2022年11月23日水曜日

【旅行】秋の東北へ その4 秋田へ向けて出発進行!

秋田へ向けて出発進行!

IGRいわて銀河鉄道 盛岡駅から出発進行!
JR鹿角花輪駅まで2時間ほどです。

紅葉の始まった東北。10月の岩手は来たことがありません、たぶん。
普段はお盆や正月、稀に3月と9月のお彼岸の頃になります。初の岩手山登山も2020年9月でした。

懐かしい風景。田舎である岩手県八幡平市安代地区付近です。安比高原を源流とした川で馬淵川に集まって八戸へ流れています。

桜松神社 大鳥居です。地元では不動の滝と呼ばれています。元々は修験者の道場でした。

JR荒屋新町駅に残る転車台と扇形車庫です。方向があるSLのための設備で竜ヶ森の急勾配を登るためにはSL3重連が必要でした。ただ全行程を走らせる必要は無いのでここでSLを待機方向転換していました。盛岡側は好摩駅にありましたが現在は残っていません。

荒屋新町駅の駅舎です。私が子供の頃からある駅舎で当時は有人で帰省の時に新聞を買うのも構内改札外にあったキオスクでした。周辺駅は建て替えられていましたがここだけは外装こそ綺麗でしたが時が止まっているようでした。

ここから先の秋田方面は乗車経験がない区間。家族では唯一母だけかな?祖母が急病で倒れ運ばれたのが鹿角市内の病院。その往復ででした。

湯瀬温泉駅。以前人生初のトレイルランで訪れて以来です。法事で親戚と一緒に宿泊したのですが、現地で湯瀬渓谷の遊歩道の話を聞き軽く走ってみようと思ったらまさかの山道でそうなっちゃいました。

その時に宿泊した湯瀬ホテル。山の中に突然現れる高い建物なので驚かれる方もいると思います。子供の頃に見たテレビでの記憶なのですが、ここの建設時に生コンに氷を入れて強度を増したんだとか。型枠工法のコンクリ打ちの際、固まる過程で発熱します。中にいるとその熱がわかるぐらい暑いです。それを抑える事で急激な水分変化による収縮が起きにくくなり強度アップするって理屈だったかな?ただお金がかかるのでプロでも知らない方がいるぐらいの手法です。

目的地のJR鹿角花輪駅に到着しました。過去の大雨の影響で花輪線は現在ここで折り返し運転になっています。ここから先はバスの代行運転です。駅舎に着くなり乗りますか?って聞かれました。

乗せてもらったキハ110とはここでお別れ。またね✋

ここで一旦一区切り。次回は宿へのお話から。お楽しみに!

【旅行】秋の東北へ その3 盛岡見物

盛岡見物

時間があったのでバスを途中で降りて盛岡見物しました。
まずは櫻山神社。以前も訪れた場所です。

参拝して社務所へ向かうと鶴と亀のおみくじが新たに追加されていました。味をしめたんですかね?(笑)

目的は鳩オミクジー🕊クルッポー
かわいいですよね、これ。

ふと絵馬を見るとまさかのリラックマ発見!ただ思ったんです。岩手にクマっていろいろとアレな気が(笑)
まぁリラックマってクマの着ぐるみ設定だからアリなのかな?(´(ェ)`)

百均を見つけてゲットした折りたたみ傘とミルクセーキ。出かける際に天気予報を見て傘を持参しようか悩んだのですが、スマホトラブルで見られなかったんです。そしたら現地は雨模様。ビニール傘にしようかと思いましたが折りたたみ傘が欲しかったのでちょっと高かったですがこちらにしました。軽量ですが耐久性はイマイチかな?ミルクセーキはそのうち飲もうかと思って。

びっくりドンキー発祥の店 ハンバーグのベル大通店にやってきました。何度か前は通ったことあるのですが中に入るのは始めてです。

店内は洋風っぽいのですが何となく京間っぽい寸法。和洋折衷なんですかね?おしゃれだけど迷路みたいでした。

ランチでいろどりセット パインを注文。洋風なのに和風な味噌汁付きがらしいですね。

期間限定で100円で販売されていて食べたいなぁなんて思ったらセットにあったので選びました。解けるので食後に持ってきてもらいました。

中には白玉団子。これ意外とマッチして美味しかったです。

続いてカワトク。盛岡の百貨店です。今回は時間が限られているので確実に売っているこちらでアレ買っちゃいました。アレが何なのかは後ほど。

次の目的地へ

盛岡駅へは徒歩で戻ることにしました。再びバスに乗っても良かったのですが時間もあり見物も兼ねて。天気が良いと見えるはずの岩手山が開運橋からは見られませんでした。残念。

再び盛岡駅に戻ってきました。開業当初の東北新幹線駅舎はだいたいデザインが似てますよね。

IGRいわて銀河鉄道の改札に到着。通常だとここから先はJRでは無いので初乗り運賃がかかるものの、今回のフリーきっぷはここも込み。凄くお得な切符です。

時間があったので駅ビル地下のマクドナルドでコーヒータイム。新発売の三角チョコパイを買ったらまたしてもクマでした(´(ェ)`)
岩手とクマってアレなんですよ、クマったさんなんです。

時間になりホームへ入ると乗車する列車が到着。今回はキハ110です。何年ぶりでしょうね?乗るの。

進行方向を意識して二人用のこちらを陣取りました。もちろん混雑時は相席になる事もありますがこの日は平日昼間だったのでガラガラでした。念のため時刻表も頂いてきました。

ふと見るとお隣に可愛らしい列車が停車してました。なんでしょうね?

ここで一旦一区切り。次回は秋田へ向けて出発進行!です。お楽しみに!

2022年11月22日火曜日

【旅行】秋の東北へ その2 盛岡駅名物連結切り離し

盛岡駅名物連結切り離し

みんな撮影するよね(笑)
2時間近く立ちっぱなしで降車するとダッシュで向かった先はこまち1号との連結場所。時間との戦いで予定に入れていなかったのですが、なぜか撮影しなきゃという義務感が湧くんですよね(爆笑)

というわけで冒頭の画像はこちらの動画から切り出したものです。しかも切り離し時刻がわからずずーっとスマホで動画取っていたので4分近く回してました。YouTubeにアップしたもののいつもの動画ネタとするにはちょっと尺足らずなんですよね。

改札を出て盛岡駅をパシャリ。時間に余裕がなかったので構図の良い場所まで移動できませんでした。ごめんなさい。

急いでいた理由はコレ。この日最初の行き先は我が家のお墓。バスでの移動になります。ここから先は公共交通機関での移動が厳しいのでレンタカーのほうが便利ですが、乗り放題切符で節約したいのでとにかく戦います。

墓参り

バス停に着くなりいきなり始まる登山。東北アルアルで墓参り=登山です。まぁ全てとは言いませんけどね。山岳部の墓地はこういうところが多いです。

お墓と言えば定番のこの水を入れる桶。でも本当はお墓専用ではなく単なる取っ手付きバケツなんですよね。もちろん現代のバケツはもっと便利で進化しているのですが、なぜか墓地は古風なコレばかり。アップグレードしても良いと思うのですが人の気持ちがあることなので仕方ないのかな。

墓参りといえばローソクと線香です。これも私は疑問があって日中のローソクは線香への着火が目的。それができるライターを持っていれば不要なのではと思います。火事のリスクも減りますからね。線香自体も元々は香りを供える目的なのでアロマオイルでもOKなはずだし、その香りだって故人をしのべれば好みならなんでもOKなんですよね。やはり人の気持ちが定番という無難な着地点に降り立ってしまったように思います。

供物は祖父の大好物のうぐいすパン。あと定番のコーヒーとしてスタバのカフェラテ。真ん中の茶碗が祖母が生前使っていたものをコップに。他に私の叔父で名前の1字の由来にもなっている方も入っています。質素ですが交通費だけで数万円かかる墓掃除に来ただけで勘弁という感じでしょうか。荷物担いですから沢山は無理です。

お花も持ってきました。早朝で現地で買えるかわからないので持参。これも当然手持ちの荷物です。

お墓参りが終わったら供物を頂きます🙏
私の趣味で選びましたが祖父母も生きていれば普通に飲んだと思います。これ美味しいですからね。

続いてうぐいすぱん。生前祖父が見つけると買って食べていたレアパンです。祖母もそんな話をしながら祖父が亡くなったあとにたまに食べてました。故人をしのぶ意味でも思い出の品を供えるのって良いものですよ。

帰りに紅葉で散った葉を撮影しました。綺麗ですね🍁

ここで一旦一区切り。次回は盛岡見物のお話からです。お楽しみに!

【旅行】秋の東北へ その1 お告げからの出発

虫の知らせ

虫の知らせとは一般的には悪い予感のことを指しますが、私は少し捉え方が違っていて語源の説となっている中国道教の3つの虫の話に近いです。
日課のランニングをしながら鉄道開業150年記念JR東日本パスを使った旅のプランを考えていたのですが、我が家のお墓に今年は誰一人行っていない事を思い出しました。これはそんな知らせだと思い旅行の主目的が決まりました。

旅行日程は決めていたものの、お金の都合で切符の購入を16日以降にしたく購入をギリギリまで引っ張っていました。さらに始まった全国旅行支援による宿泊割引争奪戦。宿も何とか確保してさぁ出かける準備と思い16日の切符が買えるのか14日に見ると表示されません。慌てて条件を見ると3日前までとありました。これ、使用日起算ではなくその前日から起算。全てが終わるかと焦りました。

予約した宿はすべてキャンセル。幸い料金はかかりませんでした。切符は17日からなら買えます。来訪先に電話するとすぐにつかまり変更を了承してくださいました。宿泊先は全国旅行支援の予算枠が残っていた秋田県内の宿を確保。2泊の予定が1泊になりました。元々休みが2日だったのが3日になって観光日程増やそうか考えていた矢先だったので不幸中の幸いだったと思います。これも主の導きかと思いました。

出立前日。本来なら慌ただしくなる予定でした。この時間を利用して旅の英気を養いに行きつけの温泉へ。これがまさか功を奏するとは。

出立

17日早朝。ついにこの日がやってきました。荷物があったので駅までは自転車でいきました。そしたら猫ちゃんに遭遇。物欲しそうな顔でこちらを見つめていたのであげたり撫でたりしたかったのですが先を急ぎました。

始発が始まる5時台。6時でも間に合うようでしたが鉄道開業150年記念JR東日本パスを券売機で発券するので余裕が欲しかった事。そして、全席指定のはやぶさ1号の座席がネットでは取れず、電話確認すると立席特急券で良ければ4回分の指定席券の1回として引き換え可能との事。それで早めに出ました。

大宮駅に到着。早朝でもたくさんの人が往来してました。

さっそく券売機で発券手続き。事前に手順は確認していたものの、実際にやってみないとわかりません。ドキドキでした。

無事発券。実際に使う切符は1枚だけ。残りは全部説明書き。ネットで見られるしネットじゃないと買えない切符なのでいらないようにも思いました。

続いてはやぶさ1号の空席があるかの確認となければ立席特急券と思い引き続き券売機操作。切符を入れると画面のように指定席の発券のみが操作可能になります。ここで進めると取りたい新幹線が出てきません。事前に電話で聞いた話と違っていたので中止して改札の駅員に確認すると6時から新幹線改札が開くのでそこで聞いてほしいとのことでした。

シャッターの前で待ちぼうけ。椅子もないので立ったまま時間になるのを待っていました。設置して欲しいです。

6時になり有人の新幹線切符販売窓口で聞いてみると、そもそも立席特急券は券売機じゃ買えませんとのこと。どうも電話オペレータの勘違いのようでした。念のため空席状況も確認してもらいましたがやはり空きはなし。切符の指定席回数内で引き換えはOKなのでお願いしました。あとの列車なら空席もありましたが時間との戦いだったので仕方ないです。

新幹線は常にワクワク

鉄道の旅の醍醐味といえばコレ。駅弁です。色々あって迷いましたがチキン弁当を選びました。しかもこれ復刻版。切符の特典で千円以上なら1割引になるのでそれも選んだ理由でした。

立席なので車内飲食は無理。そこですぐ隣の待合室でいただくことにしました。開けてビックリ。クリアファイルとチキン弁当の歴史が入っていました。そして箸ではなくフォークという日本人もビックリです。

チキンライスはトマトケチャップを使った甘めなタイプで私好み。唐揚げもどこか素朴な今風じゃない感じ。付け合せがポテトチップとガリというのもまたビックリでした。お子様にもウケるでしょうね。美味しかったです。

新幹線の模型が飾られてましたが、これらに1度も乗車したことがありません。まだE1~4まで走っていた時代が最後。2020年に岩手山登山していますがその時は夜行バスでしたからね。そりゃワクワクもします。

はやぶさ1号の大宮駅着が6:56です。立席なのでどこに乗るかは自由なのですが、何となく便利そうな気がした7号車後ろ寄りにしてみました。すでに新幹線が発着していて間近で見たことがない車両ばかり。良い歳なのに楽しんじゃいました。

はやぶさ1号がやってきました。赤い列車がこまち、緑がはやぶさです。

何となく8号車の東京寄り通路に陣取りました。車掌室の前でグリーン車。トイレも無いのでわりと快適な場所なはずなのですが、あると勘違いしてよく来るのでそれを楽しんでたりしてました。

スマホGPSって便利ですよね。速度を見ると300km/hを越えてます。クルマだと7時間はかかる道のり。燃料代や高速代を考えたら一人旅なら新幹線一択でしょう。早い早い。

ここで一旦一区切り。次回は盛岡駅名物連結切り離しのお話です。お楽しみに!