2016年10月5日水曜日

マキネッタに丁度いい!
100mlボトル缶アルコールストーブ作ってみました🔥

空き缶アルコールストーブ再び

100ml缶でアルコールストーブを作ってみました。
サイズは高さ25x直径45(mm)。
市販の丸型固形燃料とホボ同サイズという、とてもコンパクトに作る事ができました。

100mlボトル缶欲しさで飲む

ゼリア新薬 ヘパカンを買ってきました。
黒こしょうとウコンエキスのドリンク剤です。味や香りはマンゴーパイン風味で飲みやすかったです。
100ml缶には蓋の肩の部分の形状の違いで2種類あります。
どちらでも作れると思いますが、今回は丸型でつくりました。
丸型のほうが円周サイズを小さくしても側壁と平行に近く、折り込む時に密閉しやすいメリットがある気がします。
角型は丸型より高さを低く抑えられます。目測で5mm程度。サイズが小さいので5mmでも大きいです。

100mlボトル缶アルコールストーブ試作1号機

とりあえずボトル缶の蓋部分と本体部分に切り分けます。
サイズは適当。丸い肩の部分が最大円周になるあたりで目測でバッサリ。
350ml缶のときに身に着けた、綺麗に水平にカットする技法を余すこと無く活用し、美しい切り口になりました。

蓋のネジの部分に適当に溝を掘ります。
私はヤスリで削って最小にし、主室と副室を最小のアルコール量で仕切れる程度にしています。

蓋のほうをひっくり返して本体にしっかりツッコミ、底に蓋の口がキッチリ付くぐらいねじ込みます。
そしたら、こんな感じで縁を内側に2〜3回に分けて少しずつ折り込んでいきます。
私はラジオペンチの先を閉じたまま丸い背を使ってやりました。

最後に穴を開ければ出来上がり。
相変わらず綺麗に出来上がったと自負していました。
しかし、燃焼試験で天狗の鼻をへし折られる事になります。

傷だらけになった100mlボトル缶アルコールストーブ試作1号機

100円ショップで以前買ったアウトドア用ステンレス食器の小さい方を直置きし、燃焼試験でいつもの水の沸騰を確認。
この日の具はキャベツにしてみたのですが、美味しかったです。

一見すると大成功のように見えます。しかし、これが思っていたモノと違いました。
問題点は2つでいずれも副室から噴出するガスへの着火がらみでした。
  • 主室燃焼で沸騰気化したガスに自動着火しない
  • 副室のガス噴出穴の間隔が広すぎて横方向に着火しない
これがとにかく不便で仕方ありませんでした。
そこで、改良がはじまりました。

ボトル缶アルコールストーブは、容量に限らず穴を開ける位置が大きく分けて2通りあります。
  • 自動着火重視の内側に開けるタイプ
  • 直置き可能で火を広げる外側に開けるタイプ

五徳なしでコンパクトにしたかったので、後者の外側穴あけタイプで作るのは決めていました。
さらに、そのタイプで何とか主室の火で副室噴出ガスに着火できないかと、思いつく箇所に穴を開けては燃焼試験をし、ダメだとわかるとアルミテープで塞いでの繰り返し。
おかげでご覧、通り傷を絆創膏で止めたがごとく、試作1号機は切り貼りだらけになってしまいました。

100mlボトル缶アルコールストーブ2号機

100mlボトル缶アルコールストーブ2号機の製作に取り掛かりました。
試作1号機を切り貼りだらけにした甲斐あって設計はホボ完成形。
小型化のためにボトル缶のネジの部分を切り落として小型化にもチャレンジしました。
製作行程は試作1号機と一緒なので、今回は省略します。

100mlボトル缶アルコーストーブ、試作1号機と2号機の比較。
試作1号機のサイズは高さ45mmです。2号機は25mmですから、切り落とした蓋ネジ部分の20mmを短縮に成功です。
副室のガス噴出用の穴は全部で8箇所。最初の写真では4箇所に見えますよね?それが今回の最大の改良点です。

2つの問題を解決した答えが、副室の穴を外壁内壁それぞれ貫通させて開ける事でした。外側4つを貫通させたので合計8箇所。
もちろん、穴では無く上部からヤスリで削るなりして細いスリットにしても同じ事ができると思います。その場合なら4つでOKでしょう。
貫通させることによって、主室の火が副室のガスに着火。着火した火は穴を通じて外側にも着火します。
直置きしても主室は酸欠で消火されますが、外側の穴は燃焼し続けるため、結果的に火力を弱めた使い方も実現できます。

アルコールストーブの火力調整には2つのアプローチがある

空き缶アルコールストーブの火力を調整には2つのアプローチがあることがわかりました。

まず、第1が噴出するアルコールガスの量を抑えるもの。
主室および副室の噴出量を抑えて火力調整します。
既製品の火力調整フタ付きアルコールバーナーはみんなコレが狙いです。

そして、第2に燃料アルコール加熱を抑えて気化量そのものを調整するもの。
主室の火で燃料のアルコールを沸騰気化させ火が灯り続けます。
主室を酸欠にして消火し、さらに副室から噴出する火でストーブ本体の熱をコントロールすると燃料のアルコールへの熱伝導も抑えられるため、沸騰気化量も調整できます。
鍋直置きすると時々消火しちゃうのは、ストーブ本体の熱が乗せた鍋などに奪われ冷めてしまい、アルコールの沸騰気化が止まってしまうからです。
その時は、間に卵分離器でも置いて熱のバッファーを挟むか、乗せる鍋などを少し炙って温めてから直置きしてやると灯り続けます。

アルコールストーブ作りに熱心な理由はマキネッタ

私がアルコールストーブ作りに熱心な理由は、マキネッタでコーヒーを淹れたいからなのです。
あまり知られていませんが、マキネッタはその性質上ガスコンロは不向きなんです。
1ショットタイプの小型のものだと五徳が大きすぎて置けなかったり、火をどれだけ絞っても熱量多すぎて最悪本体を痛めたりします。
写真のコレも2代目で、前回350ml缶アルコールストーブで使っていた4ショットタイプの大きいものもやはり2代目。
いずれも熱で中のパッキンや樹脂取手が溶けてダメにしました。

アルコールストーブなら、燃料の量で燃焼時間を決められますし、今回のように自作なら熱量も作りでどうとでもなります。
だから、ガスレンジでオーバースペックなマキネッタにはうってつけの熱源なんです。

結局アウトドアでもDIYでもない、趣味のコーヒーバカ炸裂ってオチでした。
まぁ、外でも使えるので防風対策も考えてお外コーヒータイムしてみたいですけどね。問題は火気使える場所探しですが公園は全滅です。
結局、ホットは家で淹れてサーモスが1番良いのかもね。