2021年10月24日日曜日

【登山】北岳登山 その7 帰宅

帰るまでが登山🐸

21時過ぎに無事帰宅することができました。とりあえずシャワーを浴びて3日間着っぱなしだった服などを洗濯しノンアルコールビールで乾杯🍻
長旅お疲れ様でした。ネットを通じてお付き合い頂いた方々、現地でお世話になった方々、ほんとにありがとうございました。テント場では未熟さからご迷惑をかけてしまいほんとに申し訳ありませんでした。

翌日、足が筋肉痛でロボット状態の中、寝袋を広げて濡れ拭きで拭いて干しました。異常なし。

心配だったテントもチェックしながら濡れ拭きしたら、こちらはタオルが茶色になりました。現地にいたときから砂埃がすごかったですからね。心配したロープの自在金具や生地の破損はなし。最悪これでお役御免を覚悟していただけにしぶといやつだと思いました⛺

2度目の使用でザックが破損しました。生地は平気なのですが縫い目がホツレて穴が。枝に引っ掛けたのでその時だと思います。後日適当な縫い糸買ってきて修繕しようと思います。

悪夢のオーバーナイトはテントだけではありませんでした。まさかの腕時計が電池切れ。バックライト点灯ボタン押した途端に切れました。電池交換したら直りました。

登山前に急遽購入したフィリップス モバイルバッテリー 20000mAh DLP8720Cですが、約3日間で残量LED2つ残りました。非常時の予備と思うと良い結果でした。

お土産

広河原インフォメーションセンターで頂いたパンフレットです。
帰宅してから広げてみたら中身が充実していてビックリしました。

山々の紹介も書かれています。間ノ岳 農鳥岳、登ってみたいですね。

地図と山小屋。登山用はやはり国土地理院が使いやすいかも?

最後は北岳山荘で購入したお土産の手ぬぐいです。
北岳とキタダケソウが描かれています。

おまけ

IIJmio ギガプラン 2GBを契約しているのですが、北岳登山からの帰宅中に残量を見たらほぼ残っていました。登山中、通信速度がさっぱり出なくて高速通信をオフで使っていました。帰りの列車内でふと遅い事に気づいて思い出してONにしたときのスクショです。
Androidなので常時通信速度が見られるのですが、もしプランの低速モード以下しか通信速度が出ない環境ならオフで使われることをオススメします。通話は普通にできますしね。

続いてスマホアプリ ヤマレコの結果です。
1日目 広河原山荘→北岳山荘の登山タイムは7時間2分、休憩1時間40分、合計8時間42分でした。

2日目 北岳山荘→広河原インフォメーションの下山タイムは5時間11分、休憩2時間44分、合計7時間55分。
山頂や肩の小屋の食事。白根御池小屋の休憩が地味に長かったように思います。

歩くペースは1.1~1.2でほぼ標準とのことでした。遅いかと思ったんですけどね。ちなみに1が標準で少ないと早い人、多いと遅い人のようです。
ただ調べるとカラクリがあるようで、健脚が集まる山は早い傾向にあり、重装備が前提だと遅くなるようです。富士山は4時間半で登っていることを考えると重装備な登山は私は苦手なんだと思います。

というわけで、北岳登山のお話はこれで終わり。
最後にヤマレコで記録したGPSログからRelive動画を作ってみました。これほんと面白いですよね。 次はどこの山を登りましょ?お読み頂きありがとうございました。次回もお楽しみに!

2021年10月23日土曜日

【登山】北岳登山 その6 下山完了

広河原へ

10時30分に白根御池を出発。登ったときに見つけた沢で降りも持ってきた冷感タオルを濡らしてクールダウン。この時点の気温は26℃。山頂であれだけ寒さに凍えていたのが嘘のようです。

この時点で足はボロボロ。転ばないように踏ん張るのがやっとでした。GPS気象観測記録装置をチェックしたら電池切れに。ログを見ると白根御池小屋を出てすぐ止まったようです。帰りのバスが13時だと思いこんでいて、とにかくそれに間に合うかどうかが心配でした。

時間は12時30分過ぎ。バスの時間が迫っているものとばかり思っていて写真撮ってる場合じゃなかったのですが、スタート地点の道標をパシャリ📷
途中、仙人が住んでいそうな祠のような木に目が止まり、大丈夫だから落ち着いて下山しなさいと言われてる気がしました。

時間は12時40分。まだバスの発車時刻の勘違いに気づかず焦っていましたが、降りは動画専用カメラのスポーツモードで広河原の吊橋を撮影しました。帰宅後にチェックしましたがあまり変わらないような?

広河原インフォメーションセンターに戻ってきました。急いでいたので建物の脇道をそのまま歩いてきました。山梨交通の人がいたので聞いたらこれから乗車券を販売するとの事ですぐに購入。そこで知ったのが14時出発。祠の木の仙人はこれだったのかと思い出しました。

バス出発時刻まで乗り場そばの東屋で靴を脱いで休息。食べ残しのカレーパンと南アルプスの天然水を飲み干し、緊急用に持っていた飲むゼリーも完飲。帰りに備えてひたすら足を揉んで残りの体力を引き出してました。

14時発甲府駅行きのバスに無事乗車できました。色々ありましたが生きて戻ってこれたことがすべてでした。

ご褒美と帰宅

定刻通り16時に甲府駅に着きました。そして向かった先は甲州ほうとう 小作 甲府駅前店。山梨名物といったらコレですよね🍜

注文したのは1600円セット。かぼちゃほうとう 酢の物の小鉢 漬物の三点セットです。

単品でも1200円のほうとうですが具だくさんで食べごたえ抜群でした。酢の物も食感も甘みもちょうど良かったです。漬物はサッパリ目。山梨名物ワインで一杯いきたいところでしたが、疲労がやばくて帰りが心配だったので控えました。

16時51分始発の立川行きに乗ることが出来ました。往路と同じJR211系長野色です。

ふとモデルナアームの事を思い出して見たら綺麗に消えてました。登山開始直後の体力低下がもしかしたらコロナワクチン副反応の影響かと思ったのですが、むしろ良くなっててあらぬ疑いをかけてしまったようでした。ゴメンナサイ。

往路では甲府駅一歩手前で踏切の非常ボタンが押されて運転見合わせに遭遇したのですが、復路もまさかの同じ状況になって相模湖で一時停車。すぐに発車したものの遅れが発生しました。

20時過ぎに大宮駅に到着。なんだかんだで定刻通りの到着でした。

ここで一旦一区切り。次回は最終話 帰宅のお話です。お楽しみに!

2021年10月22日金曜日

【登山】北岳登山 その5 北岳登頂達成

北岳登頂達成🙌

開けた場所に出ました。山頂標の写真はよく見るのですが全体の写真って見かけなかったのでどんなところか不安半分でした。

縦長の棒状のは山梨県が設置したものでしょうか?山梨県百名山の標のようです。はじめて聞きました。

そしてこちらがよく見る北岳山頂の標。登頂達成です🙌
紆余曲折、ほんとここに至るまで苦難あって大変でした。準備段階からコロナ自粛を経て2年越しの成就でした。

そして地味に本物の山頂。三等 三角点です。こちらの名前は白根岳です。

毎度高齢・・・いや恒例のブログ限定自撮り掲載なのですが、ブサメンどうこう以前に顔色悪いのはお察しください。一杯一杯でした。
ほんとゴメンナサイ。

前後しますが、山頂票とのツーショット。太陽光当たる分まだマシかも?でもやっぱりヘチャムクレなブサメンオッサンです。自撮り棒使ったのですが見事に影が写り込んでます。

お地蔵様と朝日と富士山
手を合わせたくあります🙏

毎度恒例山頂で食事。今回はヤマザキ カレーパン。最近売って無くてやっと買った1つです。
ただ寒さに負けて半分食べて終わりました。当時の気温をログで調べると8℃でした。寒いわけです。

甲府盆地は雲がかかっていて残念ながら街並みまでは見えませんでした。田舎もお墓もあるので見えたらいいなぐらいには思っていたのですが。

北のほうを見ると遠く彼方に北アルプスっぽいのが見えました。いつか行ってみたいですね。

八ヶ岳が見えました。いつかあそこも登ってみたいです。

北岳肩の小屋

時間は朝7時。北岳山頂から下山開始。ふと振り返ると北岳山荘が見えました。次来る時はゆっくりしたいと思います。私自身のスキルをもっと上げてそう出来るように。

次の目的地の北岳肩の小屋が見えました。近そうに見えても遠いんですよね。

下ってすぐの開けた場所に道標がありました。山頂と肩の小屋はわかるとしてもう一方は?

少し先に両俣小屋の道標がありました。中白根沢ノ頭へ向かう分岐点です。

朝7時30分。山頂から30分で北岳肩の小屋に到着しました。歩いた感じではこちらからのほうが難易度も危険性も低く感じました。それでも中級者向けの山ですけどね。

バタバタして食べられなかった朝食をここで頂きました。日清食品 カップヌードル 鶏白湯 ぶっこみ飯をカップの中身だけ袋に入れて省スペース化して持ってきました。はじめての作り方でうまく出来るかドキドキ。

ことこと煮ること5分ぐらいでしょうか。美味しく出来上がりました。まさかの晴天で富士山眺めながら頂けるとは思いもよらず、日なたで気温も15℃と山頂とは比べられない快適モーニングでした。

終わった後は洗浄も兼ねてお湯を沸かしてコーヒーをいただきました。水は北岳山荘で昨晩汲んでおいた南アルプスの天然水。もう何もかもが美味しいことずくめで、今回の登山で一番の食事になりました。

出発しようと振り返ると中白根沢ノ頭が見えました。何の山だろ?と現地にいた時は名前がわからず気になったんですよね。

白根御池へ

朝8時に北岳肩の小屋を出発。20分ほど歩いて小太郎山へ向かう分岐点まで下りてきました。気温17℃と暑くなってきたのでザックを下ろして着ていたスウェットパーカーを脱ぎました。

標高2800m付近ですがここからも富士山が見えました。こちらのルートのほうが富士山を眺められる時間が長そうです。

少し下ると大樺沢二俣へ向かう分岐点に到着。私は左の草すべりコースで下山します。

ここで事件発生。ヘリコプターの音が聞こえました。前日も飛び回っていたのですが、まさかの2日連続でした。

私が登った左俣コース付近でホバリングしてワイヤーが下がっていくのが見えました。

あっという間に吊り上げて飛んでいきました。帰宅後に調べたところ、転倒して頭から出血した登山者が救助されたとのことでした。有料記事だったので詳細は読めなかったのですが、ほんと気をつけたいです。

朝10時。白根御池まで降りてきました。途中から見えてはいたものの、やはりここも長い長い道のり。足も次第に疲労がたまりしんどくなっていました。

再び白根御池小屋にやってきました。今回はトイレチップを払ってお借りしました。南アルプスの天然水も補給。

持ってきて飲んでいなかったフリーズドライ 森永 甘酒を試しに袋のまま水を入れて戻して飲んでみました。今回の行動食はタンパク質ばかりだったのが大失敗で唯一の炭水化物がコレ。意外とすぐ戻っていけますね。少し回復しました。

ここで一旦一区切り。次回は下山完了のお話です。お楽しみに!