2020年7月3日金曜日

【登山】日光 鳴虫山へ行ってきました⛰️その3

ついに鳴虫山(なきむしやま)の山頂に着きました

登頂達成🙌

栃木県日光市 鳴虫山々頂に着きました。登頂達成です🙌
今回2度目のブログ限定自撮り写真です。
このマスク、弟にてんとう虫みたいって言われました🐞

ここまで飲まず食わずで一気に登ってきて時間もちょうどお昼の12時。昼食をとることにしました。
まずはヤマザキ 薄皮栗入りつぶあんぱんから。通常品に栗と沖縄黒糖が入った期間限定商品。
山で食べるアンパンもまた格別です。

お次はかねふく めんたいパーク限定 明太子入りソーセージinバー プロテイン グラノーラヨーグルト味
グラノーラにヨーグルトかけて食べたこと無いのですがこういう味なんでしょうね。なんとなく乳酸っぽい味でした。

前回に引き続き持ってきた明太子入り魚肉ソーセージですが、これがほんとに美味しくて登山食の定番にしたいぐらいです。
普通にその辺で売られてると良いのですが。

下山開始

食事中に雨がぱらつきすぐに止んだものの、また降られると困るので早々に下山する事にしました。
登山路へ向かうと目の前に階段があったと思われるボロボロの道が出現。先が思いやられます。

何本見たかわからない境界線の杭がこちらにもありました。
ある意味これを辿れば登山路として正解みたいな感じです。

合峰(がっぽう)に着きました。登頂達成?多分🤔
国土地理院の地図や道標では登山路は1本のみですが、右の尾根伝いに行くと銭沢(ぜにさわ)不動尊に出るそうです。
ただ道っぽいのは無く遭難の危険もありますから避けたほうが良さそうです。

憾満ヶ淵(かんまんがふち)方面の登山路は悪路でした。
こういう岩肌を登るところはまだ良いほうで、木の根で辛うじて保っていたような土の場所も流され削られてる場所があちこちにありました。そのためロープが設置されていたり新たな道が作られ始めていたりともうカオス。階段も木が腐って滑りやすかったり土留階段も山頂のように崩壊していたりと凄かったです。

独標(どっぴょう)に到着しました。一応登頂達成🙌
国土地理院の地図でも確かに山頂にあたる部分です。
ただ標識がボロボロで自立出来ず木に立てかけてあるような状態でした。

上りでも見かけた道標がありました。
含満ガ淵と書かれていますが憾満ヶ淵と同じ意味です。

写真だとわかりにくいのですがかなりの急斜面を下ってきました。
雨で木の根も滑りやすく土も流され削られての険しい道です。

土留階段は流され邪魔な人工物に変わり果てていました。固定するボルトの突起もむき出しになっているので気をつけないとスネを怪我する危険があります。
他の山でもこの手法で整備された登山路を良く見かけますがここまで崩壊が進んでいるのは初めて見ました。登山路整備の難しさを物語っています。

再び道標がありました。古いタイプですね。

木々の間から下界らしき風景が見えたのであともう少しみたいでした。

車両が走るれるような広い林道に出ました。
下りは一本道だったので迷わずにこれましたが、逆方向だと気をつけないと入る道間違えそうでした。

もう終わりかと思いきや、再び林道から登山路に入る道になりました。
単なる近道なだけな気がしますが。

やはり先ほどの林道と思われる道に当たりそのまま横切って進みます。
途中に水が流れた跡がありました。俗に言う水無川って奴でしょうか。大雨が降ったりしたときだけ川になるんでしょうね。
悪天候の時はこちら側は避けたほうが良さそうです。

水無川が終わったと思ったら再びそれらしき場所を横切りました。
これ、ほんとに知らないと迷子になって遭難する危険が非常に高い場所です。

車両が通れる林道に出ました。
振り返って撮影したのですが私が歩いてきたのは左側の小道です。
目印となる紐が結び付けられてますが登山慣れしてないとわからないですよね。地図にも乗ってない道だらけですし。

道標を見つけました。やはり倒れかけた古いタイプです。
ここに至る道中で脳裏に浮かんだのが日光フランス人女性行方不明事件。当時はこの辺も捜索対象でしたから迷子の可能性を疑って当然だと思いました。

鉄塔が遠くに見えました。
もうすぐ街かな?と思ったのですが・・・

まさかの水力発電所に到着しました⚡️
クルマでは何度も来ている場所ですがこちらのほうに来るのは初めて。
新たな発見だらけで楽しいです。

日光第一発電所の看板がありました。
中禅寺湖から流れる豊富な水を使い発電する施設です。
登山路は一応ここで終了です。

ここで一旦一区切り。次回もお楽しみに!

2020年7月2日木曜日

【登山】日光 鳴虫山へ行ってきました⛰️その2

栃木県日光市 鳴虫山(なきむしやま)の本格登山開始です。
・・・と思ったら初っ端からつまづきました。

登山口どこ?

ルンルン気分で道なりに歩いていくと突然フェンスが現れて行き止まりに。
引き返してみると看板が出ていて階段を登るルートが正解でした。
手前の地図に気を取られて見落としてたみたいです。

初っ端から急勾配でした。
事前に国土地理院の地図で確認していたので承知していたのですが、ほぼ全行程尾根伝いの登山路でそこに出るまでがきつかったりします。

登ってすぐの場所に神社の鳥居がありました。八坂神社のようです。

道中の安全祈願で参拝させていただいたのですが、街並みが見えるはずの方角は真っ白。
曇りの予報なので覚悟はしていましたが、ツンツン頭の髪の毛にも水滴が付くような高湿度だったので涼しくて快適なものの複雑な心境でした。

人が歩き雨で削られ切通のようになったのでしょうね。
古い登山道でよく見かける光景ですが、こういうところにも歴史の気配を感じます。

道標が出てきました。左側にも一応道っぽいのはあるのですが、ここから見た限りでは行き止まりっぽかったです。

さらに進むと左が鳴虫山、右が行き止まりの看板。消えかかっていて見づらかったですけどね。
左奥には真新しい先ほどと同じ道標があったので間違えにくいと思います。

木の根を階段代わりにする登山路なのですが崩れて悪路になってる場所も多かったです。
また滑りやすいので登山靴を過信せず一歩一歩確認しながら着実に進みました。

鳴虫山まで2.3kmの道標が出てきました。
普段のランニングトレーニングなら半分ぐらいの距離です。もちろん登山のような勾配はないのでこちらのほうがハードですが。

神ノ主山(こうのすやま)の道標が出てきました。
ここが山頂だと勘違いしたのですが、間違ってたら引き返すのも面倒だったのでここで予防線張って写真とかパシャパシャ撮っちゃいました。

ここが本当の神ノ主山々頂でした。登頂達成🙌
毎度恒例ブログ限定の自撮り写真です。目が死んでますね😅

ベンチもありましたが雨露でぐっしょりで座れず。
景色も真っ白で何も見えず。
ただただ涼しいだけが救いでした。

本来の山頂場所である三角点も確認。大切な測量点なので大切にしましょう。
登山計画書ではここで30分休憩を予定していましたが、雨は降っていなかったものの湿度がすごくてじっとしているだけでグッショリ濡れそうだったので先を急ぐことにしました。喉の乾きもありませんでしたし。

鳴虫山々頂へ

山頂へ着けば下るのが常。標高842mより高い位置にある鳴虫山ですが、ここで一旦下ります。
国土地理院の地図の等高線が読めるとわかるのですが、無名の山の頂きが何箇所があってアップダウンを繰り返すルートになっています。標高や距離とは裏腹に結構ハードなコースです。

神ノ主山をすぎるとあちこちに境界線の杭が打ち込まれていました。
気になって仕方ないので片っ端から撮影していたのですが、多すぎて全部は掲載できなさそうです。

真っ白い霧に包まれた幻想的な尾根の登山路。
実際はそんなロマンチックなものではなく、とにかく虫が凄いし蜘蛛の巣もあちこちにありました🕸️
そこから推測するとこの日登っていたのは私ぐらいだったみたいです。

木のすぐとなりに打ち込まれた杭。境界線用とは異なる色だったので測量用でしょうか。
ルートから少し離れた場所にあって頂きのような場所でした。

これだけ湿度が高ければキノコも生えます🍄
あちこちにたくさん小さいのが顔を出していて、これらが木のセルロースを分解して土に還していきます。

道標が出てきました。それにしてもココの山は容赦なく木に打ち付けてますね。
こういう車両重機が入れない登山路の整備は部材運ぶのも四苦八苦ですから、いかに最小のそれで効率よく整備してくかなのでしょう。遭難事故で捜索するのも大変ですし。

コケ苔した杭がありました。年代物でしょうかね?

今度は金属棒の杭がありました。
なんか、この辺は目印の杭だらけですね。

ふと気がつくと回りの霧が晴れていました。どうも雲の上に出たみたいです。
湿度が急に下がりカラッとしているものの涼しくて心地よかったです。
山の天気は変わりやすいと良くいいますが、こういう良い意味での変化もあるので天気予報悪くてもまんざらでもないです。

人はなぜ石を積みたがるのか?
そこが高くなってるから?かどうかはわかりませんが、「山」と書かれたわかりやすい杭がありました。

その先の杭の上にも石積みが。
なんでしょうね?

木々の間から雲海が見えました。
やはり雲の上に出たみたいです。

突然道が細くなり、落ちたら死ぬなの絶壁になりました。
立派な木も生えてますしリュウノヒゲのような草もたくさん生えてて綺麗な場所でした。

コアジサイが咲いていました。
日本固有種だそうです。紫陽花といえば花びらが一杯の花を連想しますがこういう小粒なのもそうなんですよね。

ここの山の岩はこんな感じです。
地質には詳しくないので種類まではわかりませんが、綺麗に割れ目が入っている特徴的な石だったので撮影しました。
確かこんな風なのを他の山でも見たことがあるような?

ここで一旦一区切り。次回もお楽しみに!