2016年8月12日金曜日

初成分献血の検査結果が届きました

2016年8月8日に人生初めての成分献血をしてから数日経ちました。
体調異常もなく普段通りの生活が送れています。

今回も、郵送より早く4日で複数回献血クラブの献血記録のほうに血液検査結果が届きました。
その報告をしたいと思います。

すこぶる好調

今回も全項目で標準値の範囲内で異常なし

献血当初は肝機能を示すALTとγ-GTPの数字が悪くて気にしていたのですが、飲酒頻度を抑えた所たちまち改善しました。

成分献血の種類が血漿でしたが、血小板献血の条件である15万/μL以上という条件はクリア出来ているので、需給バランスの関係か初回成分献血が考慮された結果だったのかもしれません。
成分献血の条件によると、血小板献血は年間献血回数24回のうち2回分としてカウントするとあるのでそれだけ体に負担が大きい献血なのかもしれません。

血中たんぱく質を示すアルブミン関係の数値も好調でした。
肝臓で作られる物質なので肝機能を示す数値の1つで連動すると同時に、いろいろな物質を運搬する役割を担っているので病気や調子に関わる数字です。
暑い今の季節だと夏バテや熱中症に関わってくるので、重要な数字の1つです。

次回成分献血の予約完了

複数回献血クラブの成分献血予約ページで次回献血の予約をとりました。

成分献血は次回献血可能期間が短いのであっという間ですね。
おかげでお酒飲む余裕が無いのですが(笑)

体調を整えて献血してきたいと思います。

2016年8月10日水曜日

はじめての成分献血

今日もやってきました! akiba:F献血ルーム 今回で4回目の献血になるのですが、はじめて成分献血にチャレンジします!
成分献血予約
献血には大きくワケて2種類あります。
  • 全血献血
  • 成分献血
成分献血は、1度定量を採血して成分を分離して成分献血分のみ取り出して残りを体に戻す手間のかかる献血です。
その代わりに体への負担が少ないということで、全血献血よりも1年間の制限が低くなっています。

手間と時間がかかる成分献血は事前予約がオススメ。
予約なしでも受付してくれる場合があるのですが、その場合は予約枠の残りの部分に当日予約で入る事になるのですぐに献血手続きに入れるとは限りません。
今回、はじめての成分献血で遠方から来てるということで、確実に出来る事前予約を行いました。

予約方法は2種類あります。

1つはインターネットサイト複数回献血クラブで行う方法。
初回献血を行うと献血カードが貰えコンピュータ登録されます。
ご利用方法を参考に新規会員登録を行いログインすると右の画像のような会員ページになります。
そこに成分献血予約というボタンがあるので指示に従って予約したい施設と日付を選べば予約完了。
予約されたかどうかは会員登録時に記入したメールアドレス宛に確認メールが届くのでそれで確認できます。
登録したと思ってされてなかったウッカリミスやシステム不具合、予約日間違えを防ぐためにも必ず確認しましょう。

もう1つの予約方法は、献血ルームに直接電話をして予約してもらう方法。
献血ルームの電話番号を調べる方法は色々ありますが、先ほどの複数回献血クラブ献血施設一覧で確認できます。
秋葉原へ
現地に午前9時に到着。マクドナルド 秋葉原昭和通り店で持ってる機器の充電も兼ねて予約時間までポケモンGOでマッタリGO。熱いジム戦を繰り広げていました。
予約時間20分前にお店を出てakiba:F献血ルームへ向かいました。
途中雨がポツリポツリ。この日は台風5号が接近していて大気の状態も不安定。

晴れ男パワーで乗り切るぜ!
いざ献血
akiba:F献血ルームに到着し、カウンターの受付で成分予約してる事を伝えて受付。
専用端末での問診を行い、医師の直接問診。そして、献血前の血液検査。

ここで全血献血なら判断が出て終わるのですが、初回成分献血の場合は心電図の検査もあります。
昔のような冷たいジェルではなく、今は低周波治療器のような粘着パッドを使うのでヒヤッとしないで良かったです。


結果は献血OKでした。

低炭水化物ダイエットで血糖値が常に低いせいか、やたらとお腹空いてないか?と聞かれましたが、いつも通り朝食はしっかり摂ってますので問題なし。
献血後の当日の運動も控えるように言われるので、前日に筋トレ済ませちゃいましたしね♪
採血タイム
手渡された無線呼び出し器が鳴り、奥の円形の成分献血用採血室へ。
看護師の指示に従って採血準備を行っていきます。
成分献血は、採血を3回、戻しを3回行うので、全血献血時は普通の止血バンドだったのですが、採血機が自動制御する圧迫ベルト(血圧計に付いてるのと同じベルト)が上腕に巻かれます。
この日も血液の出が悪いとの事で暖かい保温バッグを手渡されそれをニギニギ。
特にこれといった面白いテレビ番組もやってなかったので、電源切って採血中ずーっとニギニギしていたらあっという間に終わっちゃいました。
今回の戴き物
マスコットキャラ けんけつちゃんの絆創膏とマスクをいただけるとの事だったのですが、マスクは使う機会が無いので絆創膏だけ頂きました。
止血帯を取った時に傷口が塞がってなくて血が出ることが前回あったので、その時用にカバンに常備しておきたかったので助かりました。
プラレール
この日はプラレールが展示してありました。
展示第23弾「ぺたぞうでんしゃ王国」で、Twitterにその模様が掲載されていました。

プラレールって昔は列車の底にスイッチがついていて、折り返しレールの上を通過すると切り替わって戻ってくる仕掛け付きの車両があったのですが、今はそれが無いので両端に折り返し用のループが組まれてました。
スマホ乗せてポケモンGO自動孵化機に使いたい(笑)
成分献血はどっちで?
このブログを書くまで特に気にしてなかったのですが、今回の成分献血は2種類の血漿(けっしょう)と血小板あるうちのどちらでおこなわれたのか?
その答えは献血カードにありました。血漿献血でした。

成分献血の細かい話はあちこちで解説されてるのでそちらを参照なのですが、どの献血種別もそうですが必要以上に献血を求められる事はありません。だから「善意を押し付けちゃってるのでは?」という気後れする必要は一切ありません。
また、検査結果で献血NGと出てしまったり、需給バランスの関係で断られても、それは決して献血したいというその人の気持ちの善意にはかわりありません。
献血を実際にした人が優れていて、できなかった人が劣ってるわけではありません。

献血して社会貢献しようという気持ちが一番大切です。

もちろん、献血出可能な体の健康維持に努めて日々精進されてる方もいらっしゃると思うのでそれはとても素晴らしい事ですし、その結果として献血回数に応じた記念品も贈られるようです。
献血はノーリスクではないので、毎回リスク説明と同意書のサインを求められます。
気持ちは大切です。だけど、その人の健康を害してまでおこなう行為ではないので、献血制度や医療実態を深く考え込まないで良いと思います。

みんなの気持ちで助かる命も実際にあるわけですから。
アキバ→上野をお散歩
埼玉県民の私がなぜわざわざ秋葉原まで来て献血してるか?というのは特に深い意味はありません。
この日は、コンデンサとLED電球を探したのですが、希望のモノが見つからなくて断念。
そのままいつものように上野まで散歩しました。
不忍池は水質浄化のための蓮が咲き始めていましたね。綺麗でした。
最近ハヤリのポケモンGOの狩場スポットなので久々に訪れたのですがさすがですね。さくらが咲き乱れてました♪
上野動物園はおやすみ。
入口付近にあった小さいころから親しんでた売店は綺麗に無くなっていて寂しかったです。
元売店そばに接地されてるパンダポストは健在でした。
今でもスポットになっていて、撮影直前に2組ほどいました。
ここから投函するとパンダ消印が押されるので、わざわざココから送る人も多いです。
2020年東京オリンピック開催にちなんで、現在行われてるリオオリンピックにからめたイベント 東京2020ライブサイト in 2016が上野公園竹の台広場でやってました。入場無料
献血が終わったのが12時前。
最近は朝夜2回の食事ペースなのですが、この日は献血もしたしたまには外食でも思ってフラフラしていましたが暑くてバテバテ。
ふと上野マルイの気温計を見ると34℃。流れた汗もすぐに乾くようなうだる暑さの天気。
幸か不幸か台風5号接近中でも雨は降らなかったので気温はそのまま。
もう面倒くさくなってそのまま帰宅しました。
次回成分献血は22日以降
akiba:F献血ルームのサイトに書かれているのですが、献血キャンペーンは2つあります。
  • 成分1・2・3キャンペーン
  • 納涼献血祭り~夏のご予約イベント2016~
成分1・2・3キャンペーンは、成分献血を予約で平日に3回が条件。BE@RBRICKとのコラボで来年2017年3月31日まで。
納涼献血祭り~夏のご予約イベント2016~は、8月22日(月)~26日(金)に予約した人に何か景品くれる企画。

まだまだ暑い日が続くと思います。
健康管理に気をつけ、次回献血も万全な体調でおこないたいですね。

2016年8月9日火曜日

Raspberry Pi 2+RaspbianでOpen JTalk Ver.1.09をコンパイルしインストール

前回Raspberry Pi 2+Raspbianをお話できるようにしましたにて 、Open JTalk Ver.1.07をインストールしました。
しかし、この バージョンでは音量オプション -gが使えません。

そこで、今回は最新版であるOpen JTalk Ver.1.09をコンパイル・インストールして使えるようにしてみたいと思います。
hts_engine APIをコンパイル
Open JTalkhts_engine API を使っています。
Open JTalkコンパイルに先立って、まずコレをコンパイルします。
ディレクトリをホームに戻します。
$ cd
ソースコードをダウンロードします。
$ wget http://downloads.sourceforge.net/hts-engine/hts_engine_API-1.10.tar.gz
そして、これを解凍します。
$ tar zxvf hts_engine_API-1.10.tar.gz
解凍が終わったら解凍したディレクトリに移動します。
$ cd hts_engine_API-1.10
コンパイルのための設定ファイルを作ります。
$ ./configure
できたらコンパイルします。
$ make
完了すると/home/pi/hts_engine_API-1.10に実行日の日付で新たなファイルが 追加されたりします。
作業が完了したら、次の作業のためにcd⏎でホームディレクトリに戻しておいてください。
Open JTalk Ver.1.09をコンパイル
Open JTalkのサイトからVer.1.09のソースファイルをダウンロードします。
$ wget http://downloads.sourceforge.net/open-jtalk/open_jtalk-1.09.tar.gz
解凍します。
$ tar zxvf open_jtalk-1.09.tar.gz
解凍先 のディレクトリに移動します。
$ cd open_jtalk-1.09
コンパイルのための設定ファイルを作ります。
下記コマンドは改行せず1行で入力してください。
もし、長すぎて改行したい場合は\(バックスラッシュ)を区切る行末に入れるとできます。
$ ./configure --with-charset=UTF-8 --with-hts-engine-header-path=/home/pi/hts_engine_API-1.10/include --with-hts-engine-library-path=/home/pi/hts_engine_API-1.10/lib
できたらコンパイルします。
$ make
動くかどうか確認してみます。正常な場合はVer.1.09の確認が出来ます。
$ ./bin/open_jtalk
root権限でインストールします。
$ sudo make install
動くかどうか確認してみます。 パスが通っていれば下記コマンドのみで実行可能なはずです。
通ってない場合はフルパス/usr/local/bin/open_jtalkで実行してみてください。
正常な場合はVer.1.09の確認が出来ます。
$ open_jtalk
作業が完了したら、次の作業のためにcd⏎でホームディレクトリに戻しておいてください。
Open JTalk 辞書ファイルをコピーする
Ver.1.07の辞書ファイルをそのまま使う事も可能ですが、Ver.1.09の辞書ファイルは若干容量が増えているので何らかの追加がされてるようです。
そこで、最新の辞書ファイルをコピーします。
Open JTalkのサイトからVer.1.09の辞書ファイルをダウンロードします。
$ wget http://tenet.dl.sourceforge.net/project/open-jtalk/Dictionary/open_jtalk_dic-1.09/open_jtalk_dic_utf_8-1.09.tar.gz
解凍します。
$ tar zxvf open_jtalk_dic_utf_8-1.09.tar.gz
root権限でコピーします。
$ sudo cp -r open_jtalk_dic_utf_8-1.09 /var/lib/mecab/dic
前回Raspberry Pi 2+Raspbianをお話できるようにしましたにて作成したjsayを書き換えます。
$ nano jsay
修正箇所は下記の赤字の箇所の部分
#!/bin/bash
tempfile=`tempfile`
echo "$1" | open_jtalk -m /usr/share/hts-voice/mei/mei_normal.htsvoice -x /var/lib/mecab/dic/open_jtalk_dic_utf_8-1.09 -ow $tempfile
aplay -q $tempfile
rm $tempfile
CTRL+X→Yで保存終了。
実行出来るかどうか確認してみます。
$ jsay 本日は晴天なり
特段これといった変化はないのですが、動作確認 の意味でやってみてください。
音量を変えてみる
Ver1.09で追加された音量オプション -gを試してみます。
jsayスクリプトに オプションを追加します。
$ nano jsay
修正箇所は下記の赤字の箇所の部分
#!/bin/bash
tempfile=`tempfile`
echo "$1" | open_jtalk -g $2 -m /usr/share/hts-voice/mei/mei_normal.htsvoice -x /var/lib/mecab/dic/open_jtalk_dic_utf_8-1.09 -ow $tempfile
aplay -q $tempfile
rm $tempfile
CTRL+X→Yで保存終了。
音量が変わるかどうか確認してみます。
音量が小さくなっていれば 成功です。
$ jsay 本日は晴天なり -20
音量は+数字で音量が大きくなり、-数字で小さくなります。
オマケでマスターボリュームの 変え方
マスターボリュームの変え方は2種類あります。
視覚的に変更する場合はこのコマンドで出来ます。
矢印キー↑↓で上げ下げできます。
$ alsamixer
次に、コマンドラインのみで直接変える方法です。
%の所の数字を大きくすると音量も大きくなり、小さくすると音量も小さくなります。
$ amixer cset numid=1 90%
なお、現在の 音量を確認したい場合は、%の数字を書かずに実行すると valuesの数字で確認できます。
表示になるminとmaxは%指定では なく数字で指定した場合の有効範囲です。
最後に
Open JTalkをRaspberry Pi+Raspbianにインストールする方法を解説した記事は他にもあります。
今回あえて執筆した理由は、バージョンアップによって音声定義 ファイルが.htsvoiceに変更になり、やり方が変わったため最新の手順ということで書きました。
ネット上には古いタイプの音声定義ファイルも残っていてそのままでは使用できません。
もし試してみたい場合は、.htsvoiceに変換する必要があります。
その手順に ついては、既存の記事で対応出来るようなので探して みてください。

2016年8月5日金曜日

Raspberry Pi 2+Raspbianをお話できるようにしました

Raspberry Piの処理結果を得る方法は色々考えられます。
その中から今回は音声合成を使った音の出力をしたいと思います。
準備
今回はRaspberry Pi 2を使います。
Raspberry Pi 2は、音声出力の方法としてHDMIとステレオミニジャックの2種類あります。
スピーカー内蔵モニタならHDMIを、音声のみならステレオミニジャックにスピーカーを接続すると良いでしょう。

ステレオミニジャックを使う場合、出力レベル(音量)がとても低く、イヤホンを使ってやっと聞ける程度です。
大きい音を出したい場合は、相応のスピーカーとアンプが別途必要になります。
接続したのは、100円ショップで購入したモノラルスピーカーx2台でステレオ化したモノとヘッドホンアンプ FiiO E5です。
家にあったものを流用しただけなので、新たに購入されるならアンプ内蔵のモノが安く売られてるのでそちらのほうが良いでしょう。
音声合成ソフト Open JTalk Ver.1.07をインストール
OSは標準的なRaspbianを使っています。
Open JTalkは、入力された文字を元に音声ファイル(wavファイル)を作る音声合成ソフトです。
インストールするパッケージ3つ
  • open-jtalk(Open JTalk本体)
  • open-jtalk-mecab-naist-jdic(辞書)
  • hts-voice-nitech-jp-atr503-m001(音声データ)
コマンドラインから下記をコピペしてインストールします。
$ sudo apt-get install open-jtalk open-jtalk-mecab-naist-jdic hts-voice-nitech-jp-atr503-m001
試しに実行
コマンドラインから下記をコピペして実行します。
$ echo "本日は晴天なり" | open_jtalk -m /usr/share/hts-voice/nitech-jp-atr503-m001/nitech_jp_atr503_m001.htsvoice -x /var/lib/mecab/dic/open-jtalk/naist-jdic -ow test.wav
すると、実行した直下にtest.wavというファイルが出来ているはずです。
出来たファイルをパソコンで再生しても良いですし、Raspberry Piで再生する場合は下記のようにすると再生できます。
$ aplay test.wav
もし、再生した音量が小さい場合は調整してみてください。
$ amixer cset numid=1 100%
100%の部分を減らすと音量が下がり、増やすと音量が上がります。
視覚的に調整したい場合は下記コマンドでも出来ます
$ alsamixer
音声合成ファイル作成と再生をするシェルスクリプトを作る
コマンドラインで任意のテキストをお話させるシェルスクリプトを作ります。
スクリプト名はなんでも良いのですが、便宜上jsayとします。 エディタを起動します。
$ nano jsay
起動できたら下記のコードをコピペします。
#!/bin/bash
tempfile=`tempfile`
echo "$1" | open_jtalk -m /usr/share/hts-voice/nitech-jp-atr503-m001/nitech_jp_atr503_m001.htsvoice -x /var/lib/mecab/dic/open-jtalk/naist-jdic -ow $tempfile
aplay -q $tempfile
rm $tempfile
コピペできたら、CTRL+X→Yで保存終了。
出来たシェルスクリプトに実行パーミッションを付加します。
$ chmod +x jsay
できたら試しに実行してみます。
$ jsay 本日は晴天なり
もし、お話させる文字列にスペースが入っていたりする場合はダブルコーテーション(")で括ってあげれば渡す事が出来ます。
女性の声に変えてみる
今度は女性の声で喋らせてみたいと思います。
MMDAgentのmeiという ボイスデータを使わせていただきます

まず、MMDAgentのサイトからSourceForge上に掲載されてるzipファイルをダウンロードします。
$ wget http://tenet.dl.sourceforge.net/project/mmdagent/MMDAgent_Example/MMDAgent_Example-1.6/MMDAgent_Example-1.6.zip
ダウンロードが完了したら 解凍します。
$ unzip MMDAgent_Example-1.6.zip
解凍したディレクトリMMDAgent_Example-1.6直下にある/Voice/meiディレクトリをまるごとrootオーナー/usr/share/hts-voiceにコピーします。
$ sudo cp -r ./MMDAgent_Example-1.6/Voice/mei /usr/share/hts-voice
jsayシェルスクリプトの-mオプションを変更します。
$ nano jsay
修正箇所は下記の赤字の箇所の部分
#!/bin/bash
tempfile=`tempfile`
echo "$1" | open_jtalk -m /usr/share/hts-voice/mei/mei_normal.htsvoice -x /var/lib/mecab/dic/open-jtalk/naist-jdic -ow $tempfile
aplay -q $tempfile
rm $tempfile
CTRL+X→Yで保存終了。
なお、実行パーミッションは変わらないのでそのままで大丈夫です。
できたら再び 試してみます。
$ jsay 本日は晴天なり
女性の声に変わりましたか?
meiの音声ファイルは今回変更したmei_normal.htsvoiceの他に、mei_angry.htsvoicemei_bashful.htsvoicemei_happy.htsvoicemei_sad.htsvoice などが あります。
-mの箇所を適宜変更して 聴き比べてみると良いでしょう。
気圧温度湿度センサー BME280の取得情報を 報告 させてみる
以前このブログで紹介した気圧温度湿度センサー BOSCH BME280で記録している情報をOpen JTalkで報告させてみました。



やり方は、センサーから読み取った 数字を喋らせたい定型文に埋め込み、それをjsayを使って喋らせています。
この要領で色々な活用方法が出来るでしょう。
音声合成ソフト Open JTalk Ver.1.07の 音量調整の難点
今回インストールしたOpen JTalk Ver.1.07 は古いバージョンで、最新はVer.1.09です。
単に喋らせるならば Ver.1.07でも問題なく使用できます。
それに対し、最新版のVer1.09には音量が調整できる-gオプションが追加になっています。
このオプションがあると他のアプリとの音量バランスの調整が可能になるため、 例えばBGM を再生中に強調した発声をさせてお知らせするような事が可能になります。
ただ、Ver.1.09は今回の インストールで使ったaptにはパッケージ登録されていないため 、自前で必要なファイルを用意してコンパイルしインストールする必要があります。

次回は、この手順について 書きたいと思います。