はじめてテント買いました
梅雨の季節ですが、アウトドアシーズンはすでに始まっていて、メーカー各社は新商品を発売し、それを販売するお店もにぎやかになってきました。
昨年の自作アルコールストーブから始まった私のアウトドア生活ですが、迷っていたテントをついに買っちゃいました。
3F UL GEAR Lan Shan 2
日本はおろか、海外でも聞き慣れないブランドで、Amazonで検索しても商品自体あまり出てこないと思います。
サイズ感を出すためキャプテンスタッグ アルミ ロールテーブルの上にテント一式を乗せたのですがいかに小さいかがわかるかと思います。
3F UL GEARってどこの会社?どこの国?
3F UL GEARは、リンク先からも想像付く通り中国企業です。
企業詳細はわからないのですが、HPの下の記載を見るに厦门三峰应兵户外用品有限公司という2014年設立のまだ新しい会社のようです。
今回買ったLan Shan 2というテントもまだサイトに掲載がなく、販売サイトで小売店が発信する情報のみ。
日本でもIT広告途上な企業が沢山ありますが、中国でも同じ事情なのではないか?と思われます。
3F UL GEAR Lan Shan 2は2017年春の新商品
購入したテント 3F UL GEAR Lan Shan 2は2017年に発売されたばかりの新商品で、小売店数軒の掲載時期や掲載画像を見ると5月の所が多い事から、それぐらいの時期に発売されたモノと思われます。
商品名のLan Shanは中国語で蓝山と書きます。蓝は青色、山は日本語と同じ山。つまりブルーマウンテン。
日本ではジャマイカのコーヒーブルーマウンテンが馴染み深いですが、オーストラリアのブルーマウンテンズにちなんで名付けられたようです。
商品名 Lan Shan 2の2は2人用の意味。1人用のLan Shan 1というのも同時発売になっています。
今回はLan Shan 2のみ取り上げます
テントスペック
テントスペックはこんな感じなのですが、Google先生に助けてもらって訳してみると下の表のような感じ。
ブランド | 三峰 | 総重量 | 1155g(インナーテント・アウターテント・ペグ・ロープ含む) |
品名 | Lan Shan 2 | アウターテント防水性能 | 5000mm |
インナーテントサイズ(cm) | 210x110 高さ120 | インナーテント底面防水性能 | 8000mm |
アウターテント素材 | 15Dシリコンコーティングナイロン生地 | スペース | 1室+2前室 |
インナーテント素材 | 20Dシリコンコーティングファブリック生地+20D高密度メッシュ | ||
インナーテント重量 | 447g | アウターテント重量 | 556g |
付属品 | インナーテントx1、アウターテントx1、ペグx8、ロープx2 |
スペックからもわかる通り一般的にウルトラライトテントと呼ばれる商品で、ハイキングや登山などの人が担いで持ち運ぶ事を考慮して軽量に作られたモノです。
テントの形はトレッキングポールテント型
主流テントは2層式自立型,テントですが、人生初テントならテント設営もしたことがない私が今回購入したのが
トレッキングポールテント
ハイキングや登山で持ち歩くトレッキングポールを活用して設営するテントです。
トレッキングポールテントにはいくつか種類があって、1層式テント、前室付き1層テント、そして今回購入した2層式テントです。
この2層式テントは、メーカーによってはアウターテントとインナーテントを別売にしています。というのも、このタイプのテントには使い方が2種類あって、アウターテントのみを立てて中はシートを敷くだけで使ったり、天気が良かったり雨を避けられるタープの下などではインナーテントのみ設営して使う事ができるからです。
今回購入したLan Shan 2は、アウターテントとインナーテントがセットになった商品です。もちろん別売品のように別々に使うこともできます。
また、トレッキングポールテントにはポールを1本使うタイプと2本使うタイプがあり、Lan Shanは1人用は1本、2人用の今回のモノは2本使います。
設営方法
アウターテントには内側に8箇所のインナーテントを括り付ける箇所があります。
まず最初にアウターテントを立て、その後中に入ってインナーテントを設置していきます。
まず、アウターテント4隅の自在ロープを伸ばし、設営する場所に広げてペグダウンします。
この時にピンと張らず少し余裕を持ってペグダウンし、後で自在で調整出来るようにします。
次に、トレッキングポール2本を120cm~125cm程度に伸ばし、それを黒い通気口の所の内側に持ち手を上にして差し込んで立ち上げます。
立ち上げたら黒い通気口から伸びるロープをペグダウンします。ここのペグには出入り口を引っ掛けて固定もするので、閉じた状態で出入り口下のロープも止めた状態でペグダウンすると位置がつかみやすいと思います。
とりあえずコレで完成なのですが、さらに室内空間をしっかり作るため、出入り口に対して側面からロープを張ってペグダウンします。
これでアウターテントが張り終わるので、後は中に入ってインナーテントを上からひっかけて行き、最後は一番下の四隅のゴムロープを最初にペグダウンした所へ引っ掛ければ完成です。
届いた商品
日本国内では売られていないので、海外に注文して国際郵便小包で届きました。
箱はなく、通関手続きのためのインボイスが外装ビニールの上から貼り付けられていました。
まんべんなく貼られたビニールテープを丁寧に取り、袋から引き抜くと中はエアーキャップで保護されていました。
エアーキャップのビニールテープを丁寧に取り、そこから引き抜くとやっと商品が出てきます。
Lan Shanは1人用と2人用があり、さらにホワイトとイエローの2色があります。
それを区別するため、蓝山白色双人(商品名・色・1/2人用)と商品バーコードが印刷された紙が貼られていました。
外装ビニールからテープを綺麗にはがして引き抜くとシリコンナイロン生地の袋に入った本体が出てきます。
中身はこれ1つだけで、商品スペックに書いた付属品一式がすべて入っています。
袋から出すと再び丸い黒い塊が出てきます。
1本のヒモで結んで固定してあるだけで、ロック金具みたいのは着いていませんでした。
ヒモをほどいて広げると、中からペグとロープが入ったシリコンナイロン生地の小さい袋が出てきます。
ロープは自在金具付きが2本と固定金具付きが2本付属しています。
自立型ではないので、ペグダウンやロープの固定が出来ない室内での設営は困難です。
そのため、とりあえず広げて商品チェックしてみた所、破損や縫製ミスはなく異常はなさそうでした。
また、通気口の部分に自在金具2個と出入り口を引っ掛けるフックが付いたロープが出入り口2箇所それぞれにすでに括り付けてありました。
このロープがちょっと謎で、通気口の金具は本来自在金具なので通気口側のロープに付いてる自在金具は本来不要だったりします。
写真左側はペグダウン側なのですが、こちらの自在金具はおそらく出入り口下のヒモを引っ掛ける金具がある関係で、その位置調整のために上の自在金具とは別に付けられているのかもしれません。
アウターテントをどかすと、下からインナーテントが出てきます。最初に袋から出した時に見えたのはコレの底の部分でした。
これにはアウターテントにひかっける必要なフックがすべて取り付けてあり、四隅のペグダウンした所へ止めるゴムと金具もすべて取り付け済みでした。
付属の2種4本のロープのうち、自在金具付きの赤いロープが付いていなかったのは出入り口側面の室内空間を広げ安定させるための最後のペグダウンロープで広げたついでに取り付けちゃいました。
予め練習していたもやい結びや自在結びをする必要もなく、金具にヒモ通して端っこ固結びするだけで終わっちゃいました。
そして固定金具付きロープ2本(定位绳)はどこに取り付けるものかわからず保留にしました。
わざわざこれだけ別に袋に入っていたので、通常の設営とは別の用途のロープかもしれません。
実際に設営してみて使う部分を探してみたいと思います。
販売サイトの掲載写真で確認できなかったモノなのですが、インナーテントの室内天井にライトなどをひっかけるフックがちゃんと付いていました。しかも2箇所ある出入口にそれぞれ1つずつ。
小物を入れる袋は写真で確認出来ていたのですが、天井のフックが無いと証明直置きしなくちゃならなくなるのでこれは嬉しかったです。
テント・シュラフ・マットがついに揃う
テント・シュラフ・マットの3つがそろったので並べてみました。
試しにザックに入れてみたのですが、テントは中に、マットは上や側面に固定できたのですが、シュラフだけが大きすぎて無理でした。
シュラフは冬用でおまけに化繊。テントより重いので担いで持ち歩くには実用的ではらいません。平地ではすでに気温20℃超えているので不要ですが、登山を考えると追々軽量で小さいシュラフの購入も考えなければならないかもしれません。
設営はまた後日
設営に必要なグラウンドシートがまだ手に入っておらず、適当なサイズのものが無かったのでネット通販サイトに注文し到着待ち。
室内灯も以前購入したヘッドライト ThruNite TH20を使い回すつもりでしたが、100円ショップダイソーでUSB電源で使える電球型LEDライトが108円で売られていて面白そうだったので2色買っていました。フックを確認したのは購入後だったのですが2つ付いているとは思ってなかったので両方にぶら下げて使ってみるのにちょうどよかったです。
人生はじめてのテントでキャンプ。すごく楽しみです。
後日、再びその模様をブログに書きたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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