虎ヶ岡城址へ
今回はワープしませんよ?😅
陣見山山頂は、疲労困ぱいの参加者たちで休憩できそうな場所がなく、限界近い足にムチ打って大月峠へ出発しました。
少し進むと、すぐに急な下り斜面が見え、補助ロープもかかっていました。
マップを見るとしばらく下り基調が続くようだったので、手を保護するためココから軍手をハメて進む事にしました。
足にも結構きてたので、腕でそれを補助する意味でも。
下ってる途中で、国土地理院の三角点を見つけました。
特にこれといった場所でもなく、なぜココにあるのかわかりませんでした。
後でマップを見ると、標高368.4mの四等三角点があると書かれてました。
三角点には、電子基準点と一~四等級まであり、等級数字が大きいほど設置間隔が短いようです。
自然の中にポツンとこういう人工物見つけると、なぜか気になっちゃうんですよね。
再び給水所がありました💧
大月峠の所で、ふと横を見ると舗装路が見えたので、登山路に一番近いココを選んで設置されていたのでしょう。
水はまだ沢山持っていたのでいただかなかったのですが、塩をひとツマミいただいて舐めました。
道中で、右足の太ももから膝にかけての裏側の筋がツリそうな感じがしていました。
いつも持ってきているゼリー飲料を忘れてきてしまい、栄養補給手段が行動食のみでまだ半分残っていたので悩みました。
結果は、いただいて正解で、この後ツル感じは消えました。
大きな倒木が登山路を塞いでいました。
もちろん、この程度なら乗り越えて進みますし、こういう倒木があちこちにありました。
あとでふと思ったのですが、この倒木に腰掛けて休憩すればよかったかな?と思いました。
本当に、丁度よい座れる場所がまったくなかったんです。
富士山は大岩があちこちにあって、腰掛けにちょうどよかったんですけどね。
足の痛みが相当厳しくなってきた所で、なんとか虎ヶ岡城址に着きました。
ここには大きな東屋があって、腰をかけられる長いベンチもありました。
ここからは美里町が一望できました。
眺めるのも早々に、東屋でザックを下ろし、椅子に腰掛けてすぐにトレッキングシューズの靴紐をほどいて脱ぎました。
2パックに分けていた行動食を外の食べた後のゴミと中の未食分を入れ替えたり、肩紐に括り付けてる水筒に水を補充したり。
あとは、休憩中ずーっと足裏をマッサージ。ここで30分ほど休憩しました。
チェックポイント③を目指して
筑坂峠に着きました。ロングウォークちちぶ路もそろそろ終盤です。
ここへきて、とても心配事がありました。それはタイムリミット。
周りの参加者たちも気にしはじめていて、一緒に参加したものの追いつかない仲間に携帯電話で連絡をとっている姿を見かけました。
さらに、下り基調だけかと思っていたら、ココへきて再び急な登り坂&下り坂が。登山経験がある人じゃないとちょっと厳しい道に再び遭遇しました。
イノシシなんてどうでもいいよぉ。ヤマノススメのクダリを思い出します。
それぐらい疲れ切ってて、ネタ用に1枚撮って先を急ぎました。
アップダウンの激しい道を抜けると、今度は急な下り階段が出てきました。一歩踏み外して落ちると大怪我か最悪命取りになるような場所。
ザックを担いでいるので普段と重心も違いますし、疲労も相当溜まっているので一歩一歩確実に降りていきました。
制限時間の心配もありましたが、その時はその時です。
下りきって急に緩やかな下り坂に差し掛かったなと思ったら、ようこそ美里町への標識が。
祠がありました。
登り側に向けて設置されていたので、下ってる私達からは裏側が見えました。 振り返って手を合わせて、道中の安全を祈願しました🙏
チェックポイント③に着きました。
ここで、20kmコースと27kmコースの分かれ道になります。
時間は午後2時20分。関門時間午後3時30分の1時間前です。
チェックポイント②は関門時間1時間前の通過でしたし、この区間は虎ヶ岡城址で30分休憩してるので、想定時間より実質30分早く着いた事になります。
ただ、ゴール受付終了の午後4時30分まで残り2時間しかありません。
疲労困ぱいな所に、ここから再び登り基調があり、さらにラストは2kmオーバーの長い舗装路が続くため、ゴール出来るかとても心配でした。
今回はここで一区切り。
休憩を取りながら登山を楽しめるイベントかと思っていたのですが、いざ歩いてみるとそうとう厳しい事がわかりました。
初盤の宝登山下山途中、80歳の人生の大先輩と歩きながらお話する機会をいただきました。その方は、富士山登頂3回経験しているにも関わらず、このイベントで27kmコース完歩したことがないとおっしゃっていたんです。
私は本当に完歩できるのでしょうか?😅
お読みいただきありがとうございました。
次回は、富士山登山前に登る予定だったもう1つの山、羅漢山の話を書きます。
まさか、ここでアレに出会うとは思っていませんでした♪
お楽しみに!
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