2017年8月6日日曜日

【日光二荒山神社 男体山登拝大祭で登山】大太刀刺さる山頂

鐘と大太刀

2017年8月1日午前3時に男体山山頂にたどり着きました。
残念ながら御来光は拝めませんでしたが、男体山の頂きに立つ事が出来ました。
到着時には真っ暗でわからなかった、登頂者が鳴らす鐘があったので記念に一発ゴンと鳴らさせていただきました。
良い響き♪
そして、遠くを見るとネットで見た大太刀が見えました。ただ、そこまでの道のりがさらに険しいという。

大太刀の刺さる頂きは非常に狭く、撮影待ちの間は下で待機。
ただ、記念撮影目当ての人が多く、ずーっと待っているといつまで経っても撮れないので、スキを見て一気に登り撮影し一気に降りました。
岩は大太刀の所で私の身長ぐらいの高さはあります。ですから、フリークライムでよじ登る感じ。
ネットではジャンプ撮影されてた方がいましたが、良く撮ったなぁと思うぐらい狭い足場でした。

大太刀の記念撮影を終えて少し先に進んでみました。
すると、国土地理院が設置した三角点を見つけました。測量の基準となる場所で、全国に設置したこの場所を線で結ぶと三角形になります。だから三角点らしいです。

先に進んでも無いんもなさそうだったので、再び戻り大太刀のところから山頂の様子を撮影しました。
奥に見える建物が山頂山小屋で、大きいほうが奥宮の授与所になっています。
そこで、奥宮の通常の御朱印と男体山登拝大祭の御朱印、登拝之証、男体山頂限定ピンバッチをいただきました。

登頂直後に看板だけ撮った霊峰 男体山頂の所で記念撮影。
日の出時刻後も、続々と登拝者が山頂にたどり着き、常に人が絶えませんでした。
使われてるアウトドアツールも色々見させていただけて楽しかったです。
夜通し登山でしたので、山頂でテント⛺張って熟睡されてる方もいらっしゃいました。外は賑やかだったのですが。

登頂時に後回しにしていたおみくじを引こうと奥宮へ行ったところ、ちょうど山伏の方々が祈祷されてました。
中宮祠でも見かけた光景でしたが、こうして神社のお宮でお経を唱える姿を間近で見るととても不思議な気分ですし、宗教に寛容で多様性ある文化が培われてきた原点はこういう部分にあるのかもしれません。
仏教徒である彼らの参拝儀礼も仏教作法の通りでした。私は神社の参拝儀礼に習って二礼二拍手一礼で参拝させて頂きました。

男体山(二荒山)の神である二荒山大神ふたらやまのおおかみ様の像を見つけました。
弥生時代の髪型からして、古い神だということがわかります。
手には鉾と剣を持ち、雲の上に立つ姿はまるで山頂の頂きに立った登山者のようにも見えます。
もちろん、様々な好条件が揃ってる現代登山と大昔じゃ難易度が格段に違いますけどね。

男体山の山頂でやりたかった事はホボすべて終わりました。
最後に中禅寺湖をパノラマで記念撮影し、今度はあそこまで降りなくてはなりません。

ポツポツ雨☔が降り始める中で厳しい下山開始

男体山は標高2486m。富士山五合目くらいの高さです。
森林限界と言われる2500mより低いので、ちょっと下がるとしっかり樹木が生い茂っています。
樹木があるって事は土があります。その土が水分を含むととても滑りやすくなるんです。
山頂でポツリ程度の雨は、下山途中で本降りに☔
私はまだ登山靴を持っておらず、この日もアディダス ピュアブースト ZGでした。
山頂付近の溶岩石主体の道は楽だったのですが、途中か始まる岩場は土混じりで、足を滑らせれば命取りになります。
だから、時間がかかってもいいから慎重に降りました。

夜間登拝中は真っ暗で撮影できなかった岩場の登山路です。
下山途中に振り返って1枚パシャリ📷
私もまわりの人も、よくこんな道登ってきたよなぁと何度も口にしていました。
明るい日中なら全体を見渡せ、そこから登るルートを選ぶ事も容易です。
それが夜登山となれば、照らされた範囲しか見えないのでさらに難易度が上がります。
だからこそ、ヘッドランプ選びはとても重要で、照射角の広い広範囲が常に見られるヘッドランプが重宝します。

中禅寺湖が綺麗に見える景色とは裏腹に、厳しい岩場の登山路が眼下に見下ろせる場所。
斜度も結構あって、私の経験だとスキー場の上級者コースかそれ以上に匹敵します。
この日は、金剛棒もトレッキングポールも持っていなかったので、登るときに穴の空いた軍手をはめ、岩に両手を起きながらポンポン降りてきました。

難所の岩場を下って四合目まで降りてきました。
ここでキュウリの漬物をいただき復活。豚汁も振る舞われていましたが、汗だくだったのでそちらは頂きませんでした。
一息ついた所で再び下山再開。長い長い舗装路がちょっとしたクールダウン区間になって丁度よかったです。

舗装路が三合目で終わり、雨☔で滑りやすい土と樹木の寝が立ちはだかる登山路になります。
岩場と違って手をついての確保が難しく、またここまで慎重に下山した関係で足にも結構きていました。
何とか、最後の階段のところまで降りてきて、夜登山中に気が付かなかったお堂と像の所で最後の休憩を取りました。

無事登山口まで戻ってこれました。
振り返って、安全に登拝出来た事に感謝の気持ちで一杯で拝礼しました。
普通の山とは違う、信仰としての山と、お祭りとしての登拝。
登山ではなく登拝、修行なんだと改めて実感しました。

登山口手前にある洗い場が行列になっていたので、側溝の所で軽くはらって降りてきたのですが、休憩中にこの後の宝物館の見学の事を思い出して、慌てて手水舎のお水を借りて清めました。
無事下山出来てホッとしたのもつかの間、大問題がここで発覚します。
下山中に降り続いた雨☔で、途中レインウェアの上着とザックカバーだけかけて下山したのですが、ふと見るとズボンがぐっしょり濡れてました。
さぁ困ったぞ😭

無事下山して日光二荒山神社 男体山登拝大祭の夜登山を無事終える事が出来ました。
しかし、家🏠に帰るまでが登山。ぐっしょり濡れたズボンを目の前に、この後どうしたものかと途方にくれてました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回は、濡れたズボンでどうしたか?という話を書きたいと思います。

【日光二荒山神社 男体山登拝大祭で登山】いざ登拝開始

ついに始まった夜間登山

2017年8月1日午前0時。ついに登拝(夜間登山)が開始されました。
約100人ごとにスタートし、私は最初の組でした。
それでも人が沢山いて、気がつけばあっという間に一合目。
夜で視界が制限される中、時々遠くを照らすと動物の目のようなのもキラリと見えたりもしました。

初めて登る山なので手探りの連続でした。
三合目を過ぎると一旦舗装路に出るのですが、そのあたりから人がまばらになってきます。
もうすぐ四合目というところでヘッドランプを消して空を見上げると、ビックリするような星空。天の川のようなのも見えました。
舗装路が終わるとそこが四合目。万が一に備えて待機する自衛隊や日赤の救護所。そして、事前情報には無かった飲み物の臨時売店。
ただ、この臨時の飲み物売店にはワケがある事を後で知ります。
そして、気がつけばあっという間に五合目。この時点で午前1時くらいでした。

富士山吉田ルートより厳しい岩場

夜なので周りがまったく見えず、おまけに写真もご覧の通り。だから枚数撮影できませんでした。
そんな中、五合目を過ぎたあたりからホボまっすぐに登る岩場の登山路に入っていきます。
岩1つ1つが大きく、登山路1本に登れるルートが何本もありました。人の後ろをついていけば考えずに登れる反面、自分にあったルートでない場合もあるので難しいところ。
四合目から五合目までの間にかなり人が減り、さらに五合目から八合目の岩場でさらに人が減ります。
男体山は日本百名山の1つですが、その中でも上位に入る上級者向けの山。さらに短期間だけ行われる夜間登拝が、その難易度をさらに上げます。
非常に険しい登山でした。

ついに山頂に到着

ついに山頂に到着しました。時間は午前3時。0時スタートなので約3時間の道のりでした。
富士山に続く2度目の夜間登山でしたが、無事登頂成功してホッとしました。
岩場のルート選びがとにかく難しく、立ち止まってヘッドランプで照らし、岩肌を細かく見て足をどうかけて登るかをひたすら考える登山でした。

途中、登山口で見かけた何度も登拝されてる山伏の方と合流し、一緒に登りながらお話を聞かせていただきました。その中で、途中で見かけた神社のホームページには無い飲み物の販売所の事について伺ったところ、お祭りという事で登拝の厳しさを知らずに軽装で登ってしまう方がいらっしゃるそうです。確かに、今回もショルダーバッグかそれに近い装備で登る方を見かけました。原則はホームページに書かれている通り、自分で必要な物は用意して担いで登る事らしく、あくまで臨時売店は要救護者を出さないための措置なんだとか。価格を見ても、運搬の手間のわりに商売っ気を感じないモノでしたからその通りなんだと思いました。
本当にたまたまだったのですが、山伏という本業の方とご一緒に登拝させていただけた事大変嬉しく、また知らない登山路の道筋を示してくださったりもして、とても助かりました。
ありがとうございました🙇

日光二荒山神社奥宮を参拝。すると、待機していた関係者の方から隣にある山小屋で有料のコーヒー☕販売がありますよとの事でした。

真っ暗で何もわからない山頂の姿

初めて登る山は右も左もわかりません。おまけに夜間登山で真っ暗ときています。
ヘッドランプの明かりを頼りに進んでみると開けた場所に出ました。
そして、霊峰 男体山頂の看板を見つけたのでとりあえず撮影。明るくなったらまた撮ろうかな?って思いました。

この日の日の出時間は午前4時40分ごろ。
天気予報もパッとしなかったので、御来光を拝む事は念頭にありませんでした。ただ、流れ的にみんな待ってるし、下山するにも厳しい岩場の事を考えれば、条件の良い明るいうちのほうが安全に下れます。
それで御来光待ちしたのは良いのですが、風が吹いてる上に汗だくのTシャツが体温を奪います。
持ってきたレインウェア上下を着て、さらに花火🎆見る時にと思って持ってきた敷物を足に巻いたのですが、それでも凍える寒さ。
持ってきたガスバーナーシェラカップを出し、白湯を沸かして飲みました。
それでも寒かったので、ちょっと早かったのですが持ってきた子供の頃からの大好物ヤマザキ カレーパン片手にコーヒーを淹れました☕。富士山の時と同じモノです。

そして今回は、富士山の時にとても飲みたかった甘酒も持ってきました。
フリーズドライのお湯にポンと入れて軽く混ぜるだけ。
今の季節だと、水色パッケージの冷やし甘酒が多いのですが、やはり普通の赤色パッケージの甘酒がサイコーです。

だんだん明るくなってきて、本来ならそろそろ御来光が見え始める時間。
しかし、雲☁が多くてやはりこの日は難しかったです。でも、甘酒はサイコー。

残念ながら御来光は拝めませんでしたが、甘酒すすって気分はサイコー。
お祭りの関係者の方が出てきて、御来光断念の判断がされたものの、それでも夜間登拝達成を祝って山頂のみんなで万歳三唱しました。
普通の登山にはない、お祭り参加者としての登拝者ならではの一体感で、感無量で私もみんなも笑顔で万歳🙌でした。

ということで、無事男体山登頂達成のところで今回は終わり。
ふと振り返ると、まさかのドローンの実機飛行を初めて見させていただきました。
プロモーションビデオ用の撮影なんだそうで、お願いして1枚撮らせていただきました。
他にも、新聞社の方が取材されてたりと注目度の高さが伺えました。

次は、明るくなって全体が見えてきた山頂のお話から書きたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。次回もお楽しみに!

2017年8月4日金曜日

【日光二荒山神社 男体山登拝大祭で登山】今年初花火🎆

今年初めての花火大会🎆

日光二荒山神社 男体山登拝大祭のホームページに奉納花火🎆という記載を見つけました。
詳しいタイムスケジュールが掲載されていなかったので、東武日光駅構内の観光案内所で伺ったところ、はやりそちらにも詳しい資料がなくわからないとのことでした。
ネットで過去に開催された時間を調べると午後9時からとありました。
日光二荒山神社中宮祠 登拝口開門の午前0時まで時間があり、何も無ければフリーパスで一旦日光駅に戻るBプランを用意し、一旦中禅寺湖に登る事にしました。

日光二荒山神社中宮祠へ直行

JR日光駅発の湯本温泉行き最終バスに乗り、いろは坂を登って日光二荒山神社中宮祠前のバス停に直行しました。
中禅寺湖畔の神社そばの通り沿いに屋台が見え始めたので、ここでBプランは消滅。
時間になるまでお祭り会場でノンビリ過ごすことにしました。
来る途中で見たユニック付きの山車が神社前に戻ってきていたので記念に1枚パシャリ📷

時間は午後7時。まだ時間がありましたら、登拝受付は可能との事で登拝料1000円を納めて一式の何かをいただきました。

まず1つ目は登拝の安全祈願のお守り。これが通行証代わりとなるので首から下げて登ります。
濡れても大丈夫なようにしっかりビニールで覆われていました。

2つ目は登拝之証。
上の角2箇所に半券が付いていたので受付で伺ったところ、中宮祠内の宝物館と駅を出てちょっと行った丁字路のところにある神橋がこれで拝観できるとの事でした。

そして最後の3つ目は、防水スマホケース。
かなりしっかりした作りの本格的なモノ。奉祝された品を登拝者に配布されていたようでした。
雨☔の予報も出ていましたし、多機能端末として便利な登山グッズの1つ。それを守ってくれるという意味でコレもお守りの1つでしょう。

受付を無事済ませ、神社を散策しました。
最初に目に入ってきたのがこの金剛棒。富士山登山の時に助けて頂いた杖です。

張り紙によると、男体山の金剛棒は八角形で持ちやすくなっているそうです。
また、男体山には様々な動物が住んでいるので、登拝中に出会う事もあります。そんな時に追い払ったりするのに使うそうです。
そして、帰宅後も玄関に置いてお守りとしたり、普段使いの杖として使っても良いのだとか。
神社で授与される品の中では、かなりの実用品に入るモノなんだなって思いました。

ハート❤が描かれた良縁成就絵馬がありました。
男体山は険しい山ゆえ、身の安全を考えて女性は登らないほうが良いという俗に言う女人禁制でした。
ただ、登らないまでも、フモトの中宮祠で山に拝礼するのは男女問わずOK。
屈強な男性が集まる場所がらゆえの、出会いのキッカケの場としてこういう絵馬があるのかもしれません。

授与所にあった百名山男体山ピンバッチ。
普段は4種類が授与されているみたいですが、男体山登拝大祭の期間中だけ山頂限定のピンバッチが授与されるとの事。
限定ピンバッチは予めネットで調べていたのですが、通常品は知りませんでした。

男体山登拝大祭の期間中だけ、山頂で授与される限定御朱印の見本が展示されていました。
山頂には日光二荒山神社奥宮があり、そこの御朱印は以前からあったそうです。
今回は特別に、150枚限定で和紙のみの御朱印が授与されるとの事でした。

お祭り会場へ

日光二荒山神社中宮祠から華厳の滝方面に少しいったところで深山踊りの会場がありました。
そこで、抽選券付きうちわが販売されていましたが、抽選が下山する8月1日(火)の夜との事。
寝ずの夜登山な上に臨時バスも運行されません。仕方ないので、うちわは諦めました。

振る舞い酒をいただきました。宇都宮酒造 四季桜
登山前に大丈夫かな?なんて心配は一切なく、普通に頂いて飲み干しました。クセが少ないスッキリした日本酒で、もちろんお米の味も違和感なく感じました。
日本では古来、何か行事がある毎に日本酒が景気づけの一杯として振る舞われます。
低炭水化物筋トレダイエット中で普段はお酒から離れていますが、先日のライブで飲んだウイスキー🥃以来の日本酒🍶。とても美味しかったです。

さらに、華厳の滝方面へ歩いていくと、来る時にバスの中から見た屋台が見えました。
定番屋台の他に、臼と杵で突いたお餅屋さんも出てきました。すごく食べたかったのですが、持ち歩いていた分もあったのでグッと堪えました。

そんな屋台の中にハンドスピナー屋さんがいました。
地元でも、あちこちで販売されているのでそれ自体は珍しくないのですが、ハンドスピナーが屋台販売されているのにビックリ。
噂では聞いていたのですが、まさかこのお祭りで見るとは思いもしませんでした。

一通り見終わったので、21時からはじまる花火🎆のため、場所取りも兼ねて腰をかけて仮眠タイム。
雨☔の予報が出ていましたが、幸いな事にお月様🌛も顔を出してくださって持ってくれそうでした。

そして始まった花火🎆

時間を追うごとに集まる人人人。
そして、開始の放送とともに打ち上げが始まりました。
神社入り口前の桟橋と、その真向かいの中禅寺湖に突き出してる部分から斜め上へ打ち上げる珍しいスタイル。
すぐ目の前だったので首疲れるかな?と思ったらちょうど視線の目の前だったので迫力満点でした。

花火が終わったら登拝開始まで待機

花火🎆が終わると、先程の深山踊りがしばらく続いていましたが、夜も更け人もだんだんまばらに。
そして、登拝開始の午前0時に近づくにつれて集まる登山者。
太鼓の演奏が始まり、終わると今度は神殿前で山伏の方の読経とほら貝による祈祷がはじまりました。

神社に仏教?という初めてみた光景にまたビックリだったのですが、修業の場として開山され、山を神として崇めた男体山の経緯から考えると不思議ではないんですよね。
神社全体も、これから修行へ向かう登拝者をねぎらうような何か和んだ雰囲気で、すごく居心地の良い空間でした。

読経を終えた山伏の方々が登拝口へ向かい開門。
100人単位ぐらいで入山していくのですが、私は最初の組だったのでその模様がよくわかりませんでした。

少しずつ、一歩ずつ。安全マージンを取りながら、他の人の押し合いへし合いを牽制しながら、門をくぐって夜間登拝スタートです!

ついに始まった日光二荒山 男体山登拝大祭
普通の登山とは違った、山岳信仰のイベントとしての登山・登拝。
次は登山の模様を書きたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。次回もお楽しみに!

2017年8月3日木曜日

【日光二荒山神社 男体山登拝大祭で登山】いざ日光へ

日光二荒山神社 男体山登拝大祭の夜間登山に参加しました

日光と言えば東照宮が有名ですが、日本百名山の1つである男体山を信仰する二荒山神社が日光の元祖です。
そんな男体山の登山口にあたる二荒山神社中宮祠で2017年7月31日(月)から男体山登拝大祭が開催されました。 2017年8月7日(月)までの1週間は毎日夜午前0時に登山口が開門されます。通常は午前6時に開門だそうです。
閉門時間の記載はないのですが、おそらく山頂職員が下山しながら登拝者(登山者)が残っていないか確認してからの閉門では無いかと思われます。

東武日光駅に到着したら雨☔0

地元春日部を出発したのが14時頃でした。
富士山登山でも背負ったロゴス サーマウント30に食料・雨具・救急ポーチ・水2L・食料・珈琲セット・着替え・タオル・ヘッドランプ・座布団・敷物・スマホ関連・財布を詰めて総重量7.5kgを背負って出発しました。

家を予定より早くでたため、乗り換えに次ぐ乗り換えで、結局当初予定の列車に新栃木駅で乗り換え。
快速運行が無くなって、地元で姿を見かけなくなった東武6050系に再開しました。

日光駅に差し掛かると、JR日光駅にTRAIN SUITE 四季島が停車していました。
後で知ったのですが、上野駅を起点とする臨時の寝台列車で、3泊4日の旅行行程のうち初日の日光に停車していたみたいです。
ちなみに、旅費は1室1人か2人かで変わりますが100万円前後。値段も凄ければ中身もすごい!もうビックリです!!

東武日光駅に17時前に到着。この時間に到着するように来たのにはワケがあり、時間もギリギリだったので写真撮影も早々に改札を出ました。

日光の店じまいは早い

登拝(登山)開始が夜の午前0時。臨時バスも初日の31日に限って21時~23時まで3便あったにも関わらず、早く現地入りした理由はコレ。

中禅寺湖温泉フリーパス 2000円

臨時バスが出るJR日光駅→中禅寺湖温泉のバス料金が1150円ですが、これを使うと300円ほどお得な上、エリア内なら何度乗り降りでき、有効期間2日間!
ただ、このフリーパスの販売窓口が東武日光駅で17時、JR日光駅みどりの窓口で18時までと閉まるのが早いのです。というのも、普段は中禅寺湖に向かう最終バスが18時台までなのでその関係だと思いますが、せめてイベント当日は特別に車内販売するなどの配慮してほしかったような。

無事バスのフリーパスを買えたところで、東武日光駅をパシャリ📷
ここまでは良かったのですが、その後のプランが何もありません。というのも、大半のお店が早いと17時、遅くても18時に閉まります。
観光案内所でダメ元で聞いたのですが、やはり下調べした情報と一緒で時間潰せそうなところはガスト 日光店魚民 東武日光駅前店ぐらい。

天気予報通りの雲行きで見事に雨☔。駅前の店じまい寸前のお土産屋さんを見ながら、帰りに買うお土産どうするかとか今後のプランとか考えながらプラプラ。

家を出る時、普段は食べない昼食を食べて出てきたのですが、ちょうど夕食時で小腹が空いてきたので持ってきた食料の中からイケ麺サンダーをモグモグ。
チョコ味主体でクランチが入ってるような感じで、とても軽いお菓子でした。

外も雨☔だし、ネットリサーチでちょっとわからない部分を現地リサーチしてみる事に。それがこのコインロッカー。
公式ページの構内マップである事はわかるのですが、具体的に料金やサイズがわかりませんでした。
料金は400円~900円。私のロゴス サーマウント30なら一番小さい400円のロッカーに入るサイズでした。

一番大きい900円は本当に大きくて、コロコロの付いてる大きい旅行かばんが入りそうなサイズでした。
その上には700円の小型のがあって、裏側にも700円のコインロッカーがずらり。コロコロ付き旅行かばんの小さいものなら入りそうでした。

万が一コインロッカーが一杯でも、駅構内に有人の手荷物預かり所があるみたいです。ただし、営業時間が午前9時~午後5時までなので本当に日中限定です。

JR日光駅は渋かった

ふと外を見ると雨がやんでいたので☁JR日光駅を見に行きました。
途中のお店にこの日登る日光二荒山神社 男体山登拝大祭のポスターが貼られていました。
ホームページに掲載されていたデザインといっしょでした。

さらにポテポテ歩くと、列車の車窓から見えたJR日光駅が見えてきました。
東武日光駅とは対象的な素朴な造りの駅舎です。

入り口も風格があって、木製の扉🚪が綺麗です。
ランプもモダンなら、看板もモダンでした。

2階はホワイトルーム。国鉄時代の一等旅客専用の待合室があったそうです。
キレイなシャンデリアで装飾された広々とした空間。まるでシャルウィーダンスしちゃいそうな空間でした。 この日は、何か出店があったみたいですがこちらも店じまいしていました。

駅舎を出てすぐ目の前に水飲み場がありました。
今でこそ蛇口をひねれば水が出てくる時代ですが、昔はこういう湧き水の水場が旅には貴重だったのでしょうね。
今でも登山の際の水確保は重大事なのですが。

JR日光駅前に午後11時までやってる温泉発見!

JR日光駅へ向かう途中で駅スパ! 天然温泉という目立つ看板を見つけました。
しかも料金は700円とリーズナブルです。

日光ステーションホテルクラシックの日帰り温泉施設のようで、ホテルの玄関口から少し行った先に駅スパ専用の入り口がありました。
帰りにもしかしたら温泉入るかも?と思っていたので、とりあえずチェックしときました。

とりあえず日光にやってきましたが、情報が無さすぎて事前調査でもさっぱりわからず、とりあえず現地に行ってみるかで始まった登山の旅。
次は、午前0時の登拝開始までどうしたのか?って話を書きたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。次回をお楽しみに!