が染み込まないので燃料用アルコールを10ml追加して5分追加加熱。美味しくナーレ♪

料理で使うと色々課題も出てくる

今まで単純にお湯を沸かしてスープ作ってただけなので意識してなかったのですが、改めてこうして料理らしい事をしてみると火力の無さが気になりますね。
使った五徳が低く、鍋の冷気の影響をモロ受けやすい高さってのも大きいと思いました。

自分で作った火気道具を使って調理した料理はまた格別なのですが、それと同時に現代の調理器具の便利さをつくづく思い知らされます。
今回は季節的な意味で芋煮を作ってみましたが、別のアルコールストーブ料理にもチャレンジしてみたいですね。

2016年10月19日水曜日

憧れのウッドストーブ試作1号機

人生初ウッドストーブは2次燃焼タイプの自作

人生初のウッドストーブ、憧れのウッドストーブ。
ついに作っちゃいました!

今回作ったのは2次燃焼タイプと呼ばれるモノです。
燃焼効率が良く、煙も少ないのが特徴の高効率ウッドストーブです。

材料集め

今回の材料はこちら!

国際製缶 丸缶1L缶(塗料)取っ手なし
島忠ホームセンター 春日部店で購入しました。
俗に言うペンキ缶です。容量は1L。
この製品じゃないとダメな理由は、ヤングコーン3号缶を入れるための口サイズがフィットするのがコレだったから。
他に合う缶があれば良いのですが、同社製品でも取っ手付きのほうは小さくてダメでした。
フチがフラットなので市販品に近く、ここに設置する五徳も作りやすそうです。

天狗缶詰 ヤングコーン 3号缶
カルディコーヒーファーム 春日部店で購入しました。
3号缶と呼ばれるこのタイプの缶詰は、主にパイナップル缶としてあちこちで売られています。
それにも関わらずこの商品でなくてはならなかった理由は、フタの外周直径が上下それぞれ違うから。
多分、商品陳列時に積み重ねられるようにしたのでしょう。同直径だとちょっとした事でズレて落ちますからね。

ドンピシャにハマる2つの缶

ペンキ缶とヤングコーン缶を合わせてみるとご覧の通り。
ピッチャリハマるんです。スゴイですよね。

あまりに気持ちよく入っていくので動画に撮影してみました。
ペンキ缶に空気穴を開けていないので、動画のようにゆっくり入っていきます。

製作開始

スイートコーン缶を開封するのですが、そこで上下間違えないようにしましょう。開けるのは直径の小さい下側です。これを間違えると底に金網を張り直すなりの修正作業になります。

口を開けた上側に穴を開けます。
はじめてなので、どれぐらいの面積を開ければ良いかわからないので、とりあえず8つ開けてみました。直径は1cm。手動リーマーだったのでシンドくてむやみやたらと開けたくなかったってのもあるのですが。

次にペンキ缶の下側に同じように穴を開けます。
これも直径1cmなのですが、穴数は倍の16個。
さきほどヤングコーン缶に開けた穴8つが上部用で、残り8つが下部から空気を取り入れる用です。

最後にヤングコーン缶の底に穴を開けます。まぁ、先にやっても良かったのですが、手探りだったので。
底穴は4.5mmを37個。出来る限り、均一な感覚ななるようにして燃焼時の偏りが無いように作りました。
すべての穴開けが妙に几帳面に見えるのはそのためです。
まぁ、木材が均等に入るわけじゃないし、逆にバランス崩してやったほうが調整しやすい事もあるんですけどね。

そして完成?

穴を開け終わった2つの缶を組み合わせれば出来上がり。とても簡単ですよね。
この組み合わせの缶が無いと内側の缶を突っ込むための穴あけや調整が必要になります。
金属加工ってとても大変な作業だし工具もそれなりに必要になります。
今回の材料の組み合わせだと電動ドリルと鉄工用ビット、穴を大きくするためのステップドリルやリーマーがあれば良いので楽ですね。

完成を祝して晩酌・・・したかったのですが、数日後に献血で禁酒中なのでお酒はなし。
ギョウザとヤングコーンのソテーで祝いました。
ウマい!

五徳を作る

五徳が必要なので作りました。
想定していた素材ではなく、ダイソーでたまたま見つけたかき揚げリングを使いました。

この日は献血の翌日。
少し調子がパッとしなかったので、回復を促すためにビタミン・ミネラル・タンパク質をガッツリ摂りました。
それは良いのですが、献血まで我慢していた飲酒として白ワインをいただきました。
やめとけばいいのに、酔っ払いながら五徳製作はじめちゃったんですよね。

五徳製作中、当てていたドリルビットが滑ってかき揚げリングを押さえていた左手の中指の爪の間に直撃。見事に刺さって怪我しちゃいました。
スポット溶接部を穴開けて飛ばそうと思ったのですがドリルが入っていかず、少し力かけたらこのザマでした。
幸い、鉄粉は無く、念のため水道水で洗いながらしながら血を適当に抜いて幹部の衛生を確保したので大丈夫そうでした。感覚もちゃんとあるので神経も大丈夫そう。

怪我の末完成させた五徳を乗せ、さらにダイソーで買ってきた18cmアルミ鍋とアルミ蓋を合わせたら気分はもうアウトドア。
酔っ払って工作しちゃダメですよね。でも、本当の意味での完成形態を眺めると感無量です。

悪戦苦闘の燃焼試験

燃焼試験に使ったのは、松ぼっくりと松の枝。どちらも落ちていたモノを拾って使いました。
2日前の雨がいささか不安ではあったのですが。

結局、松ぼっくりだけでは着火できず。むしろスペース取って邪魔でした。
定番の紙を丸めてそれを種火にして着火。
写真だけ見ると順調に点いてるように見えますが、ここに至るまでに何回ライターを擦ったことか。

何とか鍋でお湯がわかせる程度になり、2次燃焼も始まって上部空気穴から出ている調光が見えました。
この後すぐにお湯が沸いたのですが、あまりにもここに至るまでに苦労と煙、そして燃料の枝の浪費で少し心が折れ欠けていました。

1人芋煮会で最後はキッチリ収める

何事もそうですが、順調に事が運ぶとは限りません。最後にキッチリ収める事がとても大切なのです。
この日の目標だった1人芋煮会をすることが出来ました。
材料は里芋・コンニャク・長ネギ・牛肉・麺つゆ。
肉が良い出汁出ていてとても美味しかったです。
とりあえず芋煮が出来てよかったです。なんせ、最後の最後に用意していた薪がすべて無くなってしまい、炭の熱だけで最後は頑張って調理でしたから。用意したのは買い物袋1袋分。
余ったらお湯でも沸かしてコーヒーでも飲もうと思っていましたが、ちょっと欲張りでしたね。

今回の燃焼試験で燃やした松ぼっくりと松の枝の灰です。
2回分。松ぼっくりが邪魔で1度すべてあけて、そのあと仕切り直ししました。
調理していてつくづく思い知らされた事は、火力が一定せず、おまけに容積が小さいソロストーブゆえに、火力の調整はおろか維持すら大変でした。
また、今回選んだ松もミスチョイスで、ストーブも鍋も真っ黒。
試作1号機だけに、ストーブ本体もそれに使う薪の種類も着火の仕方も薪のくめ方も、全てが改良の余地ありでした。

最後の最後に五徳の話で締めくくり

燃焼試験直前に五徳に使おうと思っていた缶詰を見つけました。
規格で言うとツナ1号缶という名前のものです。
名前はツナですが、スーパーを何軒か見て回ったところ現在はゆであずき缶で売られているようでした。
スチール缶なので穴あけも去ることながら、薪投入口作るのもしんどそうです。
それもあって、かき揚げリングのまま今回の燃焼試験をおこなったのですが、コレを使った五徳製作はそのうちしようかと思います。

ソロストーブはやっぱりソロ用。炉内に溜まる灰も含めてお一人様調理向けの器具でした。ペレット使いたくなる理由も何となくわかったような。
課題だらけの自作2次燃焼ウッドストーブ1号機製作の話は終わり。
薪で調理をしたのってよくよく考えたら今回がはじめてでした。ハッキリ言って難易度は最上級。なぜ調理に炭が用いられてきたか?の答えがわかりました。
もちろん、炭からガスへ移り変わったのも同様の理由なのでしょう。だって便利だもん。

次回2号機を作るかどうか、あるいは既製品を買うかどうかも含めて今後の検討課題ですね。
良い勉強になりました。

10月第2週減量ダイエットサマリーは健やかさん

体重変化はホボ横ばいの安定

1回1回の測定結果を見ると一時64kgまで戻していますが、移動平均で慣らして見ると結果は横ばい。
大きな変化もなく体調も体の変化も安定した週となりました。

筋トレは相変わらず連日でオーバーワーク気味

この週も相変わらず連日筋トレしてました。
多分、気持ち的にどこかで追いかけられてるんでしょうね。食べたら動け。動かなかったら太るぞって。
季節の変わり目で気温低下に体を慣らしていく季節でもあるので、気だるさもあるのですが気持ちだけで続いています。
体壊さないように、それだけは気をつけたいですね。

ハンドミキサーが料理熱を加速させる

道具って大切ですよね♪
貝印 ニューハンドミキサー DL-0202を買ったお陰で、今まで難しかったメレンゲを使った料理が作りやすくなりました。
以前からお菓子作りをする話はしていたのですが、減量ダイエットをしていたこともあって、長らくその姿をお見せした事が無かったように思います。
この日は、試作も兼ね焼き行程だけ手を抜いてシフォンケーキ作り。フライパンで焼くとどうしてもこうなっちゃうみたいです。
型もオーブンもあるので、やっぱり普通に焼いたほうがいいみたいです。

メレンゲで作るオムレツも作ってみました。
貝印 ニューハンドミキサー DL-0202の威力はすごくてメレンゲ作りも1分前後ですぐ出来ます。
出来たメレンゲに分けた黄身と泡をキープするための砂糖ひとつまみ。それと下味に塩を加えてあとはフライパンで焼くだけ。
片面だけ焼いて盛り付けるときに半分に折るとオムレツっぽくなります。
ふわとろヘルシー料理です。

アウトドアツールの自作熱冷めやらず

以前から欲しかったウッドストーブを作り始めました。
アルコールストーブ関係の探しモノついでに材料探しもしていたのですが、2次燃焼ウッドストーブ用の材料が全て揃いそうだったので計画を実行しました。
こちらは現在進行系のモノなので、改めてこのブログで単独記事で書きたいと思います。

外で調理をするには欠かせないテーブルを作りました。
とは言っても足の部分だけで、どうやって作ろうか考えた末、1x4材をクロスに組むだけの簡単なもの。
高さ4インチ(約10センチ)ぐらいしかないので、本当に直置きしないためだけのテーブルです。
椅子もそのうち調達しないとなりませんが。

久しぶりの串揚げ屋さんとソフトバンク スーパーフライデー

いつ以来でしょう?
久々に串揚げ屋さんで美味しいランチを頂きました。
水溶き天ぷら粉とパン粉という、一般家庭とはちょっと違うけど串揚げ屋さんだと定番な省略形フライの作り方です。
序盤はセオリー通り揚げてるのですが、終盤になると衣付けるのが面倒になって素揚げで食べちゃうんですよね。しかも牛肉をレア揚げにして。
焼肉と違い油で上げると熱の通りが早いのであっという間に火が通ります。
この他にも、揚げたこ焼きや揚げたい焼き、ケーキ類やソフトクリームが思いのほか上手く盛り付けられたり。
減量ダイエットどこ吹く風です。

現在行われているソフトバンクモバイル スーパーフライデーの特典である吉野家牛丼 並盛を頂いてきました。お値段は無料。
大盛況なようで、食事時には混雑するそうなので極力空いている時間帯を狙って頂いています。
従業員の方々は今回のキャンペーンによる一時的な来客増で悲鳴を上げているそうです。そういう事への配慮もあって時間帯を外し分散に協力してたりしています。
せっかくのキャンペーンですから、お互い気持ちよく利用し、美味しい牛丼食べたいですよね。

相変わらず遅い減量ダイエットサマリーの記事はコレでおしまい。 ウッドストーブ記事を先に出そうと思いましたが、もう少し時間がかかりそうなので、遅れに遅れてたこちらを先に書いて出しました。
料理ネタ始めちゃうと、どうしても節制しづらくなりがち。
毎日2回の体組成測定結果を見ながらバランス取って、ネタにも体にも優しい生活に心がけたいです。

2016年10月5日水曜日

マキネッタに丁度いい!
100mlボトル缶アルコールストーブ作ってみました🔥

空き缶アルコールストーブ再び

100ml缶でアルコールストーブを作ってみました。
サイズは高さ25x直径45(mm)。
市販の丸型固形燃料とホボ同サイズという、とてもコンパクトに作る事ができました。

100mlボトル缶欲しさで飲む

ゼリア新薬 ヘパカンを買ってきました。
黒こしょうとウコンエキスのドリンク剤です。味や香りはマンゴーパイン風味で飲みやすかったです。
100ml缶には蓋の肩の部分の形状の違いで2種類あります。
どちらでも作れると思いますが、今回は丸型でつくりました。
丸型のほうが円周サイズを小さくしても側壁と平行に近く、折り込む時に密閉しやすいメリットがある気がします。
角型は丸型より高さを低く抑えられます。目測で5mm程度。サイズが小さいので5mmでも大きいです。

100mlボトル缶アルコールストーブ試作1号機

とりあえずボトル缶の蓋部分と本体部分に切り分けます。
サイズは適当。丸い肩の部分が最大円周になるあたりで目測でバッサリ。
350ml缶のときに身に着けた、綺麗に水平にカットする技法を余すこと無く活用し、美しい切り口になりました。

蓋のネジの部分に適当に溝を掘ります。
私はヤスリで削って最小にし、主室と副室を最小のアルコール量で仕切れる程度にしています。

蓋のほうをひっくり返して本体にしっかりツッコミ、底に蓋の口がキッチリ付くぐらいねじ込みます。
そしたら、こんな感じで縁を内側に2〜3回に分けて少しずつ折り込んでいきます。
私はラジオペンチの先を閉じたまま丸い背を使ってやりました。

最後に穴を開ければ出来上がり。
相変わらず綺麗に出来上がったと自負していました。
しかし、燃焼試験で天狗の鼻をへし折られる事になります。

傷だらけになった100mlボトル缶アルコールストーブ試作1号機

100円ショップで以前買ったアウトドア用ステンレス食器の小さい方を直置きし、燃焼試験でいつもの水の沸騰を確認。
この日の具はキャベツにしてみたのですが、美味しかったです。

一見すると大成功のように見えます。しかし、これが思っていたモノと違いました。
問題点は2つでいずれも副室から噴出するガスへの着火がらみでした。
  • 主室燃焼で沸騰気化したガスに自動着火しない
  • 副室のガス噴出穴の間隔が広すぎて横方向に着火しない
これがとにかく不便で仕方ありませんでした。
そこで、改良がはじまりました。

ボトル缶アルコールストーブは、容量に限らず穴を開ける位置が大きく分けて2通りあります。
  • 自動着火重視の内側に開けるタイプ
  • 直置き可能で火を広げる外側に開けるタイプ

五徳なしでコンパクトにしたかったので、後者の外側穴あけタイプで作るのは決めていました。
さらに、そのタイプで何とか主室の火で副室噴出ガスに着火できないかと、思いつく箇所に穴を開けては燃焼試験をし、ダメだとわかるとアルミテープで塞いでの繰り返し。
おかげでご覧、通り傷を絆創膏で止めたがごとく、試作1号機は切り貼りだらけになってしまいました。

100mlボトル缶アルコールストーブ2号機

100mlボトル缶アルコールストーブ2号機の製作に取り掛かりました。
試作1号機を切り貼りだらけにした甲斐あって設計はホボ完成形。
小型化のためにボトル缶のネジの部分を切り落として小型化にもチャレンジしました。
製作行程は試作1号機と一緒なので、今回は省略します。

100mlボトル缶アルコーストーブ、試作1号機と2号機の比較。
試作1号機のサイズは高さ45mmです。2号機は25mmですから、切り落とした蓋ネジ部分の20mmを短縮に成功です。
副室のガス噴出用の穴は全部で8箇所。最初の写真では4箇所に見えますよね?それが今回の最大の改良点です。

2つの問題を解決した答えが、副室の穴を外壁内壁それぞれ貫通させて開ける事でした。外側4つを貫通させたので合計8箇所。
もちろん、穴では無く上部からヤスリで削るなりして細いスリットにしても同じ事ができると思います。その場合なら4つでOKでしょう。
貫通させることによって、主室の火が副室のガスに着火。着火した火は穴を通じて外側にも着火します。
直置きしても主室は酸欠で消火されますが、外側の穴は燃焼し続けるため、結果的に火力を弱めた使い方も実現できます。

アルコールストーブの火力調整には2つのアプローチがある

空き缶アルコールストーブの火力を調整には2つのアプローチがあることがわかりました。

まず、第1が噴出するアルコールガスの量を抑えるもの。
主室および副室の噴出量を抑えて火力調整します。
既製品の火力調整フタ付きアルコールバーナーはみんなコレが狙いです。

そして、第2に燃料アルコール加熱を抑えて気化量そのものを調整するもの。
主室の火で燃料のアルコールを沸騰気化させ火が灯り続けます。
主室を酸欠にして消火し、さらに副室から噴出する火でストーブ本体の熱をコントロールすると燃料のアルコールへの熱伝導も抑えられるため、沸騰気化量も調整できます。
鍋直置きすると時々消火しちゃうのは、ストーブ本体の熱が乗せた鍋などに奪われ冷めてしまい、アルコールの沸騰気化が止まってしまうからです。
その時は、間に卵分離器でも置いて熱のバッファーを挟むか、乗せる鍋などを少し炙って温めてから直置きしてやると灯り続けます。

アルコールストーブ作りに熱心な理由はマキネッタ

私がアルコールストーブ作りに熱心な理由は、マキネッタでコーヒーを淹れたいからなのです。
あまり知られていませんが、マキネッタはその性質上ガスコンロは不向きなんです。
1ショットタイプの小型のものだと五徳が大きすぎて置けなかったり、火をどれだけ絞っても熱量多すぎて最悪本体を痛めたりします。
写真のコレも2代目で、前回350ml缶アルコールストーブで使っていた4ショットタイプの大きいものもやはり2代目。
いずれも熱で中のパッキンや樹脂取手が溶けてダメにしました。

アルコールストーブなら、燃料の量で燃焼時間を決められますし、今回のように自作なら熱量も作りでどうとでもなります。
だから、ガスレンジでオーバースペックなマキネッタにはうってつけの熱源なんです。

結局アウトドアでもDIYでもない、趣味のコーヒーバカ炸裂ってオチでした。
まぁ、外でも使えるので防風対策も考えてお外コーヒータイムしてみたいですけどね。問題は火気使える場所探しですが公園は全滅です。
結局、ホットは家で淹れてサーモスが1番良いのかもね。