宝登山下り
今回は、宝登山山頂からの続きです。
バシッと整備された登山道からガラッと変わり、野上駅方面へ向かう道は本格的な山道でした。
今回から履き始めたトレッキングシューズ adidas TERREX SWIFT R MID GTXの効果は絶大で、下ると滑りやすい地面でもしっかりアウターソールの突起が食いついてくれてて、多少乱暴な歩行をしてもしっかり地面を捉えてくれます。
途中、分かれ道も出てきましたが、矢印の案内板のお陰で迷わず進めます。
歩いてるこのコースは長瀞アルプスハイキングコースです。
笹の生い茂った小道をひたすら歩いていきます。
自然を楽しみながらのトレッキングはとても楽しいです。
第1チェックポイント通過
第1チェックポイントの万福寺までやってきました。
ちょうど交差点手前に公衆トイレがあるので、ここでお借りして軽量化。
時間は午前9時30分、スタートから約2時間経過しました。
関門時間は午前11時。ここで野上駅方面へ向かえば7kmコース完歩となります。
延々続くアスファルトの道。
富士山や男体山で履いていたランニングシューズならすごく楽でも、底の硬いトレッキングシューズではまるで板の間を裸足で歩いているような感覚。
全行程の1/4を終えたあたりだというのに、この時点で足裏の痛みが出始めていました。
先が思いやられます。
もはや、街歩きの様相になってるアスファルトの普通の道路。
長瀞ゴルフクラブの看板のある交差点を右折し、まだまだ舗装路が続きます。
途中、畑に唐辛子が成っていたのでパシャリ📷
調味料として、いつもお世話になってる植物です。
とりあえずかけとけば、どんな料理もパンチが効いて美味しくなるんですよね😋
長い長い舗装路が終わり、自動車が通ってワダチになった道路に入っていきます。
案内板とスタッフの誘導があったので、迷わず山道に入っていけました。
途中4差路に出て、みんなどっち行けばよいかと悩んでいたのですが、良くよくみると正面の細い道に矢印の案内板が引っ掛けてあったので間違えずに済みました。
4差路の右を見ると、とても大きな砂防ダムがありました。
堤体の上に登って先を見てみたい気もしましたが、まだまだ先も長いし時間も気がかりなので先を急ぎます。
出牛峠へ向かう山道は、ビックリするぐらい栗が沢山落ちてました🌰
山歩きやめて栗拾いしたくなるぐらい沢山落ちてて、ビニール袋片手に沢山拾ってる方もいらっしゃいました。
砂防ダムがあるぐらいなので、こうして沢もあります。
石をひっくり返せばサワガニもいるのではないでしょうか🦀
素揚げにすれば、酒のつまみに最高ですよね🍶歯茎に刺さって痛いですが😅
ノンビリ自然を楽しむ余裕も、ここから一変します。
急な斜面が突如現れ、渋滞発生。
体力が続かず、途中休憩入る人も出てきます。
登り続けるコツは、自分のペースを守ること。もっと具体的な事を言えば、使っている筋肉に疲労感や痛みを感じない程度のペースを維持することです。
疲れては休み、痛みが出ては休みを続けていると、継続的に登り続けるより体力の消耗が激しくなりますし、休憩のための場所を見つけたり、そこへ移動する手間が積み重なって体力のロスになります。
出牛峠へ向かう急な山道の途中で、散弾銃の薬莢が落ちていました。
あとで調べると、ゴルフ場の向こうに埼玉県長瀞総合射撃場というのがあるらしいので、そこと何か関係あるのかもしれませんし、クマやイノシシといった危険動物の出没に伴うものかもしれません。
空薬莢自体は銃の部品として機能しないので、銃刀法の所持に該当しないようです。ですから、拾って持ってても問題なし。
でも、ゴミになるだけだし、余計な荷物になるので、写真だけにしときました。
急な斜面を登りきり、また出た舗装路。
歩いていると、長瀞町の看板が見えました。
あれ?いままでどこ歩いてたの?と不思議だったのですが、どうもこの辺は境界線が入り組んでて、街を出たり入ったり繰り返すようです。
ですから、こんな看板がこの後何度も出てきます。
秋の実り。本当に栗が沢山落ちてます🌰
栗拾いしたい気持ちをグッと抑え、せっせと先を急ぎます。
ホンジョーなのぉ😱
ここでまさかの本庄市の看板が出てきました。
もちろん、JR上越新幹線 本庄早稲田駅や、関越自動車道 本庄児玉インターチェンジがある本庄市です。
国道17号線沿いあの街並みイメージで、山奥本庄市は今回がはじめてだったので、ちょっとビックリしました。
峠道から時折見える風景がとても綺麗でした。
10月4日は十五夜お月さん中秋の名月🌕
ススキも穂を出し、ココで愛でたら綺麗だろうなぁと思いますが、夜登山は危険も一杯。
やはり、相応の場所で見るのが1番です😅
気がつけば糠掃峠を歩いてるようでした。
地図を見ても、具体的にどこからどこまでって区切りがよくわからず、ただ何となく舗装された一本道をポテポテ歩いてました。
先に見えるのは、たぶん長瀞の街だと思います。
長瀞八景の立て看板を見つけました。
長瀞っていうと岩畳が有名ですが、とても楽しいハイキング地です。
再び山道で不動山へ
長い長いアスファルトの舗装路も終わり、再び土の山道へ入ってきます。
本当にわかりにくい道で、カーブの所にちょこっと細い脇道があるだけ。
ココもスタッフの方が立たれ、看板とセットで誘導してくださってました。
木や草が生い茂る急な山道。
出牛峠へ向かう山道ほどでは無かったですが、長い長い登り道が続きます。
ん?これはもしかして三角点?
真新しい国土地理院の杭が立ってました。
周りを見渡しても、木々が生い茂ってるだけ。
もしかして?
今回のイベントで設置された、不動山山頂を示す札がありました。
それぐらい、ここが山頂とわかりにくい場所でした。
標高549.2m、ロングウォークちちぶ路最高地点です。
先着の方が荷物置いてて気が付かなかったのですが、SH浦和と書かれた不動山山頂を示す看板が切り株にかけられていました。
イベント以外では、コレと先ほどの三角点が山頂と唯一確認できるモノかもしれません。
今回は、宝登山👉不動山の道中で一旦区切ります。
ロングウォークちちぶ路全体のうち赤丸の所が不動山です。
結構進みましたが、まだまだ先は長い。
この時点で午前10時50分、スタートから3時間20分経過です。寄居駅の抽選会締切時刻午後4時30分まで残り5時間40分。
ここまで休憩まったくなし。足の裏も痛く本当に完歩できるのか不安がよぎっていました。
お読みいただきありがとうございました。
次回は不動山を下山しいきなりチェックポイント②から始まります。
その辺の話とかも、写真ナシの活字ですが書きたいと思います。
お楽しみに!