2018年8月2日木曜日

【2018富士山登山】その1 再び富士山登山へ

再び富士山登山へ

2018年7月22日(日)、再び富士山に登るべく富士スバルライン5合目へやってきました。
地元春日部から電車で新宿駅へ。そして、バスタ新宿から直行便バスに乗って富士山五合目バス停に到着です。
当初は20日(金)に行こうと思ったのですが、いざバスを予約しようと予約サイトを見たところ予定していた夕方の便が満席に。21日(土)もチェックしましたがダメでした。
休み前日なので仕方ないのですが、乗る予定のバスも乗る直前には満席になっていました。

17:55の便で出発し現地に着いたのが20:00過ぎ。
バス停すぐそばの富士急雲上閣のお土産屋さんだけが開いていました。
当たりは真っ暗ですぐ目の前に見えるはずの富士山も見えず、街灯もない真っ暗ななか階段を踏み外さないよう慎重に降りて休憩所へ向かいました。
そして、登山直前の腹ごしらえのため持ってきた食料を食べました。
今回は、玄米ブラン メープルくるみ1箱5パック、鶏のささみタンドリーチキンパインアメ。それと、何となく食べたかった大人プチくるみブラウニーを持ってきました。
あと、サマリーブログでも書いていた刀削麺とインスタントコーヒー 香味焙煎 丸み3本とフリーズドライ甘酒1個。水1Lとさんぴん茶1Lで登山の食料はすべて賄う予定です。

今回もザックはパンパンでした。
家を出る時に重さを量ると9.4kg。前回とほとんど変わりません。
金剛杖は使わず、キャンプでテント張るのに使ってるカーボントレッキングポールを持ってきました。
靴はadidas TERREX SWIFT R MID GTX
それと、前回寒くて辛かった下半身のために防寒ズボンも持ってきました。
装備をチェックし、リチウムイオン電池でパワーアップさせた愛用のヘッドランプ ThruNite TH20を頭に付けて出発しました。

登山開始

休憩所を後にして、トイレを済ませて21時前に登山開始。
悩んだ富士山保全協力金でしたが今回は払いました。
登山目的が昨年亡くなられた青羽学園 青羽 俊輔さんの慰霊で、彼が生前登った際に支払っていたのでそれに倣う形にしました。

スマホのカメラだとオレンジ色の点にしか見えないのですが、富士吉田の街の明かりがキレイに見えました。 登山道に街灯は一切ないので、余計によく見えます。

最初の分かれ道の看板がある泉ヶ滝までやってきました。
山寄りの細い上り道へ行くと吉田ルート六合目の安全指導センターへ行けます。
反対側へは行ったことないのですが、吉田ルート五合目へ行けるようで唯一のテント場もあるんだとか。

吉田ルート六合目の安全指導センターに到着したのが21:30。ちょうど30分経過です。
ここで吉田ルートの地図を頂けます。
ヘルメットも借りられますが、今回はこちらに戻ってこないので借りませんでした。
ここまでがウォーミングアップ区間みたいなものですが、運動不足な人だとココで休憩入れないとキツイかもしれません。
この先が本格的な登り道になるので、改めて身支度を整えました。

前回間違ってブル道を上ってしまった分かれ道に来ました。
今回は間違えずに正規のルートに行けましたが、綺麗に整備されていてとても登りやすくなってました。

吉田ルート岩場再び

吉田ルート名物の岩場に着きました。時間は22時すぎ。
7合目手前から8合目にかけて続きます。
吉田ルートでは、これを超えない事には7合目以上にある山小屋にたどり着けません。
長い金剛杖は、ここでは上に突くときは短く、足と同じ位置に突くときは長くと、持つ位置を自在に変えられるとても便利な補助具です。
その利点を活かして三点確保の時に岩ではなく金剛杖を利用したり、登る時に腕の力を補助にして足の負担を減らしたりできます。
今回持ってきたカーボントレッキングポールで同じことをしようとしましたが使い勝手が悪く、断念してここで再びザックにくくりつけて足と手で登りました。

7合目

富士スバルライン五合目から登りはじめて最初の山小屋 花小屋に到着しました。22:30前です。
昨年来た時に元気だからこの大きい金剛杖と交換しようって言われたのが確かココでした。
もちろん、家族から受け継いだ杖だったので断りましたが😅

さらに登ってトモエ館に到着。
ここのベンチをお借りして休憩しました。

ザックからさんぴん茶が入った水袋を取り出し水筒に補充しました。
この水筒を肩紐にくくりつけていつでも飲めるようにしてます。
ザックがハイドレーションシステムに対応しているのでそのほうが便利な気もしてるのですが、まだ買ってないんですよね。

この日着ていたTシャツはコレ。

冷やかしで中華 はじめました

買った時から冷やし中華はじめましたとばかり思っていたのですが、写真撮って後で見返した時に違うことに気が付きました。
どうりでジロジロ見られるわけだ😅

昨年登った時には気が付かなかった救護所を見つけました。
富士山が初心者でも登れると言われる理由は、こうした施設が充実してる事が大きいです。
決して登山技術が無くても登れる道というわけではありませんし、体力の無さは山小屋を利用すればある程度は補えますが、日本最高峰ゆえの厳しさがたくさんあるので安易に考えないほうが良いです。

さらに登ると真っ赤な鳥居が見えました。鳥居荘の鳥居です。
山小屋の入り口の看板見てココが~山小屋って知る事が多いのですが、ここはそのまんまなのでわかりやすいです。

8合目

8合目最初の太子館に着きました。23:40頃です。
ここまで聖徳太子が馬で登って休憩した事にちなんだ名前らしいです。
以前、皇族の富士山登山について調べた事があったのですが、昭和天皇が即位される前の大正12年に馬で八合目まで登られてて、そこから徒歩で登頂達成されてるらしいんですよね。
さすがに空は飛んでこないでしょうが、それぐらい早く登ってきたっていう聖徳太子伝承なんでしょう。

白雲荘に到着。日付が変わり2018年7月23日(月)の0:20です。
ここは山小屋前がすごく広いので休憩してる人も決行いるんですよね。

ここで再びさんぴん茶を水筒に補充したのですが、水パックは半分切ってました。

9合目

9合目のお金が刺さってる鳥居まで来ました。2:30頃です。
ここに至る途中で渋滞に巻き込まれて大変でした。
何が理由で立ち止まっているのかがわからず、追い越すべきか立ち止まって待つべきかがまったくわかりません。

渋滞と原因不明の立ち止まり。それを追い越すための登山ペースの乱れで体調悪化させてしまいました。動悸とそれにともなう吐き気で最悪でした。
ちょこちょこ休んでは飴を舐めたりさんぴん茶飲んだりして誤魔化しながら登っていたのですが、山頂まで最終コーナーという所で再びノックダウンで休憩。下を見るとヘッドランプの長い行列ができてました。
岩場は終わっていたので再びカーボントレッキングポールを両手に持って歩いていましたが、体調に余裕が無くてガシガシ突いてたら先端のカバーがいつの間にか両方無くなってました。

山頂手前にある狛犬のところまで来ました。
あともう一息!

富士山登頂達成🙌

富士山山頂 久須志神社前に到着しました。富士山登頂達成です🙌
時間は3:40頃。7時間かかりました。
体調不良で一時は高山病か何かでリタイヤも脳裏をよぎりましたが、ペースコントロールと気力で何とか乗り切りました。

人生2度目の富士山登山の話は、ここで一区切り。
次回は、山頂での事を書きたいと思います。お楽しみに!

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