私が今まで買ったハンドミキサーは全部で3台。はじめて買ったのは小学生の頃。ロヂャース 越谷店がまだボーリング場の形をしたディスカウントストアだった頃にそこで買いました。
2台目は、お店は覚えていないのですが確か家電量販店だったような。
月日は流れ、なぜか1台目も2台目も紛失。長らく不在で泡立て器も持っていなかったため、長らく物色していました。
そして、3台目となるハンドミキサーをついに買ってきました。
貝印 ニューハンドミキサー DL-0202
何かこだわりがあってコレを選んだわけではありませんでした。たまたま安かったから。
どんなに安くても2000円程度はしますし、安すぎるとピーター(回転する泡立て器)がプラスチック製で耐久性に不安があったり。
それが、今回購入したコレはピーターがステンレス製でお値段も相場から大幅値下げ。安さの理由は書かれていませんでしたが、おそらく外装汚れと旧機種による在庫処分でしょう。
ハンドミキサーの購入動機は、おそらくホイップクリームかメレンゲのためと思います。泡立て器で作ったことある人ならわかるでしょう。相当な労力を要しますからね。
今回は、そんな定番の中でコーヒーと相性の良いホイップクリームを作ってテストしてみる事にしました。
使ったホイップクリームはスジャータ 低脂肪ホイップ。植物性27%の泡立てにくいとされているモノです。
そんな泡立てにくいホイップクリーム液をセオリー無視で作ります。
ホイップクリーム液は、冷蔵庫で冷やして保管していたもの。
ボールは耐熱ガラス製ボウルで常温です。ハンドミキサーを使う場合、金属製やプラスチック製だと削ってしまう恐れがあるため耐熱ガラス製ボウルを使うのが一般的で、説明書にも推奨の旨が記載されています。
うちで使ってる耐熱ガラス製ボウル直径24cm高さ11cm。クリーム液200mlと少量ですが結構飛び散るので大きめのボウルをオススメします。
ハンドミキサーについてる泡立て器部品をピーターといいます。
このピーターは、一般的なハンドミキサーでは普通の4枚羽根のフラット構造なのですが、貝印 ニューハンドミキサー DL-0202はさらに羽根にスリットが入っています。
箱にも書かれているので買うときにわかっていたのですが、私はむしろ耐久面が不安でした。それだけ強度が落ちる事も意味しますがから。しかし、実際に使ってみると要らぬ心配でした。
スリットは入っているものの、ガラスボウルのフチに当たったときに1番力がかかると思われる中央部に支えがあるため歪みにくい構造のようです。
泡立て能力2倍(当社比)の文字にも嘘偽りなしでした。
私が今まで使ってきた2台の普通のハンドミキサーと比べ、ダントツで泡立て時間が早い。
一般的なフラットピーターだと座って何か見ながら泡立てるのが常でしたが、貝印 ニューハンドミキサー DL-0202だとカップラーメン作ってる間にホイップクリームが出来てしまうぐらい、短時間で出来ちゃいました。
付属収納ケースにしまう時、そのままコードを突っ込むよりも、ちゃんと巻きつけて入れたほうが出し入れがスムーズでとても便利でした。
コード巻きつけフックが干渉して使いにくそうだなって感じた事も2点ありました。
まず、コード巻きつけフックのお陰でピーター外したときに縦置き出来ません。写真のように横に寝かせておく必要があります。
とはいえ、食品に突っ込むピーターを直置きしたくない時はこういう置き方するのが常なので、これはこれで問題ないような気がしました。
また、壁掛け用のネジにひかっける穴もありますが、フックが邪魔して引っ掛けにくそうです。
これについても、うちじゃ普段壁掛けしないので不要かなと思ったり。壁掛け用のネジも付属していませんし、説明書にも壁掛けの使用方法は記載なしなので考慮されていないのかも。
今回買った貝印 ニューハンドミキサー DL-0202、私の評価は70点です。もちろん、私が持っていた歴代ハンドミキサーの中では1番です。
-30点の理由は、コード巻きつけフックを折りたたみ式にすればもっと便利そうなのと、初速の1が早すぎる点。
そして、ここが肝心ですごく気になったのですが、スイッチを入れた時に火花が散ってるようでした。在庫期間が長すぎて抑える接点グリス切れか仕様かわかりません。他の家電製品でも時折火花が散ることがあるのでそんなに気にしていませんが、火が点きやすい可燃物のそばだと最悪火災に繋がります。それよりなにより、スイッチ部分がスパークで消耗して寿命縮むのでは?という懸念のほうが大きいかも。
それを差し引いても安かったので良いのですが。
保証1年も付いてるんで、万が一にトラブっても大丈夫かとは思います。
減量ダイエット宣言しててアレですが、何か美味しいもの作りたいですね。
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