2016年8月15日月曜日

筋トレ管理をコンピュータシステム化

減量第2期目を始めたのが2015 年10月4日
あれから増えたり減ったりを繰り返し、なかなか進まない減量。
色々試し、考え、工夫し、そしてなんとか50kg台への道のりが見えてきました。

筋トレ

減量第1期目から引き続きおこなっているのが筋トレ。
低炭水化物ダイエットで欠かすことが出来ない要素の1つという考え方は変わっていません。

必ず定期的におこなっている筋トレには全部で6種類あります。

  • 1日目:腹筋・背筋・ヒップリフト
  • 2日目:腕のゴムトレ・カーフレイズ・ハンドグリップ
元々は1日目にすべてこなし、2日目は休息を繰り返すメニューでした。
それが次第に回数・セット数が増えていくにつれ時間がかかるようになります。
筋トレ日と休息日の時間の波が大きくなったため、それらを分散して平均化。
部位ごとのメニューなので、それぞれに48時間の休息日を与えつつ連日行えるように自分なりに考えた筋トレメニューです。

筋トレ管理の難しさ

筋トレ実施の基本は連日なのですが、その日のコンディションや気分、また別の予定が入ってで行えない日というのがどうしても出てきます。
また逆に、時間があったり気分が良かったり、体調が良い時には普段よりも多めの筋トレをします。
そうした融通を利かせることが長続きする秘訣です。

そんな変則的な実施に付き物なのが、いつ分の何をいつやったかをどうやって管理するか。
当初は頭で記憶してやっていましたが、同じことを毎日何度も繰り返していくうちに忘れてしまう事がでてきました。
多い分には鍛えられるのだから良いと思われがちですが、筋トレは数多くやれば良いというわけではありません。
無理してやると必ずその後に疲労や筋肉痛などの怪我を負ってしまい、のちの筋トレに悪い影響を与えます。
そのために、いつ分の何をいつやったかの管理が必ず必要になってくるのです。

紙のカレンダーを使った管理

最初に思いついた方法は、紙のカレンダーに印を付けて管理する方法でした。
筋トレメニューは2日1セットなので1日目に印を付けます。これがいつ分の何をにあたる部分です。
そして、1日分をやったら別の印を付けていきます。これがいつやったかになります。

しばらくコレで管理して上手くいってました。
ただ、この方法だと筋トレ6種の個別単位での管理が出来ません
6種類全部書くのは面倒だし、頭で覚えていても同じ事の繰り返しは時々忘れてしまうし。

コンピュータ管理しようとしたら難しい事に気がつく

面倒くさいならコンピュータでやってしまえ!

そう思って色々考えたら、思ったより難しい事がわかってきました。

最初に思いついたのは、カレンダー形式の予定管理アプリ。
GoogleカレンダーYahooカレンダーみたいなアプリです。
これらアプリで管理できるのはいつ分の何をという部分だけです。
やったやらないかは関係なく、やることを事前にお知らせしてくれる機能なのです。
だからいつやったかの部分が管理できません。

また、今回の筋トレのように頻繁に繰り返す定形作業の管理には不向きな部分もあります
すべてのカレンダーアプリというわけではないのですが「何日おきに繰り返す」という設定が可能なモノもあります。
ただ、それもいつ分の何をの部分だけ。
予定設定上は1つなのでいつやったかの記録が難しいです。
毎日実施の都度予定として追記していくのが非常に面倒で、それなら紙のカレンダーにペンで書き込んだほうが早いです。

設計と作成

いつ分の何をいつやったか
これをコンピュータシステム管理する場合、どのように実装すれば良いのか考えてみました。

  • 次回予定の「予定日・内容」を記録
  • 実施したら「実施日」を記録
  • 実施後に予定日を元に次回予定を記録

これを形にしたのがコレ。
  • とりあえず筋トレ6種に合わせ6項目固定で書き出し
  • 筋トレした日に記録する予定なので実施日に当日を初期設定(変更も可)
  • 実施記録後に次回予定を2日後にして記録
  • 初回のみ予定記録が無いため予定日実施として当日を初期設定
  • 2回目以降は未実施記録の予定日を表示し、当日はチェックのみで記録できる

次はいつまでに何をするかを確認するモノを作ります。
  • 未実施記録の予定日を表示
  • 最新実施日(前回実施日)を表示

筋トレ予定実績をカレンダー表示
筋トレ予定実施をカレンダー表示したら見やすいのではないか?
そんな思いつきで作ってみました。

まずカレンダー。実際に作ってみると色々厄介でした。

  • 1日が何曜日か求めて位置決め
  • それ以前を空白表示
  • 日付の後のその日の任意情報を表示
  • 土曜日の日付を表示したら改行し日曜へ
  • 月末が何日か求めてそこで日付カウント表示を止める
  • それ以後を空白表示

カレンダーが完成したら、日付の任意情報として先ほどの筋トレ予定と実績をアイコン表示するために表示月分の情報を作って引き渡し。
予定日実施日です。

応用範囲が広そうな今回のシステム
今回のように予定と実施状況を確認する表現手法としてガントチャートというのがあります。
1作業1行にして横棒で予定と実績を表現するものです。
今回作ったシステムを元にこのガントチャートを作成する事も可能です。
表計算ソフトのような汎用ツールで管理されているのが一般的ですが、スマートフォンやタブレットが流行ってる昨今。
操作を簡略化して効率化する流れの中で、このような汎用ツールを使うのは非効率で流れに逆行していると思います。

また、副産物として作ったカレンダーもライブラリ化しました。
専用紙のオマケに付いてくるようなカレンダー製作はもちろん、今回のような予定実績の表示に使えるかな?と思いました。

日常の欲しいなをシステム化してみたのですが、必要は開発の母なり。
出来る事はわかってても普段なかなか作ろうとしないので、こういう機会ってとても大切だと思いました。

2016年8月12日金曜日

初成分献血の検査結果が届きました

2016年8月8日に人生初めての成分献血をしてから数日経ちました。
体調異常もなく普段通りの生活が送れています。

今回も、郵送より早く4日で複数回献血クラブの献血記録のほうに血液検査結果が届きました。
その報告をしたいと思います。

すこぶる好調

今回も全項目で標準値の範囲内で異常なし

献血当初は肝機能を示すALTとγ-GTPの数字が悪くて気にしていたのですが、飲酒頻度を抑えた所たちまち改善しました。

成分献血の種類が血漿でしたが、血小板献血の条件である15万/μL以上という条件はクリア出来ているので、需給バランスの関係か初回成分献血が考慮された結果だったのかもしれません。
成分献血の条件によると、血小板献血は年間献血回数24回のうち2回分としてカウントするとあるのでそれだけ体に負担が大きい献血なのかもしれません。

血中たんぱく質を示すアルブミン関係の数値も好調でした。
肝臓で作られる物質なので肝機能を示す数値の1つで連動すると同時に、いろいろな物質を運搬する役割を担っているので病気や調子に関わる数字です。
暑い今の季節だと夏バテや熱中症に関わってくるので、重要な数字の1つです。

次回成分献血の予約完了

複数回献血クラブの成分献血予約ページで次回献血の予約をとりました。

成分献血は次回献血可能期間が短いのであっという間ですね。
おかげでお酒飲む余裕が無いのですが(笑)

体調を整えて献血してきたいと思います。

2016年8月10日水曜日

はじめての成分献血

今日もやってきました! akiba:F献血ルーム 今回で4回目の献血になるのですが、はじめて成分献血にチャレンジします!
成分献血予約
献血には大きくワケて2種類あります。
  • 全血献血
  • 成分献血
成分献血は、1度定量を採血して成分を分離して成分献血分のみ取り出して残りを体に戻す手間のかかる献血です。
その代わりに体への負担が少ないということで、全血献血よりも1年間の制限が低くなっています。

手間と時間がかかる成分献血は事前予約がオススメ。
予約なしでも受付してくれる場合があるのですが、その場合は予約枠の残りの部分に当日予約で入る事になるのですぐに献血手続きに入れるとは限りません。
今回、はじめての成分献血で遠方から来てるということで、確実に出来る事前予約を行いました。

予約方法は2種類あります。

1つはインターネットサイト複数回献血クラブで行う方法。
初回献血を行うと献血カードが貰えコンピュータ登録されます。
ご利用方法を参考に新規会員登録を行いログインすると右の画像のような会員ページになります。
そこに成分献血予約というボタンがあるので指示に従って予約したい施設と日付を選べば予約完了。
予約されたかどうかは会員登録時に記入したメールアドレス宛に確認メールが届くのでそれで確認できます。
登録したと思ってされてなかったウッカリミスやシステム不具合、予約日間違えを防ぐためにも必ず確認しましょう。

もう1つの予約方法は、献血ルームに直接電話をして予約してもらう方法。
献血ルームの電話番号を調べる方法は色々ありますが、先ほどの複数回献血クラブ献血施設一覧で確認できます。
秋葉原へ
現地に午前9時に到着。マクドナルド 秋葉原昭和通り店で持ってる機器の充電も兼ねて予約時間までポケモンGOでマッタリGO。熱いジム戦を繰り広げていました。
予約時間20分前にお店を出てakiba:F献血ルームへ向かいました。
途中雨がポツリポツリ。この日は台風5号が接近していて大気の状態も不安定。

晴れ男パワーで乗り切るぜ!
いざ献血
akiba:F献血ルームに到着し、カウンターの受付で成分予約してる事を伝えて受付。
専用端末での問診を行い、医師の直接問診。そして、献血前の血液検査。

ここで全血献血なら判断が出て終わるのですが、初回成分献血の場合は心電図の検査もあります。
昔のような冷たいジェルではなく、今は低周波治療器のような粘着パッドを使うのでヒヤッとしないで良かったです。


結果は献血OKでした。

低炭水化物ダイエットで血糖値が常に低いせいか、やたらとお腹空いてないか?と聞かれましたが、いつも通り朝食はしっかり摂ってますので問題なし。
献血後の当日の運動も控えるように言われるので、前日に筋トレ済ませちゃいましたしね♪
採血タイム
手渡された無線呼び出し器が鳴り、奥の円形の成分献血用採血室へ。
看護師の指示に従って採血準備を行っていきます。
成分献血は、採血を3回、戻しを3回行うので、全血献血時は普通の止血バンドだったのですが、採血機が自動制御する圧迫ベルト(血圧計に付いてるのと同じベルト)が上腕に巻かれます。
この日も血液の出が悪いとの事で暖かい保温バッグを手渡されそれをニギニギ。
特にこれといった面白いテレビ番組もやってなかったので、電源切って採血中ずーっとニギニギしていたらあっという間に終わっちゃいました。
今回の戴き物
マスコットキャラ けんけつちゃんの絆創膏とマスクをいただけるとの事だったのですが、マスクは使う機会が無いので絆創膏だけ頂きました。
止血帯を取った時に傷口が塞がってなくて血が出ることが前回あったので、その時用にカバンに常備しておきたかったので助かりました。
プラレール
この日はプラレールが展示してありました。
展示第23弾「ぺたぞうでんしゃ王国」で、Twitterにその模様が掲載されていました。

プラレールって昔は列車の底にスイッチがついていて、折り返しレールの上を通過すると切り替わって戻ってくる仕掛け付きの車両があったのですが、今はそれが無いので両端に折り返し用のループが組まれてました。
スマホ乗せてポケモンGO自動孵化機に使いたい(笑)
成分献血はどっちで?
このブログを書くまで特に気にしてなかったのですが、今回の成分献血は2種類の血漿(けっしょう)と血小板あるうちのどちらでおこなわれたのか?
その答えは献血カードにありました。血漿献血でした。

成分献血の細かい話はあちこちで解説されてるのでそちらを参照なのですが、どの献血種別もそうですが必要以上に献血を求められる事はありません。だから「善意を押し付けちゃってるのでは?」という気後れする必要は一切ありません。
また、検査結果で献血NGと出てしまったり、需給バランスの関係で断られても、それは決して献血したいというその人の気持ちの善意にはかわりありません。
献血を実際にした人が優れていて、できなかった人が劣ってるわけではありません。

献血して社会貢献しようという気持ちが一番大切です。

もちろん、献血出可能な体の健康維持に努めて日々精進されてる方もいらっしゃると思うのでそれはとても素晴らしい事ですし、その結果として献血回数に応じた記念品も贈られるようです。
献血はノーリスクではないので、毎回リスク説明と同意書のサインを求められます。
気持ちは大切です。だけど、その人の健康を害してまでおこなう行為ではないので、献血制度や医療実態を深く考え込まないで良いと思います。

みんなの気持ちで助かる命も実際にあるわけですから。
アキバ→上野をお散歩
埼玉県民の私がなぜわざわざ秋葉原まで来て献血してるか?というのは特に深い意味はありません。
この日は、コンデンサとLED電球を探したのですが、希望のモノが見つからなくて断念。
そのままいつものように上野まで散歩しました。
不忍池は水質浄化のための蓮が咲き始めていましたね。綺麗でした。
最近ハヤリのポケモンGOの狩場スポットなので久々に訪れたのですがさすがですね。さくらが咲き乱れてました♪
上野動物園はおやすみ。
入口付近にあった小さいころから親しんでた売店は綺麗に無くなっていて寂しかったです。
元売店そばに接地されてるパンダポストは健在でした。
今でもスポットになっていて、撮影直前に2組ほどいました。
ここから投函するとパンダ消印が押されるので、わざわざココから送る人も多いです。
2020年東京オリンピック開催にちなんで、現在行われてるリオオリンピックにからめたイベント 東京2020ライブサイト in 2016が上野公園竹の台広場でやってました。入場無料
献血が終わったのが12時前。
最近は朝夜2回の食事ペースなのですが、この日は献血もしたしたまには外食でも思ってフラフラしていましたが暑くてバテバテ。
ふと上野マルイの気温計を見ると34℃。流れた汗もすぐに乾くようなうだる暑さの天気。
幸か不幸か台風5号接近中でも雨は降らなかったので気温はそのまま。
もう面倒くさくなってそのまま帰宅しました。
次回成分献血は22日以降
akiba:F献血ルームのサイトに書かれているのですが、献血キャンペーンは2つあります。
  • 成分1・2・3キャンペーン
  • 納涼献血祭り~夏のご予約イベント2016~
成分1・2・3キャンペーンは、成分献血を予約で平日に3回が条件。BE@RBRICKとのコラボで来年2017年3月31日まで。
納涼献血祭り~夏のご予約イベント2016~は、8月22日(月)~26日(金)に予約した人に何か景品くれる企画。

まだまだ暑い日が続くと思います。
健康管理に気をつけ、次回献血も万全な体調でおこないたいですね。

2016年8月9日火曜日

Raspberry Pi 2+RaspbianでOpen JTalk Ver.1.09をコンパイルしインストール

前回Raspberry Pi 2+Raspbianをお話できるようにしましたにて 、Open JTalk Ver.1.07をインストールしました。
しかし、この バージョンでは音量オプション -gが使えません。

そこで、今回は最新版であるOpen JTalk Ver.1.09をコンパイル・インストールして使えるようにしてみたいと思います。
hts_engine APIをコンパイル
Open JTalkhts_engine API を使っています。
Open JTalkコンパイルに先立って、まずコレをコンパイルします。
ディレクトリをホームに戻します。
$ cd
ソースコードをダウンロードします。
$ wget http://downloads.sourceforge.net/hts-engine/hts_engine_API-1.10.tar.gz
そして、これを解凍します。
$ tar zxvf hts_engine_API-1.10.tar.gz
解凍が終わったら解凍したディレクトリに移動します。
$ cd hts_engine_API-1.10
コンパイルのための設定ファイルを作ります。
$ ./configure
できたらコンパイルします。
$ make
完了すると/home/pi/hts_engine_API-1.10に実行日の日付で新たなファイルが 追加されたりします。
作業が完了したら、次の作業のためにcd⏎でホームディレクトリに戻しておいてください。
Open JTalk Ver.1.09をコンパイル
Open JTalkのサイトからVer.1.09のソースファイルをダウンロードします。
$ wget http://downloads.sourceforge.net/open-jtalk/open_jtalk-1.09.tar.gz
解凍します。
$ tar zxvf open_jtalk-1.09.tar.gz
解凍先 のディレクトリに移動します。
$ cd open_jtalk-1.09
コンパイルのための設定ファイルを作ります。
下記コマンドは改行せず1行で入力してください。
もし、長すぎて改行したい場合は\(バックスラッシュ)を区切る行末に入れるとできます。
$ ./configure --with-charset=UTF-8 --with-hts-engine-header-path=/home/pi/hts_engine_API-1.10/include --with-hts-engine-library-path=/home/pi/hts_engine_API-1.10/lib
できたらコンパイルします。
$ make
動くかどうか確認してみます。正常な場合はVer.1.09の確認が出来ます。
$ ./bin/open_jtalk
root権限でインストールします。
$ sudo make install
動くかどうか確認してみます。 パスが通っていれば下記コマンドのみで実行可能なはずです。
通ってない場合はフルパス/usr/local/bin/open_jtalkで実行してみてください。
正常な場合はVer.1.09の確認が出来ます。
$ open_jtalk
作業が完了したら、次の作業のためにcd⏎でホームディレクトリに戻しておいてください。
Open JTalk 辞書ファイルをコピーする
Ver.1.07の辞書ファイルをそのまま使う事も可能ですが、Ver.1.09の辞書ファイルは若干容量が増えているので何らかの追加がされてるようです。
そこで、最新の辞書ファイルをコピーします。
Open JTalkのサイトからVer.1.09の辞書ファイルをダウンロードします。
$ wget http://tenet.dl.sourceforge.net/project/open-jtalk/Dictionary/open_jtalk_dic-1.09/open_jtalk_dic_utf_8-1.09.tar.gz
解凍します。
$ tar zxvf open_jtalk_dic_utf_8-1.09.tar.gz
root権限でコピーします。
$ sudo cp -r open_jtalk_dic_utf_8-1.09 /var/lib/mecab/dic
前回Raspberry Pi 2+Raspbianをお話できるようにしましたにて作成したjsayを書き換えます。
$ nano jsay
修正箇所は下記の赤字の箇所の部分
#!/bin/bash
tempfile=`tempfile`
echo "$1" | open_jtalk -m /usr/share/hts-voice/mei/mei_normal.htsvoice -x /var/lib/mecab/dic/open_jtalk_dic_utf_8-1.09 -ow $tempfile
aplay -q $tempfile
rm $tempfile
CTRL+X→Yで保存終了。
実行出来るかどうか確認してみます。
$ jsay 本日は晴天なり
特段これといった変化はないのですが、動作確認 の意味でやってみてください。
音量を変えてみる
Ver1.09で追加された音量オプション -gを試してみます。
jsayスクリプトに オプションを追加します。
$ nano jsay
修正箇所は下記の赤字の箇所の部分
#!/bin/bash
tempfile=`tempfile`
echo "$1" | open_jtalk -g $2 -m /usr/share/hts-voice/mei/mei_normal.htsvoice -x /var/lib/mecab/dic/open_jtalk_dic_utf_8-1.09 -ow $tempfile
aplay -q $tempfile
rm $tempfile
CTRL+X→Yで保存終了。
音量が変わるかどうか確認してみます。
音量が小さくなっていれば 成功です。
$ jsay 本日は晴天なり -20
音量は+数字で音量が大きくなり、-数字で小さくなります。
オマケでマスターボリュームの 変え方
マスターボリュームの変え方は2種類あります。
視覚的に変更する場合はこのコマンドで出来ます。
矢印キー↑↓で上げ下げできます。
$ alsamixer
次に、コマンドラインのみで直接変える方法です。
%の所の数字を大きくすると音量も大きくなり、小さくすると音量も小さくなります。
$ amixer cset numid=1 90%
なお、現在の 音量を確認したい場合は、%の数字を書かずに実行すると valuesの数字で確認できます。
表示になるminとmaxは%指定では なく数字で指定した場合の有効範囲です。
最後に
Open JTalkをRaspberry Pi+Raspbianにインストールする方法を解説した記事は他にもあります。
今回あえて執筆した理由は、バージョンアップによって音声定義 ファイルが.htsvoiceに変更になり、やり方が変わったため最新の手順ということで書きました。
ネット上には古いタイプの音声定義ファイルも残っていてそのままでは使用できません。
もし試してみたい場合は、.htsvoiceに変換する必要があります。
その手順に ついては、既存の記事で対応出来るようなので探して みてください。