2018年8月3日金曜日

【2018富士山登山】その2 日本最高峰を満喫

御来光再び

山頂に到着したのが3:40。この日の日の出時刻は4:47でした。
今回の登山目的は慰霊だったので御来光を見る予定は無かったのですが、時間も合って場所もあり疲れた体を休めたいと3つが重なって見ることに。
雲が多かったのでどうかと思いましたが、ちょうど切れ間から昇ってきてとても幻想的な日本の夜明けとなりました。

御来光を待っている時、ふと雲を見ると上にニョキニョキと棒状の雲が湧き出ていました。
標高の高い山だからこそ見られる雲の上側の光景もまた幻想的でした。

お鉢巡り開始直後のモーニング

今回の目的の1つだった、前回通行止めだった区間のお鉢巡りを時計と反対周りで吉田口からスタートしました。
山頂は風があったので巡りながら風が避けられる場所を探そうと思っていたのですが、すぐにその場所が見つかりました。
さっそく、持ってきたガスバーナー APG APG-CS03 STO0045とトランギア メスティンレッドハンドル TR-310を広げ、持ってきた刀削麺を茹で始めました。
悩んだ末に冷凍した水戻しの刀削麺を持ってきたのですが、容器の水は白濁になっていて茹でたら多分おかゆっぽくなっちゃうかなと思いましたが、そこは気にせず男の料理で行きました。
御来光待ちしている時に、ふと料理の事を考えていたらとんでもないミスに気が付きました。

使おうと思っていたラーメンスープの素を忘れてしまったのです。
Twitterでは御来光の模様を平然とツイートしていましたが、内心ではどうしようかとものすごく頭をかかえていました。山小屋でラーメンを食べてそのスープを拝借するか、それとも中止するか。
そこで思いついたのが、奇跡的に残してあった鶏のささみタンドリーチキン最後の1本を使う案でした。
薄味なのは覚悟の上で、やれることだけの事はしようと茹でた後に茹で汁を減らしたりして頑張ってみました。

予定していた姿とは別物になった刀削麺が完成。
麺はかなり柔らかくお粥みたいで、だけど小麦粉の味がしっかり感じられるモーニングらしいさっぱり味。
そして、ササミを始め持ってきた具にも味が付いているので、なんだかんだでコレはコレで有りな朝食だと思いました。

持ってきたコーンお香をガスバーナーで着火して供え、刀削麺を供え、昨年若くして交通事故で亡くなられた青羽学園 青羽 俊輔さんに手を合わせ、そして頂きました。
これ麺料理じゃないよ(笑)ときっと天国で笑ってたでしょうね。富士山という日本で最も高い場所、天国に最も近い場所で弔えた事、ほんとに良かったです。
改めてご冥福をお祈りします。

食事の後は、インスタントコーヒー 香味焙煎 丸みでモーニングコーヒーを頂きました。
眼下に望む小さいな河口湖を眺めながら飲むのはまた格別。山頂の寒さもエッセンスになるんですよね。
うまい!

お次は甘酒を作ろうと、お湯を沸かしながら取り出したら袋がパンパンになっていました。
今回はこういう演出はしないつもりで何も準備していなかったのですが、ヒョンな事で見ることができました。

飲みやすい湯加減で火を止めて、フリーズドライ甘酒を入れてかき混ぜれば出来上がり。
ご飯のツブツブがまたいいですよね。

今回は噴火口バックに記念撮影。
ユニクロのダウンジャケットを夏にしかも富士山山頂で着ることになるとは夢にも思ってませんでした。
2度目ですけどね。

お鉢巡り反時計回り

朝食も食べて、お腹いっぱい元気いっぱいでお鉢巡り再開。
前回、残雪で通行止めになっていた吉田口⇔剣ヶ峰の区間を歩きたかったので反時計回りにしました。
まず、最初に訪れたのは金明水。
古くからある貴重な水場なのですが、残念ながら今は枯れているようです。
命をつなぐ大切なお水なので、神として大切に祀られ信仰対象となっています。
現代では蛇口ひねれば飲める水が出てくるのが当たり前になっていますが、一般家庭に広く普及したのは戦後の話。
お金を出せば飲料水が買える山小屋や自販機が沢山ある富士山なので実感わかないかもしれませんが、私のように自宅から重い荷物として担いで持ち込んでる人なら1滴の大切さを感じられると思います。

本栖湖が見えました。そして、その先にあるのが北岳を始めとする南アルプスです。
当初、友人からのアドバイスであの山に登る予定でした。富士山に次ぐ標高の高い山でさらに隣には第3位の間ノ岳もあります。
実際にこうしてみると登ってみたくなりますね。いつかチャレンジしたいです。

富士山は、地質が溶岩石主体で雨が降ってもすぐに地下深く染み込んでしまい水の確保が難しい山の1つです。
山頂には万年雪と呼ばれる日陰に1年中雪が残っている場所があるのですが、そこから水を集めているっぽい装置を見つけました。
永久凍土と呼ばれる場所もあるそうなのですが、温暖化の影響でそれらも少なくなっているんだとか。
山頂での水確保も難しくなっていくのかもしれません。

朝の影富士が見られました。
太陽と反対側に影ができるので、通行止めだった前回は見られませんでした。
太陽の移動とともに影も移動するので、こうして見られる場所は刻々と変化しています。
そこに住んでる方々も、そうした動きが生活の一部になっているのかもしれませんね。

前回通行止めになって通れなかった最後の場所。剣ヶ峰の登り口までやってきました。
こうして実際に見てみると、富士宮口方面の馬の背に比べてとても傾斜が緩やかなのがわかります。
反時計回りでお鉢巡りしたほうが楽かもしれませんね。

浅間大社奥宮と富士山頂郵便局、そして頂上富士館が見えました。
私の目はその3つの建物よりも、頂上富士館裏手の公衆トイレにむいてました。
朝食食べた後からトイレに行きたくてずーっと我慢していたので。

富士山最高峰の剣ヶ峰山頂に着きました。
写真撮影のために行列になっていて、延々並んでやっと撮った1枚です。
私が撮影終わった頃には解消されていたので、行列には波があるのかもしれません。

青羽学園さんのライブの時に頂いたタオルと一緒に日本一高い場所でパシャ📷
青羽 俊輔さんが生前富士山に登られてライブ告知の宣伝されてた事があって、それをふと思い出して急遽ここで撮影する事にしました。
当初は、刀削麺食べながら追悼する時に一緒に撮ろうと思って持ってきたモノでしたが、リーダーは失っても青羽学園は健在。学園っていうぐらいですから、入学もあれば卒業もあります。
しゅんさんは、たまたまその時期が早かっただけ。きっとその志しを受け継いだメンバーがこれからも活動してくださると信じてます。
そうした応援の意味を込めて撮らせていただきました。

がんばれ!

剣ヶ峰からもお鉢をパシャ📷
巡ってるとどこからでも見られるのですが、見えない場所もあるのでなかなか撮影場所が難しいんですよね。

剣ヶ峰から馬の背を下りました。やっぱり楽ですね。
登山靴 adidas TERREX SWIFT R MID GTXカーボントレッキングポールのおかげでガシガシ下れたのですが、それでも無茶は禁物なので歩きやすい斜面側の端を進みました。
登られてくる方はみなさん四苦八苦されてました。

剣ヶ峰からは見られなかったお鉢をパシャ📷
荒々しさがまさに噴火口といった感じです。

山頂の公衆トイレに到着しました。
200円が相場のトイレでここは300円ですからちょっと高い気もしてたのですが、下山後に調べると維持管理費が利用者1人あたり千円前後かかっているそうです。
ですから、チップ代以外の部分は税金で賄われています。
以前は水洗式だったようですが、現在はバイオ式に改築されていました。
登山者数が多く厳しい環境の富士山だからこそ、こうした設備の最前線を利用できる貴重な機会だと思います。

スッキリしたぁ

富士山頂公衆トイレの前にあるこのしろ池は干上がってました。
はじめて見たときは単なる水たまりかと思ったのですが、ここもまた貴重な水場の1つのようです。

富士山頂郵便局にやってきました。
登頂2度目なので直前まで悩みましたが、今回も富士山頂郵便局限定オリジナルかもめ~るを2セット買い、その場で書いて記念スタンプ押して投函しました。
あと、昨年買ったものの使い方がわからなかった登山証明書について伺ったのですが、登頂記録の記入は自分でやるので正解だったようで来局記念品という位置づけのようです。

下山準備

時間は午前8時。
昨年通行止めだったお鉢巡り区間を歩けたので、まだ一周していませんでしたが下山することにしました。
このあとのルートの都合で体力を残しておきたかったのもあったので。
秋田県大館町 山口製菓店のアンドーナツで腹ごしらえ。
腹持ちがいいんですよね。

今回はじめて使うゲイターです。
富士山は砂や小石がとても多く、特に下山時は必須アイテムと感じたので安いものでしたが用意しました。
履いてたトレッキングシューズ adidas TERREX SWIFT R MID GTXは砂埃で真っ黒ですが、さらに真っ黒にしながら降りることになります。

今回も台がある浅間大社奥宮前で下山準備をしていたのですが、そばは富士宮ルートの登山路になっています。
すぐそこに山小屋見えてたんですね。前回は気が付きませんでした。

鎮國之山銅碑。日本を代表する山にちなんでこのようにも呼ばれているようです。
日本の書家 中林梧竹氏によって書かれ、発起人達によって建てられたそうです。

銀明水です。今回はここから下山します。

毎度お名残惜しい下山ですが、最後にまたお鉢の写真をパシャッ📷

富士山頂に4時間ちょっと滞在して満喫しました。
生まれも育ちも埼玉っ子で天気が良いといつでも見られる富士山ですが、こうして2度も山頂に来られたのは夢のようでした。
次回は下山の模様を書きたいと思います。お楽しみに!