2019年3月25日月曜日

埼玉県狭山市 智光山公園キャンプ場&ムーミンバレーパーク&天覧山へ行ってきました 
【その1】ムーミンバレーパーク

今シーズン2度目のキャンプ

2019年3月19日(火)、今シーズン2度目のキャンプへ行ってきました。
今回も寄り道しながらの旅🚲
まず最初はムーミンバレーパークへ行ったお話を書きます。

最初に訪れたのは埼玉県狭山市 智光山公園キャンプ場⛺。昨年に続き2度目です。
前回訪れた時にネット予約するための登録手続きをココでしたので、今回はそれを利用しました。
時間は9時過ぎ。この後の予定があったので先に立ち寄ってチェックインだけしました。

管理事務所で受付を済ませると利用許可証が発行されるので、それを持ってキャンプ場入り口の管理室へ行って見せてチェックイン完了。
この後の来場までの予定を念のため告げてキャンプ場を後にしました。

2019年3月16日(土)にオープンしたばかりの埼玉県飯能市 メッツァにあるムーミンバレーパークにやってきました。
場所は宮沢湖というダム湖の湖畔にあります。10年以上前にここにレジャー施設があったのですが営業終了し、そこに新たに建設されたのがこのテーマパークです。

今回はバイクで訪れたのですが、バイク駐車場は1日平日500円、土日祝日1000円の有料。
チェーンで前輪をロックするタイプの駐輪場でした。

園内の地図です。
宮沢湖をほぼ半周するので、ちょっとしたウォーキングになるかと思います。

宮沢湖は昭和16年に作られた灌漑用水(かんがいようすい)のためのダム湖で、見た目はロックフィルなのですが、土を盛って作られたアースフィルダムだそうです。
海外の同タイプのダムが建設中に決壊する事故のニュースも最近あったので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、こちらのダムは現在でも利用されていますので安全ですけどね。

スターバックス 飯能メッツァビレッジ店がありました。
店内を少し覗いたのですが、ナイトロコールドブリュを注ぐディスペンサーが見当たらなかったので、新店でも導入しない店舗もあるんだなぁと思いました。
案内板にはスターバックスの文字がないのですが、クラフトビブリオテックの所がここです。

スターバックスの横にコインロッカーもあります。
旅行などで荷物を持ち歩いてる時に便利かと思います。

ムーミンバレーパークの玄関 POUKAMA はじまりの入り江エリアに到着しました。
物語に登場するメインキャラのシルエットの壁画が展示されています。

入ってすぐの所にある案内所に当日券終了アトラクションの案内が掲示されていました。
事前ネット予約も出来るのですがそちらはすでに完売していて、現地の販売機で購入してくださいとの案内がホームページにあります
しかし、来場した11時前の段階ですでに完売してるので事実上購入は難しいみたいです。

ムーミン谷はこの世のどこにあるかわからない設定の世界。もしそれがあったら?がここなのですが、その絵が掲示されていました。
どこに何があるかの案内が無いのは、世界観のイメージ画だからかもしれませんね。

ここでまさかのTwitterバードを発見しました。
ムーミンバレーパーク最新情報のアカウントの告知ポスターですごくインパクトがありました。

水浴び小屋が湖の上に建てられていました。
湖面からだいぶ高い位置にあったのですが、ダム湖は時期によって水位が変化するので満水時を想定した高さかと思います。

しばらく歩くとアトラクションが集まってる場所にやってきました。
ムーミン屋敷がとにかく目立ちますね。

エンマの劇場で11時の回のステージがちょうど始まりました。
Twitterによると楽しいムーミン一家 ~春のはじまり~というステージのようです。

すごく楽しいショーでした。
日本で最初にアニメ放映された第1話 シルクハットのひみつが元ネタだと思うのですが、よくまとめられていたのと劇中の小道具が最新の乗り物で再現されてて興味をひかれました。

テーマパークのシンボル的存在のムーミン屋敷。
今回は中には入れませんでしたが、外からみるだけでも十分楽しめる建物です。
定期的に庭も開放されるので、玄関の所で記念撮影もできるようでした。

エンマの劇場とムーミン屋敷の間にあるコケムスにやってきました。
レストランの行列がありましたが、展示コーナーに入るには並ぶ必要は無いようでした。
まず最初にあるのがムーミンの作者トーベ・ヤンソンさんとキャラクタたちの石膏像と映像です。
2度の世界大戦を生き抜いた画家であり作家でもある彼女ですが、作品にもその影響があったそうです。
そういう時代背景を考えながら作品を見ると見方が違ってくるかもしれません。

スナフキンの焚き火。映像で再現されていました。
ステージのスナフキンが背負っていたザックは割りと小ぶりでしたが、作品の中でも持ち物に執着しない割り切った性格設定なので行き当たりばったりの臨機応変さが表現されているのかもしれません。

動体検知して映像に反映させる展示もありました。
映像の水の部分に足を踏み入れると波紋が広がります。

こちらはランタン。
つまみを回すと灯りが点きます。
キャンプに絡めてここに訪れましたが、アウトドアっぽさ満載でこの後似たような事をすると思うと楽しさ倍増でした。

館内は場所によって注意事項があって、最初は撮影OKっぽいのですがエリア毎にフラッシュNGだったり撮影禁止だったりします。
撮影禁止エリアは学芸員もいるので、もし不明な点があったら聞いてみるのも良いかもしれません。

1階から3階へエレベータで上がり、中央の円形の階段で下に降りていく順路になっているのですが、その階段の所にこのようなジオラマが展示されていました。
これまた凝った作りで動きもあったので見ていて面白かったです。

2階にはカフェがあり、外から見えたバルコニーでも飲食出来るようだったのでチョコレートカップケーキとカフェオレを注文しました。

ヨーグルトっぽいクリームにチョコレートのスポンジ生地。中には柑橘系ゼリーが入っていて美味しいカップケーキでした。
コーヒーもバランスの良いもので、ロケーションも良くてサイコーでした。

1階のお土産屋さんで買い物したのですが、ビニール袋ではなく紙袋でした。
マイクロプラスチック問題や環境に配慮した循環資源の活用の取り組みが行われているので、その一環なのかな?と思いました。

お土産屋さんにニョロニョロのランプが飾られてました。売り物ではないっぽかったのですが、電源はUSBなので多分LEDランプなのでしょう。
結構大きめで気になりました。

宮沢湖を空中横断するアトラクション 飛行おにのジップラインです。
来るときもギャーという悲鳴が聞こえてましたが、結構高い場所からワイヤーにかかった滑車にぶら下がって下るのでかなり怖いかもしれません。
こちらも総合案内所に掲示されていたように予約当日ともに販売終了でした。

通路のところどころにこういう展示物があって記念撮影スポットになってました。

灯台です。
各所にこのような売店があってそれぞれ異なる商品が販売されています。
気になったのはポップコーンで、調理済みのものが紙箱にパッケージングされているのですがフレーバーが違っていました。
全部で何種類あってどこに何があるかは現地でのお楽しみ。地図を貰って手書きで作ってみるのも面白いかもしれません。

宮沢湖のフチを歩いてムーミンバレーパークの端までやってきました。
そこにはスナフキンが居てテントが張られていました⛺
特に並びとかは無く、適宜順番に入れ替わって記念撮影してましたね。
私はというと、スキを見てパシャリ。テントが気になってるように見えました。

引き返して途中で見かけた階段を登ってみる事にしました。
ここまで徒歩で距離があるので、体力に自信の無い人には厳しいかもしれません。
適宜休憩を挟みながら、1日かけるつもりで時間に余裕をもって訪れたほうが良いかもしれません。

階段を登りきって最初に目に入ってきたのは、先程あったアトラクション 飛行おにのジップラインアドベンチャーのスタート地点でした。
下から見るのと上から見るのとでは高さの感覚が全然違います。しっかり安全装備は装着し専門スタッフの点検指導も受けますが、やはり悲鳴がムーミン谷に轟く(とどろく)のもわかるような気がしました。

山頂にはヘムレンさんの遊園地があるのですが、沢山の人たちが遊んでいたので写真は自粛。
すぐ隣にあった売店 ヘムレンさんのカートでニョロニョロの魚肉ソーセージ2種類を見つけたので、キャンプの晩酌のツマミに1本買いました。
ニョロロ~ン

ヘムレンさんと言えば学者キャラですが、学者と言えば黒板。
来場者が思い思いに落書き出来るコーナーがありました。

サイズ感がわかりにくいですが、良く見かける木製テーブルイスがあちこちにあったのですが、これ子供用の小さいサイズ。
初めて見かけました。可愛いですね。

おさびし山と山頂の天文台。
この日もBE-PAL様より頂いたBE-PAL×TERG by Helinox ターグデイパックにテント用に使うカーボントレッキングポールを挿して背負ってました。
傍から見るとなんで長い棒を持ち歩いてるのかわかりませんよね。私の気分は現代版スナフキンでしたが。

ツリーハウスがありました。
木々の間に吊橋がかけられ渡り歩けるようになっていました。
このあと山を下りましたが、順路と反対方向だったのか登ってくる人がほとんど。まさかの山登りで疲労困ぱいの方々は険しい表情でした。
ムーミン屋敷側は舗装路になっているので、ベビーカーでお越しの方はそちらから上り下りされたほうが良いと思います。少し遠回りになっちゃうのですが。

コケムスのある広場まで戻ってきました。
私がコーヒータイムしていたバルコニーは外からは見えないようになっています。
そのせいか、あることに気が付かない方も多そうな気がしました。

この日は雨は降っていませんでしたが、お土産なのかオリジナル ビニール傘を持ち歩いてる方を見かけました。
あちこちの売店で販売されていて、ココでは黒赤の2種類。この他に子供用の青い小さいものを他の売店で見かけました。
最近のビニール傘っておしゃれですよね。

丸太ベンチがところどころに置かれているのですが、ちょっとしたムーミンの物語が書かれています。
休憩しながら世界に触れるのも良いのではないでしょうか。

照明にも演出がありました。
ほとんどが右側の普通の物でしたが、1つだけランタン型のがあってキャラクターシルエットも。
どこにあるか探してみてください。

とてもお名残惜しかったのですが、ムーミンバレーパークをあとにしました。
ダム湖を利用した自然豊かな森の中のムーミン谷。とても楽しかったです。

メッツァビレッジを散策してみました。
最初に訪れたのは、カヌー工房 ソグベルク。
湖でカヌーを見かけたのですが、出処はココだったみたいです。
カヌーだけではなく、木工品全般があってすごく興味深い商品が沢山並んでました。

以前ブログでもご紹介した北欧フィンランドのククサです。
こんなに沢山並んでいる光景は初めて見ました。
親から子へ、一生食べ物に困らないようにと願いを込めて白樺のコブから削り出したウッドマグ ククサを贈る習慣から幸運のシンボルとされています。
日本でも早くから北海道を中心に作られはじめ、素材も入手困難な白樺のコブに限定せず木の特性を活かした様々なククサが作られています。

ククサは元々白樺のコブから削り出されたものなので原木が丸いのですが、他の木材から切り出す場合はこのような四角い状態から始まります。
斧や卓上糸鋸などで荒削りされ、少しずつ削りながら形を整えていきます。
持ち手の形も様々で、普通のマグカップのような物から杓子として使える長めのものまで。また首から下げていつでもコップとして使えるような小さなものまで様々です。
キットも販売されているようで値段表もありました。

広場には、横になれるイスが沢山置かれていました。
そういえばこの形、どこかで見たようなと思ったらおしぼりトレーですね。

大きい建物左側がレストラン棟、右側がマーケット棟です。
レストラン棟は店舗がいくつかあって各店頭に飲食スペースがあります。
食事はキャンプで行うので、今回は見学だけ。

マーケット棟に来ました。
1階は埼玉西部を中心としたお店、2階は北欧各国の商品が販売されていました。
ここへ来る道中で川越の街中を通ってくるので寄り道したくなるのですが、ここでも色々買えるので直行するのも悪くないなと思いました。

今回のお話はこれで終わり。次回は、天覧山登山のお話を書きます。
お楽しみに!