2021年10月19日火曜日

【登山】北岳登山 その2 登山開始

登山口へ

野呂川広河原インフォメーションセンターに到着。時間はほぼ定刻通りの6時30分です。下車してすぐにトイレへ行ったのですが大樺沢(おおかんばざわ)仮設橋撤去のお知らせがありました。それっぽい情報は得ていたのですが詳しいことは現地でと思っていた矢先でした。

広河原インフォメーションセンターの写真をパシャリ📷 パッと見で水場っぽいのは無かったです。

今回はじめて実地試験するM5STACK ATOM GPSキット+UNIT ENV.Ⅱで作ったGPS気象観測記録装置です。GPSで緯度経度高度を、環境センサーで温度湿度気圧を記録します。電源はNITECORE F2に18650リチウムイオン電池2本で給電。予備で4本も持ち込みました。

起動直後のデータは気温16℃湿度61%気圧860hPa。GPSはコールドスタートなので測位までしばらく時間がかかります。

再びセンター内に入り2階へ上がると有人の案内所がありました。そこで仮設橋撤去の件を伺うと予定していた大樺沢-二俣間が通行止めとのこと。登山届はすでに提出済みだったので変更はせず、Bプランの白根御池小屋から二俣へ向かうことにしました。

身支度を登山用に整えて出発。センター2階からそのまま登山口へ向かうことができます。左は今上天皇陛下が登られた際の碑。右は南アルプス開祖の碑です。今上天皇陛下が登られたのは1987年だそうで、このような石碑があちこちの山にあるとしたら神社並に凄いかも?

正面ゲートが登山口へ向かう道。左が大樺沢(おおかんばざわ)です。ちょうど護岸工事中のようで景色的にはアレですが、末永く利用できるようにするために必要なことですからしばしの我慢です。

ふと見上げるとこれから登る北岳山頂が見えました。遠近法でわかりにくいのですが、森林限界超えてる関係で木々の有無でわかるかも?🌲この時は天気良かったんですけどね。まさかあんな事になるとは。

北岳登山口へ向かう吊橋の入口です。

案内地図が気になってパシャリ📷
固有種のキタダケソウや希少動物のライチョウの写真もありました。

吊橋にやってきました。ワクワクします🌉

渡りながら動画撮影しました📹うっかり標準モードで撮ったのでブレブレですがご了承ください。音声はカットしてあります。いつかアクションカメラで撮影したいものです。

対岸の広河原山荘に到着。登山届の提出はここで行います。私はコンパスで事前に提出済み。今回はじめて使うスマホアプリ ヤマレコをここでスタートしました。オフラインでも地図が使えるようキャッシュダウンロード済み。音声で適宜時間と現在標高を読み上げてくれてとても便利でした。

登山開始

午前7時。予定通り登山開始。ここから長い長い道のりです。
登山道は広河原山荘に向かって左側。吊橋から伸びる道の途中に道標があってそこからです。

登りはじめてすぐにまさかの湿地帯出現。岩手山の悪夢再びです。原因はこの先の登山道を横切ってる沢で、そこを過ぎればぬかるみはありませんでした。こういう道もあるので防水透湿素材GORE-TEXの登山靴が欠かせません。

橋のかかった沢がありました。ここまで深いと先程のように登山道へ流れ込むことはないんですけどね。
ここに至る道中で以前より体力が落ちてる事に気づきました。不安がよぎります。

大樺沢ルートへの分かれ道まで着ました。ロープが張られ通行止めとしっかり書かれてました。
やはり体力低下が顕著だったので、していたスポーツマスクをはずしました。

地図で確認していた以上の急登坂。少し進んでは息が切れて止まりを繰り返しながら登ると今度は階段が出現。事前調べでは八本歯のコル前のハシゴ場だけだったので戸惑いました。トレッキングポールの使用判断上重要なのでできる限り詳細が欲しいのですが。

出発して1時間。切り開かれた場所に出ました。この日は暑く木陰が恋しかったです。

GPS気象観測機の動作チェック。8時51分、気温15℃湿度73%気圧812hPa。位置情報は国土地理院地図だとこの辺。標高2006mは地図上とほぼ合致しています。

10月は紅葉の季節。ちょうど色づき始めていました。方角的には左が観音ヶ岳で右が薬師ヶ岳でしょうか。

登山開始から2時間半。白根御池の道標がありました。標高2000mを超えるまではとにかく急登坂が続く道。石と木の根を足場に息切れしながら登りました。下山体力の不安もあって何度も引き返そうかと思いました。

落石注意の看板とそこを横切る登山道。上から降ってこないか見ガチですが、下がストッパーになっている事が多いのでウッカリ踏み荒らすと落ちてくるなんてことも。静かに進みました。

白根御池に到着

午前10時。白根御池 標高2236mに到着しました🙌
広河原との標高差700m。高尾山で400m、東京タワー階段で100mです。富士山吉田ルートだと8合目のあたり。普通ならここで一泊しても良いぐらい。
それにしても紅葉が綺麗です🍁

白根御池小屋は小屋泊もテント場もあります。このあと体験する悪夢を考えると、ここを拠点として登頂アタックしたほうが安全かもしれません。

無料の水場がある大変ありがたい場所で、よくよく考えると南アルプスの天然水飲み放題。すぐワキに何やら空き缶がありますが気にしないように(笑)ガテン系の気付けですが私はやりません。

黄色い葉が多かったですが、ここは赤い葉もありますね。紅葉は始まりといった感じ🍁
トイレはチップ制で金額は決まっていません。相場だと200~300円/回でしょうか。

これが白根御池。パッと見だと魚はいなさそうでした。

10時30分。30分ほど休憩して出発しました。池のすぐそばに道標があり右が草すべりコース、左が大樺沢二俣へ向かうコースです。私は本来のルートへ復帰するために左へ向かいました。登山に自信が無い方は多少距離があっても右の草すべりコースから登られることを強くオススメします。

向かって早々嫌な予感が。道がわかりません。なんとなく蛇行した道っぽいのはありますが、先のリボンが無かったらわからなかったです。

大樺沢二俣までは起伏の少ない道。紅葉する木々も楽しめます🍁

下の方に仮設トイレらしきものが見えました。

ここで一旦一区切り。次回は地獄の左俣コースのお話です。お楽しみに!

2021年10月18日月曜日

【登山】北岳登山 その1 出発

いざ北岳へ

2021年10月9日(土) 北岳登山出発の日がやってきました。
実際に登り始めるのは10日(日)なのですが、登山バスの始発の関係で前日に出発です。

夕食は乗り換えで一旦改札の外に出られる大宮駅のウエンディーズ・ファーストキッチン。リニューアルしたワイルド☆ロックとメロトッツォ〈プレーン〉を頂きました。
流行りのマリトッツォですが"ッツォ"って語尾がツボッてツイートではツォツォつぶやいちゃいました。

大宮駅に戻りここからは甲府駅までJRです。
相変わらず賑やかな場所でした。

立川駅に到着しました。
ここで始発の甲府行きに乗り換えです。

JR211系長野色がやってきました。ボックスシートとベンチシートの今風の車両です。トイレは東京寄り先頭車に付いてるそうなのですが、乗車時はどこにあるのかわかりませんでした。コロナ対策でドアは常に自動開閉してました。

夜なので高尾から先の山間は真っ暗で何も見えませんでしたが、1時間半ほど揺られていると街明かりが見え始め甲府盆地に入ったようでした。

21時半過ぎ。当初予定よりだいぶ早く甲府駅に到着してしまいました。
登山バス始発は朝4時30分。7時間待ちです。

事前調査では駅改札前の通路で野宿できるっぽい感じでしたが、商業施設内なのでとてもそのような状況ではありませんでした。
甲府駅南口の広場にベンチがあるのでそこを拝借して仮眠するも、繁華街のためか一晩中誰かしら人がいて騒がしく休めませんでした。

登山バスでいざ広河原へ

登山バス始発1時間前の3時30分にバス乗り場に並びました。もちろん1番です。
間違っていないか不安でしたしオールで飲み明かした客足も相変わらず。公衆トイレがあるものの、そういう場所のトイレなのでお察しです。

暫くするとどこからともなく人がやってきてあっという間に行列に。始発前にバスが2台到着し、今では珍しくなった車掌さんが降りてきました。

乗車券はSuica PASMOが使えます。それとは別にこの路線のみ利用者協力金が必要でそれだけ現金のみ。私はすべて現金で支払いパンチ式の珍しいバス乗車券を受け取りました。乗車券のみ下車時に渡すので記念撮影で残しました。

市営芦安駐車場に到着。マイカーの人もここで駐車してバスで移動となります。

夜叉神峠登山口に到着。ゆるキャンΔに出てくるマイカー規制で通行止めになっていた場所です。近くなのは知っていたのですが通過するのはこの時はじめて知りました。許可車両と歩行者のみ通行できバスももちろんその対象。登山しない方でも楽しめそうな路線に感じました。

夜が明けて間ノ岳(中央)と北岳(右)が見えてきました。スタートの広河原の標高が約1500m。この日の目的地の北岳山荘への登山路の最高標高が約3000mです。経験と数字では登れるだろうとは思っていましたが現地で目にすると不安になります。

ここで一旦一区切り。次回は登山開始のお話です。お楽しみに!

2021年10月17日日曜日

10月第3週(10/10~10/16) ダイエットサマリー 
体重増えて減って増えて 
今週のITツール

北岳登山行ってきました⛰️

数年越しの計画成就しました。念願の北岳登山へ行ってきました。
紆余曲折あって今年もダメかと諦めかけていたのですが、苦心の末にようやく実現できました。その模様は後日独立記事で掲載したいと思います。
お楽しみに!

体重増えて減って増えて

登山中は計量できなかったですが、帰宅したらまさかの体重70kg台に。
疲労によるムクミが1週間ほど続き、回復した週末は所用のサイクリングで再び疲れでズドンといきました。

週末夜計量は会食の関係で食後だったので少し増えましたが、直前朝はギリ68kgでした
消耗した体のケアで精一杯だったので仕方ないですね。無事帰ってこれた事と素晴らしい体験が出来た事が一番のお土産です。

トレーニングは登山で2日休み

10月9日(土)~11日(月)に北岳登山に行きました。トレーニングは、9日は前回ダイエットサマリー通り先行実施しましたが、10日~11日の2日間はお休みしました。思いのほかハードな登山になってしまい帰宅日も出来ませんでした。
翌日から再開したものの流すがやっと。時間をギリギリまでずらしてどうにかでした。
筋トレ-2日の21日、ランニング-2日の7日の先行でトレーニング1週間終わり。
擦り傷打ち身程度の怪我はありましたが、大きな怪我なく帰ってこられて良かったです。

今週のITツール

フィリップス メッシュ収納袋(非売品)
先週ご紹介した同社モバイルバッテリーのレビューを寄稿したところ謝礼としていただきました。ありがとうございます。

メッシュなので放熱性がありピッタリサイズ。登山ほどハードでなければこちらのほうがかさばらずに良さそうです。
大切に使わせて頂きます。

越谷レイクタウンまでサイクリングしてきました。所用のついでです。北岳登山後の疲労回復終盤だったので大丈夫だろうと思いましたが、帰宅後にRelive動画を作っていたら思わず寝落ち。何とか出来たので良かったら御覧ください。

お読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!