食欲の秋にちなみ、チマタには誘惑があふれかえり、時々おぼれそうになっています。
減量第2期の食事でも毎朝決まって食べているのが
サラダ
一口にいっても様々なレシピがあるわけですが、私が食してるモノはレタスをベースとして生で食べるモノです。
そんなサラダなのですが、最近ちょっとした困った問題が起きています。
レタスの高騰
2011年の今頃にも台風15号の影響で高騰した事があった(日経新聞 レタスが異常な高値、長雨で野菜が高騰 記事参照)のですが、今回も似たような状況で高騰しています。
関東・東北豪雨
台風17号と台風18号の影響で大雨が降り、各地に甚大な被害をもたらした自然災害です。
私が住む埼玉県春日部市も例外ではなく、中心を流れる大落古利根川は増水。
降り始めは少し増水してるかな?という程度だった水位も
翌日にはテラスが冠水。雨が止み水かさが減ったあとは
泥が被ってこの有様。
写真の場所は古くからある街なのでこの程度で済みましたが、他の場所ではあちこちで浸水被害がありました。
このような自然災害だったので、野菜の産地も被害を受ける事は容易に想像がつきます。そして、生産量減と冠水による品質低下、病気を防ぐための農薬追加で生産コストが上がれば価格も高騰します。
その高騰の煽りを受けたのが普段食べているレタスだったわけですが、価格が上がった時にレタスの量を減らして代用で使っていた
水菜
これも高騰の煽りを受けて2倍に上昇。かさ増し食材として使えなくなりました。
さて困ったぞと思い、スーパーで買い物をしていてふと注目した食材が!
豆苗
グリンピース(えんどう豆)の種を発芽成長させた俗に言うスプラウトに属する野菜です。
以前は中華料理の高級食材だったそうですが、最近では生産量が増えて価格もこなれたようです。
そんな豆苗を早速買ってきて生を単独で試食をしてみたところ、ほのかにグリンピースの香りを感じる、ちょっと青臭さも感じる野菜でした。
そして、実際にサラダに使ってみたのがこれ
すぐに価格が下がり始めた水菜も加えているのでわかりにくいのですが、豆苗を加えたいつものサラダです。
中身は、レタス・水菜・豆苗・ニンジン・赤たまねぎ・鶏ササミのホーリーバジル炒め。それに玉ねぎドレッシングをかけています。
さて、ここまでなら単なる普通の食材なのでブログに書くほどでも無いのですが、ここからが本編です。
豆苗は根付きのまま販売されているのですが、当然根の先にはグリンピースの種がついてるわけです。ということは!!
栽培できちゃう!
俗にいう再生野菜という奴です♪
茎を切ったあと、残りの茎・根・種の塊をそのまま容器にボンと入れ、根が水に浸る程度に上からかけてやります。
サラダ用にしたかったので、衛生管理に気をつけるため毎日水換えをし、日が当たる窓際に置いて成長をひたすら待ちます。
栽培をはじめて3日目。
再びニョキニョキと生えてきました。生えてくる場所はカットした断面からではなく、根本の小さい葉の部分から脇芽として成長しはじめます。ですから、切り取る際はそこを残すように高めの位置でカットすると良さそうです。
栽培から4日目。
生え始めると成長がとにかく早い。あっという間にこれだけ伸びました。ビックリです。
栽培から5日目。
最初に買った豆苗がなくなったので新たにもう1つ買ってきました。
そこで、比較のために並べて撮影したところ、すでに数本が同じ丈に成長しており食べごろに。
放っておくともっと伸びるそうなのですが、生で食べたいので伸びすぎないこの程度でカットしてみる事に。
新しい豆苗も混ぜてサラダにしてみました。
この日のサラダは、レタス・水菜・豆苗・ニンジン・赤たまねぎ・ラディッシュ・カマボコ、そこに玉ねぎドレッシングをかけました。
災い転じて福となす♪
豆苗栽培、しばらく続きそうですね。
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