随身門にやってきました。
神社では珍しいお寺によくある仁王門なのですが、神社であると同時に修験道の地でもあるからでしょうね。日本独自の仏教文化です。
三峯神社は狛狼があちこちで入口を守っています。
日本武尊が創建したとされる神社で、彼が雁坂峠で道に迷った時にオオカミが現れてこの地に導いた事から神の使い眷属とされたそうです。
そのためオオカミグッズも色々あって面白い神社です。
ニホンオオカミだったそうですが残念ながら20世紀初頭に絶滅。原因は病原体対策による駆除や開発によって住処を奪われたためと言われています。どこかでひっそり生きていると良いのですが。
門は武士が守っています。
以前は仁王像だったそうですが、明治初年に同県鴻巣市の天照山 良忠院 勝願寺に移設され現在のものになったそうです。
移設された経緯は強風と火災による消失だったそうです。このお寺は有名な武将 真田 幸村(真田 信繁)の兄 真田 信之の三男 真田 信重の墓があります。信濃埴科藩第2代藩主でしたが、旅先で亡くなったためこの地に葬られたそうです。歴史ロマンですね。
参道を歩いていると2本の木が根本で繋がっていながらも伸びていました。
夫婦杉だそうで縁結び神社としても有名みたいです。
拝殿までやってきました。
参拝者で賑わってました。
手水舎で本当の意味で清めたあと、まずは神木に向かいました。
本来なら神前でお参りした後にこちらへ向かうべきところでしたが、ヘトヘトで先に力を頂きに来ました。
なんかテンションおかしくなっててエイヤー・トリャーみたいな参拝しちゃいました。
神前で参拝した後、左隣に敷石の龍神がありました。
2012年の辰年に突如現れたそうです。2011年3月11日に発生した東日本大震災の翌年の出来事。
苦難に次ぐ苦難で疲弊してる日本がどうか上向くように🐲
アニメコラボ企画のイラストが飾られてました。
こちらの作品は見たことがないのですが一応パシャリ📷
興雲閣の前にはあの花のめんまがいました。
社務所に絵馬が飾られてました。
令和2年の干支は子でしたね。
御朱印を頂きました。
御朱印帳を持参したのですがコロナ対策で和紙での配布のみでした。
次の目的地へ向かおうかと思っていたら縁結びの木の案内板がありました。
時間もあったので見に行ってみることにしました。
ここが縁結びの木の前。
普段ならおみくじがあるようでしたがコロナ対策でありませんでした。
すぐ隣に御仮屋へ向かう道がありました。
オオカミを始めとする御眷属が祀られてるそうです。
こちらの狛狼はさすが御仮屋というだけあって何頭もいます。
反対側にもご覧の通り。
ほんと表情豊かです。
参拝をして正面階段を降りたのですが、本来はこちらから登るのが正解のようです。
拝殿に戻ってきました。
トイレそばに郵便差出箱1号(丸型)がありました。地元にもまだ残っていますが神社内にあるのも珍しいのでパシャリ📷
ここから投函すると消印どうなるのか気になりますね。
時間は11時すぎ。ちょっと早いですがお昼にする事にしました。
この時までどちらを食べるか迷っていましたが、やはり気温が高かったのであっちにすることに。
大島屋にやってきました。
食券を買って眺望の良さそうな外の席に座っていると下に野生の鹿が来ていました。
お店の方が教えてくださったのですが、時々やってくるそうでとても珍しいのだとか。
三峰山から何か良い力を頂いたような気がしました。
さらに驚いたのはしそジュースが水やお茶と同じようにフリードリンクとして提供されていました。
お店の方も「ぜひ飲んでいってください。ただし自分で注いでね(笑)」との事で、お言葉に甘えさせていただきました。
最初は甘酸っぱいのですが、後からしその香りが鼻に抜けてとても涼を感じる爽やかドリンクでした。
楽しみにしていた食事がこちら!
秩父名物わらじかつどんです。なめこ汁と漬物付き。さらに先ほどのしそジュースもですからいたれりつくせりな豪華なランチ。
何よりもこの眺望で頂けるわけですからサイコーです。
どんぶりの蓋をあけると大きなカツが2枚。豪華ですよね。
一見ソースがかかってないように見えますが、カツ自体にすでに味が付けられてるのでこのまま美味しくいただけます。
食事を済ませてしそジュースを飲みながら遠くを見渡すともしや?という山々が見えました。
東京都の最高峰 雲取山です。PeakFinderで山の名前を付けさせていただきました。
奥多摩湖から三峯神社に抜けるルートを計画していたのですが、おそらく体力的に参拝は無理だろうということで今回の登山を選びました。
近いうちにあの山々を歩きたいですね。
駐車場に近いお土産屋さん 山麓亭を覗いてみると、どこの観光地でもなぜか売ってる木刀がありました。
私は1度も買った事がありませんがなぜか同級生が買ってたんですよね。素振りして鍛えるのには良い重さですが。
下山しようと戻ってきたところ、古い交番跡の建物らしきものがありました。
中には融雪剤っぽい袋が積み上げられていました。
無いと困るがあると邪魔の典型ですね。おまけに湿気水濡れに弱いですから。
下山前にふと日本武命の銅像を見ていなかった事を思い出したので行ってみることにしました。
石碑のある場所からでも見られる大きそうなものでした。
像の周りを一周できるので、好きな構図で写真が撮れます。
一番人気は真正面ですが、私はこの場所が気に入りました。
その隣に大山倍達の石碑がありました。
三峯神社で山ごもりを何度もしていたそうで、それにちなんで建てられたようです。極真会館総本部の冬季合宿が今も行われていて清浄の滝で滝行もしているのだとか。スゴイ!
ここで一旦一区切り。次回は最終話 下山のお話です。
お楽しみに!
0 件のコメント:
コメントを投稿