2015年1月27日火曜日

酒粕の季節♪埼玉県杉戸町関口酒造さんから酒粕買ってきて甘酒とか粕汁とか

私が住んでる埼玉県には35の酒蔵がありいろいろな日本酒が作られています。
そんな日本酒の副産物として出てくるモノが

酒粕

数年前にテレビで美容健康に良い食品として取り上げられるや酒粕ブームが起きて一時期品薄気味になったのは記憶に残っているところ。
おかげでスーパーでも手軽に入手可能な食材となりましたが、酒粕ならなんでも同じか?っていうとそうでも無くていろいろ質の違いがあったります。
せっかく地元に酒蔵あるんだし、地元の味を知ろうということで!


埼玉県杉戸町 関口酒造株式会社
1822年(文政5年)江戸時代第11代将軍徳川家斉の時代から続く酒蔵です。
以前ランニングしていた時にたまたま前を通りかかったら「酒粕」の張り紙を見つけたので、今回はこちらにお邪魔させていただいて買う事にしました。


今回購入した酒粕は2kg。購入時はビニール袋に入っていました。
水分量は少なめで米のツブツブ感も残っています。手で丁寧にはがすとミルフィーユのように1枚1枚剥がすことができるので、用途に合わせていろいろな使い方が出来るでしょう。


さっそく調理。
酒粕100gを細かくチギリほぐして鍋に入れ、水800ccを入れて沸騰させます。
沸騰したらアクのようなモノが浮いてくるのでそこで火を弱めるか止めるかして沸騰のブクブク(煮沸)を抑え気味にして木ベラ等で丁寧にかき混ぜます。
するとそのアクのようなモノが消えるのでそこで一旦火を止めて終わり。
この時点ではまだ酒粕の中にアルコールが残っていますので、蓋を閉めずにそのまま冷ましつつしばらく放置。
その後再び火にかけ沸騰させたら料理のベースとなる酒粕水の完成。

この酒粕水から何が出来るかというと・・・


定番の酒粕の甘酒
レシピは先ほどの酒粕水に砂糖入れるだけ。私は200ccに対して小さじ1杯(5g)入れて飲んでます。
塩を入れたり生姜を入れたり、いろいろレシピがありますので自分好みの味を探してみてください。

そしてお次は・・・


鮭の粕汁
レシピは先ほどの酒粕水に適当なサイズにカットした大根を入れ煮ます。ある程度火が通ったら鮭の切り身を入れて火を通します。
ある程度火が通ったら味噌(今回は赤だし(八丁味噌+出汁)ですがなんでもOK)を溶かして水菜を投入。味を見て塩で加減したら出来上がり。
盛りつけたら薬味にネギを添えて。

この他にも粕汁鍋なんかもいいですね♪


酒粕は一見すると100g当たりカロリー227kcalと多そうに見えるのですが、理由は含まれてるアルコールのため。
アルコール1g当たり7kcalなのですが、それを料理の過程で飛ばしてしまえば170kcalになります。
米に含まれる炭水化物をアルコールにしたあとの残りが酒粕。だから、そのアルコールを料理で飛ばせばヘルシーな食材になるんです。
しかも、たんぱく質も15g含まれていて、コレは水煮大豆100gに匹敵。
脂質を比較してみると水煮大豆9gに対し酒粕1.5g。総カロリーはほぼ同じ。
酒粕のカロリーは炭水化物よりなので運動で燃焼させやすいカロリーとも言えます。


酒蔵で酒粕が販売されるのは、蔵開きをしてお酒を絞り出す11月頃から。販売が終わるのは遅いと7月前後ぐらいでしょうか。この時期も確定はしてなくて、お酒の醸造と作業次第になります。


今回は珍しく栄養価についても書きましたが、私事で現在減量に取り組んでる最中だったりします。
その事については追々書いていこうかなと思っています。

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