素朴な疑問
大人の事情でククサと名乗れない商品ではあるのですが、ややこしいので便宜上ククサって書いちゃいます。
さて、そんなククサを買ったのが2017年4月7日(金)の出来事。
スパイス Birch カップLという商品で中国製中国白樺素材の製品です。
私が普段よく使う持ち手付きカップを並べてみたのですが、こうして見るとククサとシェラカップの持ち手って普通のカップとはちょっと違いますよね?
これってどうやって持つのが使いやすいのでしょう?
そもそも普通のカップってどうやって持ってたっけ?
普段、カップの持ち方なんて意識してませんよね?
だからこそ、今回新たに購入したククサやシェラカップの独特の持ち手の形状に疑問を感じたわけなのですが、その前に私自身が普段どうやって持っているのかを見てみました。
穴に人差し指を通し、上を親指で抑えつつ、人差し指と中指で持ち手の下を挟み込んで3本の指でカップを安定させてます。
薬指と小指はフリーです。
シェラカップの持ち方
シェラカップの持ち手と一口にいっても色々な製品があるので、今回はオリジナルシェラカップに近く愛用してるユニフレームのシェラカップについて取り上げます。
一般的なカップと違い持ち手が横方向に長く、穴ではなくU字に丸めてあるのが特徴的です。
これを一般的なカップと同じように持つとカップ本体と持ってる手の位置の間に若干距離が出来ます。だから、このまま口元へ持っていくと違和感があります
この違和感をなくすために持ち手が短い製品もあるのですが、直火にかけたり杓子として使う用途もあるので、この形状が絶妙なバランスなのかもしれません。
その距離感を少し縮めた持ち方がこちら。
一見すると同じ持ち方に見えるのですが、U字の部分にひっかける指を中指にし、親指と人差し指で持ち手を包み込むようにして持ちます。
すると先程のカップと手の距離が縮まって違和感が減ります。
普通のカップでこの持ち方をすると逆に持ち手が短すぎて持ちづらいかと思います。持ち手の長いカップ特有の持ち方でしょう。 最後にこちら。
がっつり持ち手を握る持ち方です。これなら重たいモノをカップに乗せてもしっかり持ち上げる事ができます。
持ち手の長いククサの持ち方
ククサと一口にいっても、やはりこちらも形が色々あります。
私が買ったククサは、持ち手が長く杓子としても使えるものです。
普通のカップのように、2つある穴の上に人差し指を下に中指を通し、親指で上を押さえる持ち方。持ち手の短いククサだとこの持ち方が多いと思います。
ただこの持ち方、持ち手の長いククサだとテーブルから持ち上げる時に持ち手が邪魔ですんなり手が入りません。だから、少し浮かせて手を滑り込ませて持ち直すのでこぼす危険があります。
私が持ち方に疑問を感じたのはこのためだったりします。
ククサを傾けずにすんなり持ち手を握る持ち方で思いついたのがこの持ち方。
自転車のハンドルを握るように持ち手の長さを手で包み込むように上から乗せ、持ち手上穴に親指を通して持ちます。
見た目はなんとなく赤ちゃん持ちっぽい感じもするのですが、ナミナミに注いでいるときはこの持ち方をしている事が多いです。 見た目は自然なのですが、カップとしてより杓子として使うときの持ち方がコレ。
長い持ち手のハジから手のひらを当てて包み込むように持ち、人差し指を伸ばして穴に通す持ち方。
シェラカップの時のようにカップと手の位置が遠くなるので、口元に運んだときに違和感がありますね。
アウトドアで通用しないテーブルマナー
テーブルマナーには食器の持ち方も含まれていて、今回のククサの持ち方もテーブル食器として使おうとするとその1つになるでしょう。
ただ、テーブルマナーというのは使いやすい道具や環境が整っているからこそできる話で、アウトドアではそうはいきません。
私が今回選んだスパイス Birch カップLは、ククサの中でも持ち手が長いのが特徴で、カップとしてだけでなく杓子として自然の水をすくったり、鍋からスープを取り分けたりする事まで想定されています。
ですから、テーブルマナーにおけるカップの持ち方で見たら、今回紹介した持ち方は当てはまらないものもあるかと思います。
アウトドアをインドアに持ち込んでももちろん使えるのですが、どうして相容れぬ部分が出てきてしまいます。
そういう部分を認識して、インドア・アウトドアの両方を楽しみたいですね。
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