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2022年8月17日水曜日

【登山】富士山登山 2022 その5 初動画撮影

初動画撮影

お鉢めぐりで一周撮影する予定でしたが、高山病の不調で無理をせず浅間大社奥宮から剣ヶ峰までを収める事にしました。綺麗な景色も薬になります。郵便局が開く朝6時まで山小屋に居させてもらうつもりでしたが回復早くて5時に出ました。

馬の背は砂利道。靴に砂利が入らないようにゲイターを装着します。ボロボロなので今回で引退かな。ほんとに道具を壊す登山です。

撮影した動画をYouTubeに掲載しました。
富士山登山 2022 前編
写真も交えているので重複するものもあります。

富士山登山 2022 後編
尺の都合で分割しました。360度カメラ初撮影で構図移動に違和感があるシーンもありますがご容赦ください。

360度全方位撮影できるので録画開始してただ持ってるだけ。構図を意識しなくて良いので簡単です。その代わり後の編集が大変ですし機材のスペックも必要となります。撮影を終えてザックに仕舞いました。

剣ヶ峰山頂標の石碑前でまたまたブログ限定自撮り写真📷
高山病の影響で表情がヤバイ...

真ん中が駿河湾で左が伊豆半島でしょうか。綺麗です。こちらから見えるという事は向こうからも見えるはず。ヤッホー🗻

ゲン担ぎの朝食と郵便局

山小屋で朝食を頂きましたが、ゲン担ぎのいつものやつは絶対に外せません!
ということで緊急時の防寒具も兼ねているコーヒーセットでお湯を沸かします。

気圧が下がると袋はパンパンになり最悪爆発します。インスタントコーヒーもご覧の通り。

コーヒーとカレーパンのいつもの朝食で頂きます🙏
山頂で食べるこれはほんとサイコーです。

お次は甘酒。今年は暖かかったので格別温まったってほどでは無かったですが美味しいです。

登山目的である富士山頂郵便局で暑中見舞いの手紙を出しました。かもめ~るが2020年を最後に終了したのでお手製。限定レターセットは販売されていたので買えました。スタンプは1種類のみとなり小さくなってましたが手紙に押せるちょうどよいサイズ。

フレーム切手2020。コロナで開局出来なかったので今年の販売となった幻の切手です。こちらを使って送りました。無事届いたかな?

ここで一旦一区切り。次回は下山のお話です。お楽しみに!

2022年8月16日火曜日

【登山】富士山登山 2022 その4 初の富士山山小屋泊

初の富士山山小屋泊

17時20分。この日泊まる山小屋 頂上富士館に到着しました。浅間大社奥宮のすぐそばです。

今回は予算に余裕があるので朝晩2食付き8000円にしました。宿帳を記入し色々説明を受けたのですが、まさかの消灯19時。早いとは聞くもののビックリです。

夕食はカレーと卵スープ。福神漬も付いています。標高3700mの食事は支度も大変。ありがたく頂きました。とても美味しかったです🍛

案内された場所は中部屋の角。ぎっしり敷かれた布団3つ分使ってOKとのこと。といっても普通の布団の幅半分ぐらいしかないんですけどね。横アーチ疲労対策で足にテーピングしてきて、そのまま翌日までしっぱなしでしたが楽で良かったです。

一応Tシャツだけ着替え、首に巻いていた冷感タオルもフックにひっかけて乾燥。雨で濡れたりもしましたからね。

小屋の中は寒くてまさかの持ってきた防寒着フル装備。全布団分はないものの希望者が使える毛布が棚の上にあり勝手にどうぞみたいな感じでした。キャンプ慣れのおかげでこの格好でそのまま就寝しちゃいました。

ヘトヘトであまり動きたくなかったのですが、持ってきたInsta360 ONE R 360度レンズをここでテスト撮影。初なのでぶっつけ本番でうまく撮れるか不安でした。

持ってきた麦茶1Lはここで完飲。富士山は気圧変化で水筒内気圧が上昇し水漏れが起きる場合があります。そうならないように伸縮性のあるウォーターバッグに少し余裕を持たせて入れるのがコツです。

体調管理のためヘルスバンドを持参。酸素飽和度を測定すると97%で良好。この時は...

19時なり消灯。窓から見える外はまだ明るいですけどね。

最悪の起床

朝4時起床です。問答無用で叩き起こされます。山頂の山小屋なのでこれでも遅いぐらいで御来光に合わせてです。まだ外は真っ暗ですけどね。

朝食はさばの味噌煮と柴漬けとご飯と味のりと赤だしの味噌汁。純和風です。ただこの時最悪でした。高山病です。起床前から頭痛が始まりこの時が最悪。酸素飽和度も一時90%を切ったため、緊急対処で自発呼吸をあら目にやって無理やり上げて回復待ちでした。

最悪の体調で朝食を詰め込もうとパッケージを開けていたのですが、割り箸の袋が開かずにやけくそでテーブルにドンとやったら指に爪楊枝が刺さり出血サービス。汚さないように慌てて措置をしていたら気づいた小屋のスタッフの方が絆創膏を貸してくれました。救急セットは持っていたのですがザックの奥で取れなかったんですよね。食事の後に倍返ししてお礼を伝えました。ほんとに助かりました。ありがとうございます。

頂上富士館ネット特典のハンドタオルを頂きました。ありがとうございます🙏意外と知られてないのか貰ってる方は私しかいませんでした。

酸素飽和度99%です。90%切った時の写真は吐き気で余裕なくて撮れませんでした。山小屋の方にお願いして郵便局が開く6時まで居させてもらうことにしました。

高山病が好転した5時ぐらい。朝食を無理やり胃に詰めたのも良かったのでしょう。Insta360 ONE R 360度レンズの撮影準備をする余裕も出てきました。

富士山憲章が掲げられていました。高山病で読む余裕が無かったので写真だけ撮らせてもらって後日にしました。静岡県山梨県の順は浅間大社の所在地に配慮してでしょうか。県境も定められていないので時々喧嘩になってますけどね(笑)

寝ていた寝室への扉は閉められました。トイレもこの奥にあるのですが使えなくなるので以後は外の公衆トイレになります。猫ちゃんがちょっと怖い😺

ここで一旦一区切り。次回は初動画撮影のお話です。お楽しみに!

【登山】富士山登山 2022 その3 まさかのハプニング!?

まさかのハプニング!?

天候悪化も一段落して気持ちよく登っていたのですが・・・

ここでまさかのトレッキングポール1本破損。急に力が抜けたので見たらあるはずのロープやパーツがありません。まだ2回しか使ってないのに壊れるのハヤッ。体も万全では無かったので手痛いダメージでした。

壊れた事に凹みながら山小屋に到着。捨てるわけにもいかないので、ここでザックに仕舞い1本体制にしました。これが後に新たな使い方を習得するキッカケになります。

吉田ルートは山小屋の宝庫。それで初心者向けという人も多いですが、私はどのルートで登っても一緒だと思います。リズムが違うので人によって合う合わないがあります。東京からのアクセスも良いので登山者が多く需要で山小屋も多い。それだけです。

雲もさらに減り下界が見えてきました。

8合目トモヱ館名物のあんぱんを購入。前回はコレを食べながら高級Mコーヒー(笑)飲んで山頂で御来光を見ました。今回はノープランで買ったのですが、宿泊した山小屋で出会ったファミリーのお子さんにプレゼント。富士宮ルートの方だったので珍しかったようです。

日中の登りは初で気温感が違いました。日が落ち始める16時前ぐらいから冷え込みが始まりました。深夜だと気温変化が少ないので8合目あたりで標高による冷え込みが始まり着込むのですが。

疲れては眺める雲海。Twitterのツイートで現在地報告用に撮ってただけですけどね📷

吉田ルートは東側なので日陰になるのも早いです。だから気温が下がり始めるのも早い。ルートによって気候変化も変わってくるのでノウハウも違ってくるような?

残雪がありました。富士山の天然水の素ですね。

9合目の迎久須志神社(むかえくすしじんじゃ)の鳥居です。祠もありますがボロボロです。

山頂まで200mの看板。吉田ルートは距離で示されるのですが標高のほうがわかりやすいかも?

山頂へ向かうラストストレート!もうちょっとです。
数年前にここからの落石が直撃し亡くなられた方がしましたが事件は未解決のまま。ご冥福をお祈りします🙏

久須志神社(くすしじんじゃ)の鳥居まできました。この時点で16時40分。山小屋チェックインが18時までなのでギリギリです。

山頂到着もゆっくりできず

無事富士山頂に到着。
毎度おなじみにブログ限定自撮り写真を載せちゃいます✌

富士山名物自販機。開山中のみ設置して終わると撤去する大掛かりな事をしています。だからいつも綺麗なのでしょう。

なんと!以前はあったダイドーMコーヒーがありません。かなり甘めで運動後の糖分補給に良かったんですけどね。残念。

宿泊予定の頂上富士館のチェックインが18時まで。11時スタートで16時40分山頂着。色々重なって想定より1時間遅れです。お鉢を半周回った向こう側でここから1時間。急がなきゃ。

ニコ生主富士山滑落事故の現場。ネット配信者が登るようになって無茶も目立つようになった矢先でした。自分も気をつけたいです。ご冥福をお祈りします🙏

プリンスルートで下山した時に登った宝永山が見えます。その先の海は相模湾。時間が押してて焦ってましたが、それでも景色を堪能する気持ちの余裕はあったので滑落に注意をしながら進みました。

はじめて登った時にコーヒー飲んだ東安河原(ひがしやすのかわら)。そこから山小屋が見えました。時間は17時10分。間に合いそうでホッとしました。

御殿場ルートの登山口。宝永山を経由するプリンスルートもここからになります。

銀明水。かつての貴重な水源です。

ここで一旦一区切り。次回は初の富士山山小屋泊のお話。お楽しみに!