2020年6月10日水曜日

【登山】秩父鉄道フリーハイキング2020 破風山へ行ってきました⛰️ その1

コロナ自粛がついに破られる!

2020年初登山の日がついにやってきました!!
新型コロナウイルスの日本上陸によって自粛を余儀なくされて半年。やっと下火になってきたのでそろそろ大丈夫だろうということで行ってきました。
今回は秩父鉄道フリーハイキング2020 秩父名山(全6コース)から皆野アルプス 破風山に登ります。

準備から出発まで

5月下旬のとある日の買い物でそろそろ登山に行こうと準備をはじめました。
コロナの懸念でできるだけ手軽に補給できる行動食兼通常食としていつものシリアルバー inバープロテインを買ってきました。

多からず少なからずの支払いのしやすさで大好きな2千円札も小銭として用意したのですが、まさかの秩父鉄道の券売機が全て千円札のみ対応というのを現地で知りまったく役に立ちませんでした。

出発当日の朝の朝食は、普段通りの減量ロカボダイエットメニュー。
最悪寝坊したときや現地で危なかった時のためにヤマザキ 薄皮栗入りつぶあんぱんもザックに入れてあったのですが食べずにお持ち帰りしました🍞

受付9時だったので始発ではなくノンビリ出発。
服装はランニング時と同じ。以前使っていたLサイズのコンプレッションタイツを履きましたが減量が進んでブカブカでした。
ザックの中身は雨具、救急セット、麦茶1Lパック+300ml水筒、着替え込み温泉セット、行動食、モバイルバッテリー、充電器ケーブル類、座布団ウレタンマット、ティッシュ、ウェットティッシュ、ゴミ袋、緊急用ヘッドランプエマージェンシーシートです。コロナ対策で不織布マスクとスポーツマスクも持っていきました😷

この日の天気予報は曇りのち晴れで最高気温30℃。干物にになりそうです。
朝は濃霧注意報が出ていてモヤモヤしていました。

羽生駅に到着し秩父鉄道に乗り換えです。このときの時刻は6:50。
破風山は標高や標高差差や距離が高尾山にそっくりでそれほど時間もかからず体力も使わない山です。
・・・そのつもりだったのですが。

この日は平日金曜日。SL運行日なら秩父路遊々フリーきっぷが購入出来たのですが残念ながら2020年は運行日なしなので普通に切符を買いました。
土日なら買えるので出発直前まで悩んだのですが、天気予報が思わしくなく400円ケチって台無しにするのも嫌だったので行くことにしました。

列車の中で登山計画サイト コンパスで登山届を提出しモンベル野あそび保険の手続き完了。直前の予定変更に対応するためです。
北長瀞駅の先の橋から荒川が見られます。この辺も岩畳っぽいのが見えますね。

8:40頃に皆野駅に到着しました。
受付開始の9時前でしたがホームから受付しているテーブルが見えたので改札を出ました。

登山開始!

スタンプはコロナ対策でマップ押印で後日まとめてカードにとの事。
通常ではゴール時に貰える完歩記念品の缶バッチも先に頂きました。
今年からコースが変更になったのでスタッフに確認してる方もちらほらいました。

山奥だけど大浜通り?をポテポテ歩きます。車歩分離ではないのでクルマに気をつけながら歩きます。
飲食店はあるもののコンビニはなし。現地調達は避けたほうが良さそうです。

遠くに薄っすらと武甲山が見えました。2019年最後の登山があそこだったんですよね。
当時山頂から今回登る破風山を眺めていましたが、その時はまだ登る事は考えていませんでした。

荒川を渡る皆野橋までやってきました。
平野部の荒川とは景色も川幅も全然違っていて何度見ても新鮮です。

橋を渡り終え右折するとまたすぐ赤平川を渡る郷平橋になります。
荒川の支川でここで合流します。こういうのがたくさん集まって大きな荒川になっていくんですよね。

破風山々頂へ

高橋沢コースの登山口に到着しました。登りの入口です。

ベンチを覆うように梅の木があって実がなっていました。
落ちてる実を見て気がついたのですが梅酒作ってみたいですね🍶
不織布マスクのままだったのでスポーツマスクに付け替えていざ出発です😷

落ち葉に覆われたコンクリートの道が続いてました。

大きな岩肌が見えました。
通過した後に振り返って撮影したので、上りからだと左手に見えます。

右手はずーっと沢で谷間を進む登山路です。
これが後にハードな道になるのですが。

道端にヘビイチゴがなっていました。
昨年6月に高尾山を登った時も道端になっていたんですよね。
食べてみたい気もしますが先を急ぎます。

登山路に入って初めての道標に遭遇。
ただ右矢印の道は草が生い茂って入れる様子もないので迷うこと無く直進します。

倒れた木のようなものが頭上にあったのですが、ツルのような樹皮のようなのがねじれて面白かったので撮ってみました。

ワラビっぽいのが生えてました。Twitterではゼンマイかな?って書いたのですが、あとで調べたらワラビっぽいです。
山菜そばは大好きなのでよく食べます。

落ち葉や枝などで荒れてはいたものの、ここまでは一応コンクリートで整備された道でした。
ここから先が本当の土の道になります。
時間は9:30過ぎ。約1時間ほど経過しました。

ここから状況が一変しました。
沢にかかる倒木の数々。まだ新しそうだったので2019年にたびたび襲った台風の爪痕でしょうか。

橋があったような橋脚がありました。
飛び石で渡らせるために作ったように見えなかったんですよね。
やはり台風で流されたのでしょうか?

沢を越えてすぐ傾斜が急に厳しくなり国土地理院の地図で事前に確認していた谷底から尾根へ向かう難関コースが始まりました。
距離は短いものの傾斜がきつく平坦な場所も皆無で休憩出来ませんでした。

写真じゃ斜度が伝わりにくいのですが、水平に撮るとこんな感じ。目の前が斜面です。
岩肌を登るのと違い、ただひたすら傾斜のきつい坂道を登るのでほんとに足首への負担がきつかったです。

普段なら休憩を入れながら少しずつ登るのがですが傾斜がきつくて休めそうな場所なし。
トンネルになってて面白いなぁと撮影してますが、立ってるのもシンドイのでとにかく山頂目指して歩き続けました。

尾根へ

徐々に傾斜がゆるくなりついに開けた場所に出ました。
そしてお約束のクマ注意の看板。手作り感満載でした。

看板の上はまさに今風。SNSで最新情報を共有してくださいのお知らせでした。
計画段階で最新情報をネット上で集めてから決めるので、私もそのフィードバックとしてTwitterやこのブログに掲載しています。

通行量調査中のようでカウンターが設置されていました。
私も1回ポチッと押して通過。この時点で5000人越えてました。

まだ若い木が植えられていました。
植林にしては道なりに並んでいて違和感があったので奥を覗いてみると別の木が植わってました。垣根代わりに植えてだけのようです。

先へ進むとなぜか無人直売所を発見。
一瞬ここ山の上だよな?と考えてしまいました。
さきほど植わっていたのはどうもゆずだったようです。

今度は軽トラを発見。四苦八苦して登ってきたのになぜこんな場所に?とすごく不思議でした。
秩父は盆地で夏暑く冬寒いという地元の人も嘆く気候。山の上の栽培もその対策からかもしれません。

再び分かれ道。どっち行けばいいの?とまわりを探すと・・・

道標がありました。右折が正解のようです。

古い地図の看板がありました。先程の軽トラは直進方向からきたのでしょう。

桜ヶ谷コースの看板がありました。下山時のコースです。
山頂へ向かうので右折します。

地面に桑の実が落ちてました。
山葡萄?でもなんか違うよね?と思ってネットで調べたら思い出しました。

稜線っぽい道に出ました。右も左も斜面の道です。
風が吹き抜けてとても気持ちよかったです。

今回私が間違えた道です。看板では右が破風山、左が札立峠と書かれていたので字面通り右へ向かったのですが、マップを見ると巻道(迂回路)を進みその先から山頂へ向かうのが正解でした。

おかげで先に休憩所の東屋に出ちゃいました。
この日は登山者少なかったのが幸いでしたが、山頂へ向かう道は狭いのでイベントコースは一方通行としたのでしょう。

木々に覆われてわかりにくいのですが、どちらも急斜面で落ちたら死ぬなって細道でした。

登山の醍醐味は景色だけではなく野草観察もあります。
たまにこうした説明看板があるので写真に収めて後でゆっくり読ませていただいております。 アセビの花は咲いていませんでしたが、機会があったら見てみたいですね。

ここで一旦一区切り。次回は山頂からの話を書きたいと思います。
お楽しみに!

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