2017年7月14日金曜日

【富士山】いざ登山へ

どっぷり日も暮れ、いざ登山へ

富士スバルライン五合目の休憩所で、登山前のカーボローディングと装備の確認。そしてヘッドランプ ThruNite TH20の装備。
それら準備を済ませ、登山予定時間2017年7月9日20時になるのをじっと待っていました。
2017年7月10日の日の出時刻は4時30分頃。吉田ルートの登りにかかる目安時間は6時間10分。逆算すると22時10分にスタートすれば良いことになります。
ただ、はじめてということと、途中でバテて休憩したら取り返しがつかなくなるので余裕をとりました。

最も月夜に照らされるこの日を選びました

2017年7月9日は満月🌕です。そして、月の出18時46分、月の入4時44分。だから、夜通し登山してもそこそこ明るい日です。
天候も大切で、この日の天気予報は晴れ☀️
富士山登山には自分の力が必要ですが、天と地を見方に付ける事もとても登頂成功の鍵です。

登山予定時間2017年7月9日20時に富士スバルライン五合目の休憩所を出発しました。
綺麗な月を愛でながら、ヘッドランプの灯りを頼りに一歩一歩進みます。

富士吉田市の灯りも綺麗でした。人工的な明かりのある街とはまったく真逆の、自分のヘッドライトと月明かりのみが頼りの登山道。
明るくなった帰りに、どんな景色が広がるのか想像しながら、今はとにかく一歩一歩道なりに歩いていけばそのうち着くだろうという気持ちだけで進みました。

6合目安全指導センター到着。ここからが登山本番。

安全指導センターで吉田ルートの地図をいただき、さらに進むと吉田ルートに合流します。
Twitterでは書かなかった大事件がココで起きます。

ルート間違えた😱

ここは吉田ルートと須走ルートが合流する地点なのですが、地図上に存在しないもう1つのルートがあります。それは荷物運搬用登山路。
登り続けたものの、誰も来ないしヘッドランプの灯りも右側にある別のルートらしき所にちらほら見えるしで、何かおかしいと思っていました。
スマホのGoogle Mapsを頼りに復帰出来ないか道を探し出し、何とか本来の吉田ルートに戻ることができました。

夜でも押せた焼印

山小屋は21時頃には消灯すると聞いていたので、持ってきた金剛棒への押印は山頂で10日に開山する浅間大社のみのつもりでした。
最初に通った初の富士山山小屋 7合目花小屋で明かりが付いていて人もいたので伺った所、焼印を押していただけるとの事でした。
すべて押印すると良いお値段になるので迷ったのですが、そう何度も来られる場所ではないので腹をくくって押せる所はすべて押していただく事にしました。
何度か金剛棒の味のある色合い(古さ)について聞かれたのですが、コレは以前家族が富士山登山チャレンジしたものの途中リタイヤして持ち帰ってきて、その再チャレンジの意味を込めて使っていますと伝えるとみんな応援してくださいました。
行き交う人も年季の入った金剛棒をちらほら見られてました。

なお、ネットで事前確認していた焼印代とは違ってて、200~500円と山小屋によってバラツキがあります。また、同じ山小屋でも焼印が複数ある場合もあるので確認したほうが良いです。

8合目太子館で時間調整するも凍える寒さ

8合目太子館に22時過ぎに到着。スタートから2時間です。
7合目花小屋の方からもペースが早いと言われていて、金剛棒の代わりにコレどうだい?と極太の白樺の丸太を半分冗談半分本気で渡されそうに。安くしとくよ!と。タダじゃないのかよ!(笑)
登山ペースが早いとのご指摘を受けこのままでは早く着きすぎてしまう懸念と、登れば登るほど寒くなって時間潰しに向かないと思ったので、ココで調整する事にしました。

音楽を聞きながら、タダじっと時が経つのを待っていたのですが、風が吹きはじめ体も安静期に入ってしまい冷えてきました。
ここで上着を一旦脱ぎ、フリースモックネックTをTシャツの上に着て、その上から上着を着たもののまだ寒いので、さらにダウンジャケットを。
今度は下半身が冷えるのですが、防寒ズボンは荷物が入りきらずに家に置いてきてしまったため、最終手段のレインウェアのズボンを履きました。
それでも体が震えだしたので、エネルギーを補給するために食事をはじめました。
何気に買って持ってきたササミがとても美味しく、スパイスの刺激が体を温めてくれてとても良かったです。

富士スバルライン五合目では異変の無かったミヤタのヤングドーナツが8合目でパンパンに膨らんでました。
もう1つ持ってきたチョコ味のほうは膨らんでませんでした。同じドーナツでも差があるんだなぁと不思議な感じでした。
このドーナツもココで食べてカーボローディングしました。

午前0時に8合目太子館出発

寒さに耐えるのも限界を感じてきて、そろそろ体を動かして温めながらゆっくり登ろうということで、日付が変わった2017年7月10日午前0時8合目太子館を出発。
そして富士山ホテル第一に1時30分ごろ到着。高山病を気にして体調を見ながら、適宜ベルトのボトルを取り出して飲みながらエッチラオッチラ。
持ってきたパインアメも、ポッケから出して舐めてはガリガリ噛み砕いてしまってすぐに食べきってました😅

ずーっと岩場のルート探しで下ばかり見て這い上がって来たのですが、ふと空を見上げると綺麗な満月のお月さんが見えました。
一瞬山小屋のライトと見間違えるぐらいの明るいお月さんで、天から登山を応援してくれてるようにも感じました。
些細なトラブルはあったものの、ほんとに天も地も、そしてTwitterで夜中にも関わらず返信やいいねしてくださった方々も、私の富士山初登山を応援してくれてるなって実感しました。

残雪アメージング!
7月にまさか雪を見られるとは思ってもみませんでした。
雪だるまでも作っちゃおうかな?とか思ったりもしたのですが、おふざけして失敗したら台無しなので、自重して真剣に登りました。
それでも、独り言ブツブツ言いながら、ヒャッハーしてる変なオジサンでしたが(笑)

ついにゴールが見えてきた!

9合目迎久須志神社の祠らしき場所が見えたものの、その前に座り込んでる人がいて満員。私がそこに加わると登山道塞いで邪魔になりそうでしたし、相変わらずヒャッハー独り言で楽しんでるぐらい気力体力十分だったので、写真も撮らずひたすら登り続けました。
すると、今度は狛犬と立派な鳥居が絶壁に現れたので写真をパシャリ・・・だけど真っ暗だしピンぼけ😞
ここって、もしかして、もうすぐゴール?山頂??と暗がりでさっぱり現在位置わからないまま再び登り続けました。

ついに富士山山頂着いた!!

深夜で真っ暗な中、現在地もよくわからずただひたすら登り続けました。
狛犬のいた鳥居を抜け、人工的な階段を登り、何やら平地の場所に出て、暗がりのなかココどこだろう?とキョロキョリしながら半信半疑。

ふと小屋の前にあった石柱を見ると富士山頂浅間大社奥宮が見え、そこではじめて富士山登頂成功の実感を得ました。

時間は3時10分頃。2017年7月9日20時に富士スバルライン五合目を出発してから7時間後の事でした。
途中2時間の時間調整を入れたので実質5時間。さらに各山小屋の前で体が冷えない程度に数十分の時間調整入れながらだったので、それも差し引くと実質登山時間はもっと短かったと思います。
山小屋のサポート無しで必要なモノをすべてザックに詰め、重さ9kgを担いで初富士山登山。そして、通称弾丸登山と呼ばれる夜通し登り続ける登山スケジュールでした。

無事に富士山登頂達成できた所で、今回のお話は終わり。
富士山登山のお話はまだまだ続きます。これからが本番と言っても過言ではありません!
お読み頂きありがとうございました。また次回もお楽しみに!