心からネコを信じなさい
いつもの気まぐれ思いつきで登りはじめた筑波山の話の続きです。
女体山へ
つつじヶ丘からの登山道おたつ石コースとの合流地点 弁慶茶屋跡にたどり着きました。
登山グループと会話がはずみ、さらに楽しい登山となっています。
ところで弁慶茶屋跡というのはこのブログを書いている時に調べてわかった事で、現地にはそれっぽい看板は一切ありません。強いて言えば、基礎っぽい物が残っている程度でした。
弁慶七戻りと呼ばれる岩と岩の峠道の上に大きい岩が乗っている天然の門になっている場所です。
弁慶茶屋というのもこの名にちなんででしょう。
その昔、大岩が落ちてくるのでは無いかと恐れ弁慶が7度戻った事に由来してるのだとか。それよりも弁慶が登りに筑波山へ訪れていた事が驚きです。
女体山側から見ると大岩が今にも落ちてきそうですね。
つつじヶ丘側からくぐるとそうでも無かったのですが。
そんな大岩の名所があるぐらいの場所ですから、登山路もなかなかなハードコース。
小さい子供を連れた親子連れが登っていましたが、子供だけでは厳しそうでした。
登山路の脇道に日本神話の高天原にちなんだ稲村神社へ向かう岩の隙間道を発見。
体力も全然残っているので登ってみる事にしました。
大岩の上に社があり、天気が良ければ眺めが良いであろう方角に向けられていました。
参拝して先を急ぎます。
登っていると岩に出来た綺麗な丸いクボミを見つけました。
長瀞の岩畳でも多く見かけるもので、小石がコロコロ転がって削られていった結果だと言われています。
ただ、長瀞は川があるので増水時の水流でそうなるそうですがここは山の上。謎ですね。
母の胎内くぐりです。
修験道の行場の1つだそうで、生まれたての赤子のように罪穢れ無き清い心身に立ち返る事を目的とした修行を行うそうです。
私は年中無休で煩悩の塊ですが😅
国割り石。
集まった神々がここに線を引いて縄張り決めたらしいです。
現代でいうところの分割統治ってやつでしょうか。
出船入船。
左が船首、右が船尾に見えたのでしょうね。それで出る船と入ってくる船に見えた事からこういう名前がついたみたいです。
それにしても昔の人って、ここにたどり着くまでに疲れ果てて岩という岩を見ては妄想膨らましてたんですかね?
単なる岩っころなのに観光名所にしてしまうあたり、発想力の素晴らしさを感じます。なんて事を書いたら怒られそうですが😅
裏面大黒。
大袋を背負っている大黒様の後ろ姿に見えたそうです。
お察しの通り、金運アップパワースポット。お金ぇ🤑
屏風岩。
すぐ上にロープウェイの支柱が見えました。
大仏岩。
確かにヒョッコリ大仏様のお顔が出ているように見えますね。
山頂付近なので雲の中ガスの中なのでぼんやりしていますが、だからこそ幻想的な自然の演出になっていてこの日に来てよかったと実感しました。
歩いた道をふと振り返ると岩だらけ。
毎度思うのですが、こういう道がある山は中級者って言ったほうが安全面考えると良いのでは?と思います。
修験道のお山でもあるので、やはりそれなりなんですよね。
階段っぽく整備されてるっぽかったのですが、足場が悪いので手すり代わりの鎖がありました。
今回歩いた登山道ではココだけでしたけどね。
登りきると花が咲いてました。
シモツケですかね?
女体山山頂へ
神橋を見つけました。もうすぐ女体山々頂です。
このサイズながら山頂の社殿にある所は初めてでビックリしました。
そして女体山の石碑を発見!登頂達成です🙌
日本百名山の1座で標高877メール。一番低い山です。
筑波山には男体山と女体山の2つの山頂があるのですが、筑波山で標高が高いのは女体山のほうなのでこちらが山頂扱いになります。
男女の名が付いてるのでてっきり男体山が筑波山々頂なのかと思いましたが、高尾山の坂同様登山難易度の意味でのネーミングっぽいですね。
というわけで、ブログ限定(笑)私の顔入り記念写真📷
(;´Д`)ハァハァしていて口パッカーンの写真だったことに後で気がついたのですが、ほんと歯並び悪くてゴメンナサイでした。
三角点を見つけました。ここが本当の標高877メートルになります。
まぁ、細かい話になっちゃうので気にしないでおきましょう。
山頂っていうと少し開けてフラットなイメージあるかもですが、筑波山女体山々頂は岩でボコボコ。
腰を下ろして落ち着く場所を探すのが大変でした。
登り始めてからまだ1度も補給食を食べていなかったので、ここで持ってきたinバープロテイン ヘルシーチキンをいただきます🐔
天気が良ければ関東平野を一望しながらだったのでしょうけどね。でも悪いからこそ人もそう多くなくここで食べられてるってのもあるのですが。
なんとなく写真載せてますが、座ってるのは岩の上崖の上。足ブラブラです。
落ちたら死ぬなココと何気に落ち着かなかったですが、(心の目で見れば)眺めもサイコーだし何よりネット映えしそうじゃない?と思いながら頑張ってました。
いつものコーヒータイムも場所が変われば気分も変わる☕
家から持ってきた300mlだったのですが、普段なら飲み切る量でも涼しさと湿度の高さで喉の渇きがあまりなくて山頂まで保ちました。
ザックの中には1Lの水道水も入っていたのですが。
女体山神社を拝殿し、開いてた社務所で御朱印をいただきました。
麓の社殿側との違いを伺ったところ、通常の御朱印とは別に登拝の印が入りますとの事。もしかしたら?と思って御朱印帳は持ってきていたのでいただきました。
この後向かう男体山側の話も伺ったのですが、もしかしたら社務所に人がいないかもなのでその時は麓の社殿でいただいてくださいとのことでした。
筑波山のロープウェイって乗ったことがないので知らなかったのですが、女体山神社のすぐ下が駅になっているんですね。
つつじヶ丘から登って男体山を目指す場合は少し歩くみたいです。
無事筑波山(女体山)登頂達成できたところで一旦一区切り。次回は男体山へ向かったお話を書きます。
お楽しみに!